手帳の便利グッズの選び方|留めバンド・ポケット・しおりの選び分け

FreeLife Design 運営者 ケイ

こんにちは。FreeLife Design、運営者の「ケイ」です。

手帳を使い始めると、留めるバンドやしおり、下敷きなど、手帳に足せる小物が気になってきますよね。

ただ、便利そうだからと少しずつ買い足していったら、手帳が分厚くなって閉じにくくなった、ということはありませんか。

売り場には似たような小物がたくさん並んでいるので、何から買えばいいのか分からなくなる気持ちもよく分かります。

先に結論をお伝えすると、手帳に足す小物は、メーカーの説明を並べてみると、閉じて留める、目印をつける、中に収納する、書く面を整える、の4つの目的に分かれます。

買う前にまず、手帳の本体とカバーに最初から付いているしおり・留め具・ポケット・下敷きを確かめて、足りない目的の分だけを選ぶのがおすすめです。

下敷きに定規としおりの役目が付いた物や、ペンホルダーを兼ねたベルトのように、1つで2〜3役をこなす小物もメーカーから出ています。

そこで、足りない目的を数えたら、兼用品で数を減らせないかも見てみる、というのがこの記事からの提案です。

留めバンドについては、表紙への付け方と、メーカーが書いている厚みの条件の2つを見ると選びやすいかなと思います。

この記事では、留めバンド・しおり・ふせん・下敷き・定規・貼るポケットを目的ごとに並べて、メーカー公式に書かれている寸法や注意書きをもとに選び方を整理します。

ペンを入れるバンドやペンホルダー、カバーそのものの選び方はそれぞれの詳しい記事に任せて、ここでは手帳に足す小物に絞ってお話ししますね。

この記事で理解できることは、次の4つです。

  • 手帳に足す小物を4つの目的で分ける考え方
  • 買い足す前に確かめたい、手帳とカバーの付属品
  • 留めバンドの付け方の違いと、メーカーが書いている厚みの条件
  • しおり・下敷き・定規・貼るポケットの選び方と、はがすときの注意
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手帳に足す小物は4つの目的に分かれる

閉じて留める、目印をつける、中に収納する、書く面を整えるの4つの目的と道具の例を並べたスライド
手帳に足す小物の4つの目的

手帳の便利グッズと一口に言っても、バンド、しおり、ふせん、下敷き、ポケットと、種類はかなり幅広いですよね。

1つずつ見ていくと、どれも便利そうに見えて、つい全部そろえたくなってしまうかもしれません。

そこで最初に、手帳メーカーや文具メーカーが自分たちの小物をどう分けて説明しているかを見てみます。

メーカーの分け方や商品の説明を並べると、小物の目的は大きく、閉じて留める、目印をつける、中に収納する、書く面を整える、の4つにまとまります。

目的が先に決まっていれば、売り場で似た商品が並んでいても、今の自分に要る物かどうかを判断しやすくなります。

目的を決めたら、次は手帳とカバーに最初から付いている物を数えて、付属品で足りない分だけを買い足す、という順番で考えるのがおすすめです。

この章では、4つの目的の中身と、付属品の確かめ方を順に見ていきます。

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閉じる・目印・収納・書く面の4つ

ほぼ日手帳の公式ストアでは、文具・雑貨の一覧が「ブックマーク・バンド」「収納アイテム」「下敷き」「定規・テンプレート」「クリップ」「ふせん」などの分類に分かれています。

しおりと留めバンドが同じ「ブックマーク・バンド」に入っているので、ほぼ日は目的ごとというより、手帳に付けて使う物という形でまとめている、と読めます。

ミドリの公式通販の手帳周辺アイテムのページでは、「スケジュールを管理する」「開きたいページをパッと開く」「手帳に機能をプラス」という見出しで小物を分けています。

「開きたいページをパッと開く」にはインデックスシールやブックマーカー、「手帳に機能をプラス」にはベルトシールやクリップバンドなどが並びます。

インデックスは、つまりページの端から少し出して見出しにする目印のことです。

NOLTY の TiO は、カバーの型を、バンドで留める「ベーシックタイプ」、しおり紐が使える「スピン付きタイプ」、マグネットで留める「フラップタイプ」の3つに分けています。

こうした分け方を合わせると、閉じて留めるのがゴムバンドやベルト、目印をつけるのがしおりやふせん、中に収納するのが貼るポケット、書く面を整えるのが下敷きや定規、と4つの目的で整理できます。

