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手帳の始まり月の選び方|1月・4月・9月・10月の違いと決め方3手順

手帳は何月始まりを選ぶ?1月・4月・9月・10月始まりの違いと決め方
手帳売り場に行くと、同じシリーズなのに「1月始まり」「4月始まり」「10月始まり」と札が分かれていて、どれを手に取ればいいのか止まってしまうことってありますよね。
デザインもサイズも気に入ったのに、始まり月だけが決まらない。そのまま買わずに帰ってきた経験がある方も、けっこう多いんじゃないかなと思います。
実はこれ、好みの問題ではなくて、あなたの1年がどこで区切られているかで機械的に決められる部分なんですよ。年度で動く人、暦で動く人、学期で動く人。区切りがズレたまま買うと、使わない月のページが何十枚も余ります。
この記事では、1月・4月・9月・10月という4つの始まり月の違いを一覧で比べたうえで、自分の予定の区切りから逆算して選ぶ手順まで通しで整理しました。月曜始まり・日曜始まりという曜日の話も、あわせて片づけてしまいましょう。
- 1月・4月・9月・10月始まりがそれぞれ何月から何月まで収録されているか
- 始まり月ごとに向いている人と、実際に困りやすい弱点
- 月曜始まりと日曜始まりで書きやすさがどう変わるか
- 自分の予定の区切りから始まり月を決める3つの手順
手帳の始まり月は大きく4種類ある
まず前提として、手帳の「始まり月」というのは、その1冊の日付ページが何月から始まるかを指しています。表紙に書かれた年号が同じでも、中身の開始月が違えば別の商品として並んでいるわけですね。
現在よく見かけるのは、1月始まり・4月始まり・9月始まり・10月始まりの4つです。ここに7月始まりや8月始まりといった少数派が加わりますが、売り場の面積で言えば圧倒的に前者の4つが中心になっています。
そして意外と見落とされがちなのが、始まり月と収録月数は別物だということ。1月始まりでも前年の10月から使える16か月仕様のものがありますし、逆にきっちり12か月ぶんしかないものもあります。この差が「買ってすぐ使えるかどうか」を分けます。
もう一点、始まり月は「その手帳が想定している読者」を表してもいます。4月始まりが多いシリーズは仕事や学校の予定を書く前提で設計されていることが多く、時間軸や年間予定表のページ構成もそれに寄っています。始まり月を選ぶことは、実は中身の設計思想を選ぶことでもあるんですよね。
1月始まりと4月始まりが二大勢力
日本の手帳売り場で最も種類が多いのが1月始まり、次に多いのが4月始まりです。この2つで大半が占められていると考えて差し支えありません。
1月始まりは、いわゆる暦の1年をそのまま1冊に収める形です。1月から12月までが順に並び、年末に1冊を書き終えて、年始に新しい1冊へ移ります。年賀状や大掃除と同じタイミングで手帳も切り替わるので、生活のリズムとしては分かりやすいですよね。
一方の4月始まりは、日本の年度に合わせた形です。4月から翌年3月までが1冊に収まります。ここには明確な根拠があって、国の会計年度は財政法によって毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終わると定められています(出典:e-Gov法令検索 財政法)。学校の学年も同じく4月から3月ですから、仕事も学校もこの区切りで動いているわけです。
つまり4月始まりは「日本の組織のカレンダー」に合わせた設計で、1月始まりは「暦のカレンダー」に合わせた設計。どちらが優れているという話ではなく、あなたの予定がどちらの時計で動いているかという違いなんですよ。
売り場での見分け方も覚えておくと便利です。多くの商品は表紙やパッケージに始まり月が年号つきで明記されています。ただしオンラインだと商品名にしか書かれていない場合があるので、購入ページの仕様欄まで確認する癖をつけておくと安心ですよ。
9月・10月始まりが増えてきた背景
ここ数年で棚の面積が広がってきたのが、9月始まりと10月始まりです。10年ほど前はごく一部のブランドの扱いでしたが、今では大手メーカーから100円ショップまで並ぶようになりました。
増えた理由としてよく挙げられるのは、年末年始の忙しさを避けたいという需要です。1月始まりの手帳を買うと、実際に書き始めるのは12月下旬から1月上旬。その時期は仕事の締めや帰省、大掃除が重なっていて、来年の目標をゆっくり書く余裕なんてなかなかありません。
その点、9月や10月から始まる手帳なら、比較的落ち着いている秋のうちに新しい1冊へ移れます。前の手帳から予定を書き写す作業も、時間に追われずに済みますよね。