中でも留めバンドは、メーカーの説明を読むと、手帳が開かないように留めるための道具として紹介されています。

ほぼ日は weeks 用のブックバンドを「weeksがかばんの中などで開かないようにとめておけるブックバンドです」と説明しています。

ミドリもクリップバンドを「不用意に開いてしまうのを防止してくれるゴムバンド」と紹介しています。

反対に、書くときにページを開いたまま押さえておく道具もあります。

ソニックのカドノオモクリップは「ページを開いたままキープできる」ブッククリップで、使う場面として「参考書・料理本・手帳など」を挙げています。

これは留めバンドとは逆の目的の道具なので、この記事では4つの目的とは別の補足として扱いますね。

また、ほぼ日手帳のオリジナルの案内では、本体について「手でおさえなくても180度開き」と説明されています。

これはほぼ日の本体の説明なので、ほかのメーカーの手帳がどう開くかは、それぞれの商品の案内で確かめてください。

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先に手帳の付属品を数える

ほぼ日手帳カバー、weeks、HON、高橋書店、ジブン手帳 DIARY、トラベラーズノートのしおり・留め具・ポケット・下敷きの付属状況を年版つきで並べた表のスライド
買い足す前に確かめたい手帳の付属品

目的が分かったら、買う前に、今の手帳とカバーに最初から付いている物を数えておきましょう。

ほぼ日手帳のカバーには、公式の案内によると「三角形と四角形のチャームがついた、2本のしおり」が付いています。

ただし、カバーによってはしおりのかたちが異なる物もある、と添えられています。

同じカバーには、バタフライストッパーと呼ばれる留め具とポケットも付いています。

バタフライストッパーは、つまりカバーに付いた2つの輪に1本のペンを差し込んで、カバーが開かないように留める仕組みのことです。

ほかに、ゴムバンドの付いたバンドタイプのカバーも用意されています。

(出典:ほぼ日手帳「ほぼ日手帳のカバーのきほん。」)

ほぼ日の weeks は、2026年版の案内で、本体に2本のしおりが付いていると説明されています。

さらに2027年版の商品ページでは、裏面がシールになっていて好きな場所に貼れるクリアポケットが付いてくると案内されています。

高橋書店の2022年のコラムでは、しおりひもは商品によって2〜3本付いている物もあると紹介されています。

留め具では、「カバンの中でも開かない、ゴムバンド付き」と2025年版の商品ページで案内されている高橋書店のリングダイアリー スリムや、表紙を留めるゴムバンドが付いたトラベラーズノートがあります。

ここまでの付属品に、ほぼ日の HON やジブン手帳なども加えて、表にまとめておきます。

付属品は年版やモデルによって変わることがあるので、購入前にはメーカー公式の商品ページで確かめてください。

→ 横にスクロールできます

手帳・カバー しおり 留め具 ポケット 下敷き そのほか
ほぼ日手帳カバー(バタフライストッパー付き) 2本(カバーによってかたちが異なる物もある) バタフライストッパー(ペンを差して留める) あり — —
ほぼ日手帳カバー(バンドタイプ) — ゴムバンド — — —
ほぼ日 weeks(本体) 2本(2026年版の案内) — 貼れるクリアポケット(2027年版の案内) — —
ほぼ日 HON(本体) 2本(2026年版の案内・ペーパーシリーズとブラックギンガムは無し) — — 2026年版は付属・2027年版から別売り —
高橋書店の手帳 しおりひも(商品によっては2〜3本・2022年のコラム) — — — —
高橋書店 リングダイアリー スリム(2025年版の案内) — ゴムバンド — — —
ジブン手帳 DIARY 2027(コクヨ) — — カードや名刺のポケット・スリット セット内容に含まれない ペンホルダー付きクリアカバー
トラベラーズノート — 表紙を留めるゴムバンド — — ゴムの交換用キットあり

表の「—」は、この記事で調べたメーカーの案内では確かめられなかった項目で、付いていないという意味ではありません。

たとえば、月間ページと週間ページに1本ずつ挟めれば十分という人なら、しおりが2本付いた手帳にさらにしおりを買い足す必要はないかもしれません。

付属品で足りている目的は買い足さないと決めておくだけでも、小物の数はかなり絞れますよ。

反対に、しおりの本数が足りない、カバーに留め具がない、といった足りない目的が見えたら、そこが買い足す候補です。

ほぼ日の HON は、2026年版では方眼と目盛りの入った専用のクリア下敷きが付いてくると案内されていました。

2027年版の商品ページには、2027年版から下敷きは別売りになったと書かれています。

2027年版の HON で下敷きを使いたい場合は、別売りの下敷きを用意することになるので、注文するときに一緒に確かめておくと安心です。

ゴムバンドが最初から付いたノート型の手帳の一例として、ダイゴーの isshoni.ノートブック デイログを載せておきます。

ダイゴー isshoni.ノートブック デイログ B6スリム グリーン R1826
ダイゴー(DAIGO)
留め具を別に買い足さずに済む手帳を探している人へ。180×110mm・194ページの2.5mm方眼で、見開き1日・1冊で3か月分です。ゴムバンドが右下の1か所に最初から付いています
価格や在庫は変動するため、購入前に各ショップでご確認ください。

留めバンドは付け方と厚みで選ぶ

ここからは、この記事の中心になる留めバンドの選び方です。

手帳のバンド、ゴムバンド、ベルト、留め具と呼び方はいろいろありますが、メーカーの説明では主に、手帳が開かないように留めるための道具として紹介されています。

選ぶときに見たいのは、表紙への付け方と、メーカーが使いにくい条件として書いている手帳の厚みの2つです。

付け方には、ゴムひもをかける物、穴やバックルで長さを変える物、表紙にクリップで挟む物、表紙に貼る物などがあり、手帳の厚みや表紙の素材によって合う物が変わります。

厚みの条件は、商品ページの注意書きの欄に書かれているので、買う前に一度目を通しておきたいところです。

ペンも一緒に持ち歩けるバンドやペンケースは、このあと厚みの節で案内する別の記事に任せて、ここではペンを入れない留めバンドを中心に見ていきますね。

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付け方は5通りある

メーカーの商品を並べると、留めバンドの付け方は大きく5通りに分けられます。

1つ目は、ゴムひもを手帳にかけて、革の留め具で留めるタイプです。

ほぼ日とエムピウのリベットバンド laccio がこの形で、素材は牛革とゴムです。

サイズはMとLの2つで、メーカーはオリジナルと weeks にはM、カズンにはLが合うと案内しています。

2つ目は、バンドの穴で長さを調節するタイプです。

ほぼ日のブックバンド weeks サイズ用は、牛革とゴムでできた横20mmのバンドで、バンドをとめる穴が2つあります。

3つ目は、バックルで長さを調節するタイプです。

HIGHTIDE のアジャスタブルブックバンドにはアジャスター式のバックルが付いていて、メーカーは「ギュッと引っぱるだけで最適な長さに調節することができます」と説明しています。

アジャスターは、つまりバンドの長さを変えるための金具のことです。

4つ目は、表紙にクリップで挟んで固定するタイプです。

ミドリのクリップバンドは、ステンレスのクリップを表紙に挟んでゴムバンドで手帳を留める形で、A6用・B6用・A5用が用意されています。

5つ目は、表紙に貼るタイプです。

ミドリのベルトシールは表紙にシールで貼り付けるベルトで、マグネットで留める物と、スナップで留める物があります。

スナップの物は、商品ページにボタンが表紙側と書かれているので、ボタン留めの手帳にしたい人はこちらが候補になります。

マグネットの物の商品ページには直径13mm以下の筆記具に対応と書かれていて、メーカーはベルトシールを、ペンホルダーとベルトの機能がひとつになったアイテムとして紹介しています。

5通りの付け方を、メーカーの表記のままの寸法とあわせて表にまとめておきます。

→ 横にスクロールできます

付け方 製品(メーカー) 寸法・対応(メーカー表記) メーカーの案内・注意
ゴムひも+革の留め具 リベットバンド laccio(ほぼ日×エムピウ) M・Lの2サイズ(オリジナルとweeksはM、カズンはLと案内) 分厚くなってバタフライストッパーが使えなくなった人にもおすすめと案内
穴2つで長さを調節 ブックバンド weeksサイズ用(ほぼ日) 横20mm×長さ約220mm 手帳の厚みが変わったときも調整できる/色移りするおそれ
バックルで長さを調節 アジャスタブルブックバンド(HIGHTIDE) 縦170mm×横50mm×厚さ7mm 引っぱるだけで長さを調節できると案内
表紙にクリップで固定 クリップバンド(ミドリ・A6用/B6用/A5用) A6用:ゴムバンド 内径100mm×7mm幅、クリップ H20×W25×D4mm 厚さ4mm未満の手帳はゴムがとまらない場合がある/クリップの跡が残る場合がある
表紙に貼る ベルトシール マグネット/スナップ(ミドリ) 本体 H34×W125mm(マグネットの物は直径13mm以下の筆記具に対応と表記) 貼り直し不可/革製品に不向き/無理にはがすと傷めるおそれ/マグネットの物は磁気の注意あり