もうひとつ、海外の学校が9月に新学年を迎えることや、アメリカの連邦政府の会計年度が10月始まりであることも背景として語られます。ただしこのあたりは諸説あって、日本の手帳市場でどれが決め手になったかを断定できる資料は見当たりませんでした。あくまで「そういう説がある」という程度に受け止めておくのが正確かなと思います。
始まり月で迷ったら、まず今使っている手帳の「白紙のまま終わったページ」を数えてみてください。前半に集中しているなら区切りが遅すぎ、後半に集中しているなら区切りが早すぎるサインです。
始まり月4種類の違いを一覧で比較

言葉で説明するより、収録期間と切り替え時期を並べたほうが早いですよね。よくある仕様をまとめると、次のようになります。
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| 始まり月 | 基本の収録期間 | 店頭に並ぶ時期の目安 | 切り替えのタイミング | 主に選ばれている層 |
|---|---|---|---|---|
| 1月始まり | 1月〜12月(12か月) | 9月上旬ごろから | 年末年始 | 暦で1年を区切る人・記録重視の人 |
| 4月始まり | 4月〜翌3月(12か月) | 2月上旬ごろから | 年度末から新年度 | 会社員・学生・保護者 |
| 9月始まり | 9月〜翌12月(16か月が多い) | 7月下旬ごろから | 夏の終わり | 早めに来年の予定を入れる人 |
| 10月始まり | 10月〜翌12月(15か月が多い) | 8月ごろから | 秋 | 年末の忙しさを避けたい人 |
発売時期については、たとえば高橋書店は1月始まり手帳を毎年9月上旬から、4月始まり手帳を毎年2月上旬から販売していると公表しています(出典:高橋書店 手帳についてのお問い合わせ)。ブランドによって多少前後しますが、おおよその目安として使える数字ですね。
表を見て気づいてほしいのが、9月始まりと10月始まりは12か月ではないことが多いという点です。翌年の12月まで入っている16か月仕様なら、途中で1月始まりの手帳へ乗り換えたくなったときにも困りません。逆に言えば、同じ「10月始まり」でも収録が翌年9月までの12か月タイプなら、年末に手帳が2冊並ぶことになります。
ここは商品ページの仕様欄で一度確かめてほしいところです。年数と月数の両方が書かれているはずなので、購入前に一度目を通してみてください。
もうひとつ、表からは読み取りにくい違いがあります。それは年間予定表(イヤープラン)の並びです。1月始まりの手帳は年間予定表も1月〜12月で組まれ、4月始まりは4月〜翌3月で組まれているのが一般的。この1ページがあなたの1年の見取り図になるので、区切りが合っていないと使い道がなくなってしまいます。
逆に言えば、店頭で始まり月を判断したいときは、日付ページよりも年間予定表のページを開くほうが早いです。左端が何月から始まっているかを見れば、その手帳がどの区切りで設計されているかが一目で分かりますよ。
1月始まりが向いている人と弱点
1月始まりが合うのは、1年の区切りを暦で感じている人です。年末に今年を振り返って、年始に来年の目標を立てる。この習慣がある方なら、手帳の切り替えと気持ちの切り替えが自然に重なります。
日記や家計簿のように1年ぶんを1冊にまとめて残したい記録系の用途とも相性がいいですね。「2026年の記録」と背表紙に書いて本棚に並べたとき、年ごとにきれいに揃います。連用日記が1月始まりを基本にしているのも同じ理由です。
それから、種類の多さも見逃せません。1月始まりは最も商品数が多いので、サイズ・フォーマット・色の選択肢が一番広くなります。欲しい条件が細かい人ほど、選べる母数が効いてきますよ。
弱点は2つあります。ひとつは、切り替え時期が1年で最も忙しい時期に重なること。年末調整や大掃除、帰省の合間に予定を書き写す作業が入るので、どうしても後回しになりがちです。
もうひとつは、年度で動く人には途中で分断が起きること。4月の異動や入学で状況が変わっても、手帳は12月まで続きます。前半と後半でまったく違う生活が1冊に混ざるので、見返しにくさを感じる方もいるようです。
1月始まりでも、前年の10月や11月から日付ページが入っている「16か月タイプ」なら、秋のうちに書き始められます。年末の切り替えが苦手な方は、この仕様を探してみるのが現実的な回避策になりますよ。
具体的な使い方で言うと、1月始まりは「今年やったことの棚卸し」に強いです。読んだ本、行った場所、買ったもの。こうした年単位で数えたい記録は、暦の区切りと一致しているほうが集計しやすいですよね。確定申告や年賀状のように暦年で動く作業とも噛み合います。