表の5通りのほかに、しおりと留め具を兼ねる道具もあります。

ほぼ日のページキーパーはページの目印になる道具ですが、メーカーは「かばんの中などで手帳が開かないようにとめておくこともできます」と説明しています。

ただし、セットできるのは「バタフライストッパー仕様」の手帳カバーか、weeks の本体と案内されています。

これからカバーを選ぶ段階なら、最初からゴムバンドや留め具の付いたカバーを選ぶ方法もあり、留め具の形式やポケットの数は手帳カバーをサイズと素材で選ぶ記事で詳しく比べています。

ベルトシールのようなペン付きのベルトではなく、ペンホルダーだけを後から足したい場合は、手帳のペンホルダーの種類をまとめた記事を参考にしてみてください。

表紙にクリップで留めるタイプなら、ミドリのクリップバンドは A6用・B6用・A5用に分かれているので、手帳の判型に合うものを選んでください。

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メーカーが書いている厚みの条件

クリップ式の厚さ4mm未満や表紙2mm以上の条件と、表紙に貼るタイプの貼り直し不可・革製品に不向き・磁気への注意をまとめたスライド
留めバンドを選ぶときの厚みと注意点

留めバンドを選ぶときに見落としやすいのが、メーカーが書いている厚みの条件です。

厚みの条件は、手帳が薄すぎる場合と、表紙が厚すぎる場合の両方で出てきます。

ミドリのクリップバンドの商品ページには、「厚さ4mm未満の手帳は、ゴムがしっかりとまらない場合」があると書かれています。

同じ注意書きには、「ゴムの力で手帳本体が曲がってしまう場合があります」とも続いています。

反対に、表紙が厚い手帳に向かない物もあります。

ミドリのペンホルダーバンドは、ゴムバンドの長さをアジャスターで調節できて、B6〜A5サイズに対応しています。

ただ、商品ページには「表紙の厚さが2mm以上の場合クリップが変形するおそれがあります」と書かれています。

ここでいう厚さは手帳全体ではなく表紙の厚さなので、表紙がしっかりした手帳に付けるときは気をつけたいところです。

手帳が厚くなったときに合わせやすい物もあります。

ほぼ日のブックバンド weeks サイズ用は、2つの穴について「手帳の厚みが変わったときも調整できます」と説明されています。

リベットバンド laccio は、メーカーが「手帳が分厚くなってしまい、バタフライストッパーが使えなくなった人にもおすすめです」と案内しています。

システム手帳なら、KNOX のゴムバンド付リフター(A5)のように、「システム手帳の表紙を縦に留めることができる」物もあります。

手帳の厚みの測り方や、ペンも一緒に留められるバンドの選び方は、手帳につけるペンケースを比べた記事でまとめているので、ここでは繰り返しませんね。

留めバンドは、色や見た目で選ぶ前に、商品ページの注意書きにある厚みの条件を先に見ておくのがおすすめです。

クリップ式のバンドには、手帳が薄いとゴムがしっかりとまらない場合や、表紙が厚いとクリップが変形するおそれがある、と書かれた製品があります。

条件の数値は製品ごとに違うので、今の手帳の厚さと表紙の厚さを確かめてから選んでください。

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貼るタイプと磁石の注意

表紙に貼るタイプはクリップで挟まない分、クリップの跡の心配はありませんが、貼る物ならではの注意があります。

ミドリのベルトシール マグネットの商品ページには、貼るときの注意書きがいくつも並んでいます(出典:ミドリ「ベルトシール マグネット」)。

まず、「貼り直しは出来ません」と書かれているので、貼る位置は一度で決めることになります。

次に、「特殊な加工がされている紙や、革製品には向いていません」とされています。

ザラザラした面や布などに貼った場合は、はがれてしまうことがあるとも書かれています。

そして、「無理にはがすと貼った物を傷めるおそれがあります」という注意もあります。

書き方は「おそれ」ですが、大切なカバーや表紙に貼る前には、一度立ち止まって考えておきたいところです。