16か月タイプがどういう仕様なのか実物で確かめたい方のために、1冊だけ例を挙げておきますね。2026年12月始まりの16か月手帳で、年末の切り替えを待たずに書き始められます。商品ページで収録期間がどう書かれているかを見ておくと、店頭で似た仕様を探すときの目安になりますよ。
4月始まりが向いている人と弱点
4月始まりが合うのは、生活が年度で動いている人です。会社の期が4月から始まる、子どもの学年が変わる、自分が学生である。このどれかに当てはまるなら、まず4月始まりを第一候補に置いていいと思います。
年度で動く人にとって、4月は情報がいっせいに更新される月です。新しいクラス、新しい部署、新しい担当、新しい時間割。これらを白紙の1ページ目に書けるのは、想像以上に気持ちが整いますよね。
逆に1月始まりだと、4月の情報更新が手帳のちょうど真ん中に来ます。年間予定表のページも1月〜12月で組まれているので、年度の行事を一覧で見たいときに前後の2冊をまたぐことになるんです。
特に学校行事を管理する保護者の方は、4月始まりのほうが圧倒的に扱いやすいはずです。運動会も個人面談も学期末も、すべて年度の枠に収まりますから。
弱点としては、まず商品数が1月始まりより少ないこと。人気のフォーマットやカラーが4月始まりでは展開されていない、ということが普通に起こります。ブランドを決めてから始まり月を探すと、選択肢がなくて困る場面が出てくるかもしれません。
もうひとつは、年末年始の記録が2冊に分かれること。年賀状の記録や大晦日のメモが、前の手帳と新しい手帳のどちらに入るのか曖昧になりやすいです。日記も兼ねたい方には、この分断が地味に効いてきます。
フォーマット選びで悩んでいる場合は、バーチカルやレフト式など中身のレイアウトごとの違いを比較した記事もあわせて読んでみてください。始まり月と中身の形は独立して選べるので、片方ずつ決めていくと迷いが減ります。
年度で動くタイプだと分かったら、実際の売り場でも「4月始まり」の表記を探してみてください。同じシリーズでも始まり月ごとに別の型番で用意されていることが多いですよ。
もうひとつ知っておきたいのが、4月始まりは発売時期が春に近いぶん、売り場に並ぶ期間が短めだということ。1月始まりが秋から年明けまで長く棚を占めるのに対して、4月始まりは2月から4月ごろに集中します。狙っている商品があるなら、この山を逃さないようにしたいところです。
9月・10月始まりが向いている人
9月始まり・10月始まりが合うのは、来年の予定を早い時期から入れる人です。旅行の計画、資格試験の申し込み、繁忙期のスケジュール。半年以上先の予定を扱う機会が多いなら、秋のうちに来年のページを持っておく価値があります。
もうひとつの層が、年末の忙しさを避けたい人です。前の手帳から住所録や誕生日、定例の予定を書き写す作業は、集中してやると30分から1時間くらいかかります。この作業を、まだ余裕のある9月や10月にずらせるのは大きいですよね。
そして先ほど触れたとおり、この2つは16か月・15か月といった長めの収録が多いのが特徴です。翌年の12月まで入っていれば、次に1月始まりへ戻ることもできますし、そのまま翌年の秋にまた同じシリーズへ乗り換えることもできます。柔軟に使えるわけですね。
弱点は、収録が長いぶん厚みが出やすいこと。16か月ぶんの日付ページが入れば、単純に12か月ものより3割ほどページが増えます。毎日持ち歩く前提なら、重量と厚みは事前に確認しておきたいところです。
それから、月の途中で終わる商品があることにも注意してください。「10月始まり・翌年9月まで」のように12か月きっかりのタイプだと、年末に旧手帳と新手帳の両方を持ち歩く期間が生まれます。これは実質的に手間が増えるので、買う前に終了月を確かめておきましょう。
なお、始まり月を含めて手帳選び全体の順番を整理したい方は、種類とブランドの違いから最初の1冊を絞る手順をまとめた記事から読み始めると全体像がつかみやすいと思います。
秋に切り替えるタイプを探すなら、収録が翌年の12月まで届く16か月仕様が候補になります。仕様欄の書かれ方の一例として、こんな一冊がありますよ。
厚みの目安も出しておきますね。週間バーチカル形式なら1か月あたりおよそ10〜12ページを使うので、16か月仕様では12か月仕様より40〜50ページほど増える計算になります。紙の厚さにもよりますが、だいたい3〜5ミリの差ですね。カバンの中で他の荷物と競合するかどうかは、この数ミリで決まることもあります。
7月・8月始まりという少数派の使い道
数は多くありませんが、7月始まりや8月始まりの手帳も存在します。海外ブランドの学生向けダイアリーや、一部の国産シリーズで見かける仕様です。