マグネットの物の商品ページには、「マグネットを使用しているため、磁気製品、磁気カード、精密機器、時計などには近づけないようご注意ください」と書かれています。

同じシリーズのスナップの物の商品ページには、この磁気の注意書きは見当たりません。

クリップ式には、貼るタイプとは別の注意があります。

ミドリのクリップバンドには、「手帳の表紙にクリップを挟んだ跡が残る場合があります」と書かれています。

ほぼ日のブックバンド weeks サイズ用には、摩擦や密着、水濡れなどによって色移りするおそれがある、という注意書きがあります。

ゴムのバンドについては、伸びたり切れたりしたときの交換用のキットを出しているメーカーもあります。

トラベラーズカンパニーのリペアキットは、「ゴムが伸びてしまったり、切れてしまったときの修理やカスタマイズにご使用ください」と案内されています。

このキットで、本体のノートを留めるゴムや、表紙を留めるゴムバンドの付け替えができます。

トラベラーズノートのサイズの違いやリフィルの選び方は、トラベラーズノートの入門記事にまとめています。

◆ケイのワンポイントアドバイス

貼るタイプは貼り直しができないので、シールをはがす前に表紙に当てて、閉じたときの位置を確かめてから貼ると、迷いが減るかなと思います。

しおりと目印は挟むか貼るかで選ぶ

次は、目印をつける小物です。

手帳のしおり、ブックマーカー、ブックマーク、インデックス、ふせんと名前はいろいろありますが、付け方で見ると、ページに挟むタイプと、ページや表紙に貼るタイプの2つに分けられます。

挟むタイプは、はがす手間がなく、付け外しが気軽にできるのが特徴です。

その一方で、付ける数が増えるほど手帳の厚みに響きやすいので、メーカーもページのふくらみを抑えたことや、たくさん付けても膨らみにくいことを特徴に挙げています。

貼るタイプは、手帳を閉じたままでも目印が見えるのが便利なところです。

ただ、はがすときに紙面や表面を傷めるおそれがある、と注意書きをしている製品があります。

そこでこの章では、挟むタイプは薄さで、貼るタイプははがすときの注意で選ぶ、という考え方で見ていきます。

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挟むしおりは薄さで選ぶ

挟むタイプのしおりには、薄い金属のクリップ、小さな金属のブックマーク、磁石で挟む物、紐のしおりなど、いろいろな形があります。

1つ目は、薄い金属のクリップです。

ミドリのブックマーカー クリップは「わずか0.15mmのステンレス製ブックマーカー」と紹介されていて、4個入りです。

ミドリのチラットインデックスクリップも、厚みわずか0.15mmのステンレスを使って、クリップを付けたときのページのふくらみを最小限に抑えたと説明されています。

インデックス部分の幅はSサイズが1.5mm、Mサイズが2.5mmで、Sサイズは「カバーからはみ出ません」とされています。

ただし、「クリップの先端が表紙から飛び出すものへのご使用はお控えください」という注意書きもあります。

2つ目は、小さな金属のブックマークです。

ほぼ日のストアで扱われている BOOK DARTS は、幅10mm×長さ26mm、重さ0.25gのブックマークです。

商品ページでは「1冊にたくさんマーキングしても手帳がほとんど膨らみません」と説明されています。

素材はブロンズとステンレスがあり、ブロンズは長く使ううちに表面が黒ずむことがあり、湿気でさびる場合もあると書かれています。

3つ目は、磁石で挟むタイプです。

HIGHTIDE のマグネットブックマーカーは、ほぼ日の商品ページで「弱めの磁力で紙をはさむマグネットタイプのしおり」と紹介されています。

HIGHTIDE の公式では「マグネットマーカー」という名前で、「2~5ページくらい挟んでちょうど良いくらいの磁力」と説明されています。

磁石を使う小物の中には、磁気カードなどに近づけないよう注意書きを付けている製品もあるので、カードと一緒に持ち歩くときは、それぞれの商品ページを確かめておくと安心です。

4つ目は、紐のしおりです。

ミドリのブックマーカー 刺繍(シマエナガ柄)は、しおり紐の長さが250mmでクリップが付いていて、A6〜A5サイズに対応しています。

長さの目安は「A5:そのまま、B6/新書判:1周巻く、A6/文庫:2周巻く」と案内されています。

つまり、手帳のサイズが小さいほど紐を巻いて長さを合わせる、という考え方ですね。

挟むタイプを選ぶときは、薄さの表記や膨らみにくさの説明を見比べると、手帳を厚くしすぎずに済みそうです。

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貼るインデックスとふせんの注意

貼るタイプの目印は、ページの端に見出しを出すインデックスシールや、ふせんが中心です。

ほぼ日のインデックスシールはユポ紙でできていて、「手帳を閉じているときでも、目印になって便利です」と紹介されています。

ユポは、つまり紙のように使える合成紙の一種です。

書くときの筆記具にも注意があり、「油性ペン、油性ボールペン、鉛筆での筆記が可能です」とされる一方で、ゲルインクや水性ペンには適さないと書かれています。

ふせんでインデックスを作るなら、HIGHTIDE のスティッキータブは「好きな場所に見出しや目印をつくれるインデックスタイプのふせん」で、3段のインデックスが各20枚、合計60枚入っています。

カンミ堂のココフセンは、ふせんをケースごと手帳に貼っておける物で、ケース裏面の粘着シールは再はくり可能とされています。

再はくり可能は、つまり一度貼ってもはがせるように作られている、という意味です。

ただし、ふせんケースは貼りつける対象の材質によって接着面を傷める恐れがあり、「皮革・木・塩ビ製品・繊細な素材のものへの貼りつけは避けてください」と書かれています。

透明なカバーの材質に塩ビが使われていることもあるので、カバーの上に貼りたいときは、先に材質の表示を見ておくと安心です。

カードポケットに入れて持ち歩くココフセンカードもあります。

こちらは「手帳やパスケースなどの身のまわりのカードポケットにぴったりと収めて持てる」タイプで、ケースを表紙やページに貼らずに済むのが特徴です。

ただし、ふせんをはがすときの注意として、紙の素材や使用環境によっては「紙面の文字ごとはがれる・のり残りする恐れがあります」と書かれています。

フィルムのふせんのココフセン COLOR にも、「印刷面や鉛筆などで書いた面に貼ると、裏面に文字や画像が移る場合があります」と書かれています。

手帳の印刷された面や、鉛筆で書き込んだ面に貼るときは、目立たない場所に貼って様子を見てから使うと安心かなと思います。

ページの中に記号やシールで目印を付ける方法は、手帳の記号と自分ルールの作り方をまとめた記事で紹介しています。

◆ケイのワンポイントアドバイス

1年で使い終わる手帳のページには貼るタイプを、何年も使うカバーや表紙には挟むタイプやカードポケットに入れるタイプを、と分けておくと、はがすときの心配が減るかもしれません。

下敷き・定規・貼るポケットを足す

残りの2つの目的は、書く面を整えることと、中に収納することです。

下敷きや定規は、ページに書くときの面を整える道具で、ほぼ日の公式ストアでも「下敷き」「定規・テンプレート」が独立した分類になっています。

貼るポケットは、ページに貼ってカードやチケットなどを入れておく道具で、ほぼ日では「収納アイテム」の分類に入っています。

この2つの目的の小物は、1つで2〜3役を兼ねる物がいくつも出ているのが特徴です。

たとえば下敷きには、目盛りで定規の代わりになり、タブでしおりの代わりにもなる物があります。

定規にも、しおりや、記号を描く型を兼ねる物があります。

そこでこの記事からの提案として、4つの目的のうち足りないものを数えたら、それを1つでまかなえる兼用品がないかを先に探してみてください。

しおりと定規と下敷きを別々に買うより、手帳に入れる物の数を減らせるかもしれません。

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下敷きは定規としおりを兼ねる

ほぼ日の下敷きの商品ページは、「筆圧によるペン跡がつくのが気になる、というかたもいらっしゃるかもしれません」という書き出しで始まります。

ほぼ日の下敷きはユポ製で、オリジナル用(A6)・カズン用(A5)・weeks 用があり、厚さはどれも0.4mmです。

前面は5mm方眼で、長辺に1mm刻みの目盛りがあるため「定規代わりにもなります」と説明されています。

さらに TODAY タブが付いていて、こちらは「しおりとしても機能します」とされています。

HON や day-free、Planner、5年手帳でも、A6とA5それぞれのサイズに合う物を選んで使えると案内されています。

2027年版の新製品として、ほぼ日の下敷き HON も出ています。

こちらは PVC 製で、PVC は、つまりポリ塩化ビニル、いわゆる塩ビのことです。

A6用とA5用があり、厚さはどちらも0.4mmで、ペンフックが付いています。

メーカーの説明では、下敷きを敷くことでページに凹凸ができにくくなるとされています。

なお、目盛りについては「本製品の目盛りは参考値であり、測定精度を保証するものではありません」と書かれています。

ほぼ日手帳のヘルプでも、手帳の用紙はペンやインクによってにじみや裏うつりが出ることがあるとしたうえで、目立たない場所での試し書きや、下敷き・吸い取り紙を使うことを勧めています。

ただ、下敷きを使えば裏うつりがなくなる、とまでは書かれていない点は押さえておきたいところです。

ほぼ日手帳の型ごとのサイズの違いは、ほぼ日手帳の種類と値段を比べた記事にまとめています。

コクヨのジブン手帳には、Goods の下敷きがあります。

ユポ製で、サイズの表記はタテ・ヨコ210×128+タブ5、厚みはt0.45で、A5スリム専用です。

メーカーは「筆記跡が次のページにつきにくくなっています」と説明していて、定規代わりになる目盛りと、しおり代わりになる TODAY のタブも付いています。

ジブン手帳の mini 用の下敷きも、Goods の一覧に載っています。

A5判の手帳向けには、共栄プラスチックの手帳のしっかりシタ字キ A5判という下敷きもあります。

軟質PVC製で、縦225(mm)×横148(mm)×厚0.8(mm)と、ここまでに挙げた中では厚めです。

表面が方眼、裏面が無地のリバーシブルで、インデックス付きでしおり代わりになるとされています。

システム手帳なら、KNOX の下敷がインデックス付きでしおりとしても使え、リングを閉じたままで着脱でき、20cmの定規も付いています。

下敷きは手帳ごとにサイズが違うので、対応する手帳の名前とサイズを商品ページで確かめてから選んでください。

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定規と貼るポケットの選び方

目盛りやタブで定規やしおりを兼ねる下敷きと、厚さ0.1mmのフィルムのポケット、厚さ3mmの紙製ポケットの違いを示したスライド
下敷き・定規・貼るポケットの選び方

下敷きとは別に定規を足したい場合は、しおりを兼ねるクリップ型の定規が候補になります。

HIGHTIDE のクリップルーラーはアルミニウム製で、「1mm刻みと5mm刻みの目盛りが入っていて10cmの長さまではかることができます」と説明されています。

本体は横18mm×長さ150mm×厚さ5mmで、メーカーは「しおりのようにして使うのもおすすめです」と案内しています。

名前が似ていますが、ミドリのクリップルーラーは別の製品です。

こちらはステンレス製で、「ブックマーカー、定規、テンプレートの3つの機能」を持つと紹介されていて、長さ10cmまで計れます。

テンプレートは、つまり穴の形に沿ってペンでなぞると、記号や図形を描ける型のことです。

尖った部分があるという注意書きもあるので、持ち歩くときは気をつけてくださいね。

ほぼ日のテンプレートも、縦に長い「プラン」は12cmまで計れる定規として使えるとされています。

手帳に記号を描く型が欲しい人なら、定規を兼ねた物を選ぶと、1つで2役をまかなえます。

次は、ページに貼るポケットです。

ほぼ日のふやせるポケットは、手帳のページに貼ってポケットのように使える、のり付きのフィルムの封筒です。

素材は PP で、PP は、つまりポリプロピレンというプラスチックのことです。

サイズはカード・チケット・ポストカードの3種類で、どれも厚さは0.1mmです。

メーカーは「手帳のページに貼っても、それほどかさばりません」と説明しています。

2027年版の新製品として、ほぼ日のつけたしポケットも出ています。

こちらは「ほぼ日手帳に貼って使う封筒型の紙製ポケット」で、オリジナル用・カズン用・weeks 用があり、厚さはどれも3mmです。

フラップ、つまりふたが付いていて、中身が落ちてしまうのを防ぐとされています。

マチ、つまり厚みを持たせるための部分もあるので、形がくずれにくいと説明されています。

フィルムのポケットと、ふたとマチの付いた紙のポケットでは厚さが0.1mmと3mmで違うので、入れたい物の量で選ぶとよさそうです。

weeks なら、先ほどの表のとおり2027年版には貼れるクリアポケットが最初から付いてくるので、まずはそれで足りるかを見てから考えても遅くありません。

カバーの側に付いているポケットについては、留めバンドの章で案内したカバーの記事で比べています。

手帳の小物を買う前に、次の3つの順番で考えてみてください。

1つ目は、手帳の本体とカバーに付いているしおり・留め具・ポケット・下敷きを数えることです。

2つ目は、閉じて留める、目印をつける、中に収納する、書く面を整える、のうち、付属品で足りない目的を決めることです。

3つ目は、足りない目的を1つでまかなえる兼用品がないかを見て、買う数を減らせないか考えることです。

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手帳の便利グッズに関するよくある質問(FAQ)

手帳のしおりは何本あれば足りる?

何本あれば足りるかは同時に開きたいページの数で変わるので、まずは今の手帳やカバーに付いている本数を確かめてみてください。

ほぼ日手帳のカバーには2本のしおりが付いていて、高橋書店のコラムでは、2本のしおりひもを月間ページと週間ページに挟む使い方が紹介されています。

付属の本数で足りないときに、挟むタイプや貼るタイプの目印を足すと考えると、買いすぎを防げますよ。

手帳が開かないように留めるには?

後から付ける留めバンドには、ゴムひも、穴で調節、バックルで調節、表紙にクリップで挟む、表紙に貼る、の5通りの付け方があります。

クリップ式には、手帳の厚さや表紙の厚さについて、使いにくい条件が書かれた製品があります。

今の手帳の厚さと表紙の厚さを確かめてから、条件に合う付け方を選んでください。

ベルトシールははがせる?

ミドリのベルトシールの商品ページには、貼り直しは出来ないと書かれています。

また、無理にはがすと貼った物を傷めるおそれがあるとされています。

特殊な加工がされている紙や革製品には向いていないとも書かれているので、貼る場所は慎重に決めてください。

ほぼ日の HON に下敷きは付いている?

2026年版の HON には、方眼と目盛りの入った専用のクリア下敷きが付いてくると案内されていました。

2027年版の商品ページでは、2027年版から下敷きは別売りになったと書かれています。

別売りの下敷きとしては、2027年版の新製品のほぼ日の下敷き HON が、A6用とA5用で出ています。

ゴムバンドが伸びたらどうする?

メーカーによっては、ゴムの交換用のキットを出しています。

たとえばトラベラーズカンパニーのリペアキットは、ゴムが伸びたり切れたりしたときの修理に使う物で、表紙を留めるゴムバンドの付け替えができます。

交換用の部品があるかどうかは手帳やバンドによって違うので、メーカー公式で確かめてください。

まとめ|手帳の小物は目的を数えてから足す

手帳の便利グッズは、メーカーの説明を並べると、閉じて留める、目印をつける、中に収納する、書く面を整える、の4つの目的に分かれます。

買う前に、手帳の本体とカバーに最初から付いている物を数えて、足りない目的の分だけを選ぶのが、小物を増やしすぎないための順番です。

下敷きや定規のように1つで2〜3役を兼ねる物もあるので、目的を数えたら、兼用品で数を減らせないかも見てみてください。

この記事のポイントを、最後に短くまとめておきます。

  • 手帳の小物は、閉じて留める・目印・収納・書く面の4つの目的で分けて考える
  • しおり・留め具・ポケット・下敷きは、手帳やカバーに最初から付いていることがある
  • ほぼ日の HON の下敷きは、2027年版から別売り
  • 留めバンドは、5通りの付け方と、メーカーが書いている厚みの条件で選ぶ
  • 貼るタイプには、貼り直しができない物や、はがすと傷めるおそれがある物がある
  • 挟むしおりは薄さで、貼る目印ははがすときの注意で選ぶ
  • 足りない目的は、下敷きや定規などの兼用品で数を減らせないかを見る

付属品の内容や寸法、販売状況は、年版やモデルによって変わることがあります。

購入前には、メーカー公式の商品ページで最新の情報を確かめてください。

そのうえで、あなたの手帳に足りない目的だけを選んで、身軽な手帳づくりを楽しんでもらえたらうれしいです。

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