これが効いてくるのは、夏に生活が変わる人ですね。たとえば夏期講習から受験までを1冊で管理したい受験生、7月に期が変わる会社に勤めている方、夏に転居や転職が決まっている方などが該当します。
また、4月始まりを買ったものの数か月で書かなくなってしまった、という場合の仕切り直しにも使えます。次の4月まで待つ必要がなく、夏から新しい1冊を始められるのは現実的な選択肢だと思いますよ。
ただし流通量が少ないので、実店舗で見つけるのは簡単ではありません。オンラインで型番から探すか、日付が印刷されていない日付フリータイプを選んで好きな月から書き始めるほうが早いケースも多いです。
日付フリーなら、始まり月という概念そのものから解放されます。「途中で止まると日付がもったいない」というプレッシャーも消えるので、書く量が読めない段階の方にはむしろ向いているかもしれません。
日付フリータイプは自由度が高い反面、自分で月と日を書き込む手間が毎ページ発生します。1日1ページ形式で1年ぶんとなると365回の記入になるので、面倒が苦手な方は日付印刷ありを選んだほうが続きやすいです。
曜日始まりで書きやすさは変わる

始まり月と並んでもうひとつ、意外と使い勝手を左右するのが「曜日始まり」です。週間ページの左端が月曜なのか日曜なのか、という違いですね。
これは好みの問題として語られがちですが、実際には土日の予定をどう書くかで向き不向きがはっきり分かれます。週末をひとかたまりで扱いたいのか、日曜を週の起点として扱いたいのか。ここが判断軸です。
ちなみに、日曜始まりの配列にはキリスト教の週の考え方が背景にあるとされ、月曜始まりは週休二日制の定着とともに広がったと言われています。日本のカレンダーは日曜始まりが多いのに手帳は月曜始まりが多い、というねじれはここから生まれているわけですね。
判断しやすいように、両者の違いを並べておきます。
→ 横にスクロールできます
| 比べる点 | 月曜始まり | 日曜始まり |
|---|---|---|
| 土日の並び | 右端に隣り合う | 左右に分かれる |
| 週末をまたぐ予定 | 線でつなげて書ける | 2か所に分けて書く |
| カレンダーからの転記 | 並びがずれる | 並びが一致する |
| 平日の見渡しやすさ | 5日が連続する | 金曜と月曜が離れる |
| 手帳市場での主流 | 多い | やや少ない |
月曜始まりが合う人と場面
月曜始まりの最大の利点は、土曜と日曜が右端に並ぶことです。週末にまたがる予定を書くとき、線を引いてつなげられます。1泊2日の旅行、土日開催のイベント、週末の帰省。こうした予定が多い方には月曜始まりが便利ですよ。
平日の仕事を中心に手帳を使っている場合も、月曜始まりのほうが自然です。月曜から金曜までが連続して並ぶので、週の稼働日をひとかたまりとして見渡せます。
時間軸つきのバーチカル形式では、この差がさらに大きくなります。平日5日ぶんの時間の使い方を横に並べて比較できるからですね。
日曜始まりが合う人と場面
日曜始まりが合うのは、カレンダーの配列に慣れている人です。壁掛けカレンダーやスマホの標準表示は日曜始まりが多いので、そこから予定を書き写すときに位置がズレません。転記ミスが起きにくいのは地味に大きな利点だと思います。
家庭の予定を家族と共有している場合も、日曜始まりのほうが揃えやすいです。冷蔵庫に貼ったカレンダーと手帳で曜日の並びが違うと、確認のたびに頭の中で並べ替えることになりますから。
それから、日曜に翌週の準備をする習慣がある方にも向いています。日曜が週の先頭にあれば、その週の始まりとして予定を組み立てられますよね。
なお、CITTA手帳のように曜日始まりや始まり月の選択肢がシリーズごとに決まっているブランドもあります。ブランドから入る場合は、そのシリーズがどの仕様を用意しているかを確認した記事を先に見ておくと二度手間になりません。
始まり月を決める3つのステップ

ここまでの内容を、実際に決める手順に落とし込みます。感覚で選ぶのではなく、3つの手順を順番になぞってみてください。5分もあれば答えが出ます。
予定の区切りを書き出す
まず、あなたの生活が変わるタイミングを紙かスマホのメモに書き出します。人事異動、決算、子どもの進級、資格試験、契約の更新、繁忙期の入り口。思いつくものを全部並べてください。
書き出したら、それが何月に集中しているかを見ます。4月に3つ以上集まるなら4月始まり、1月に集まるなら1月始まり、というふうに最も密度の高い月が、あなたの1年の起点です。
ここで大事なのは、会社の期や学校の年度をそのまま採用しないこと。勤め先が4月始まりでも、あなた自身の予定が変わるのが7月なら、実質的な区切りは7月です。組織の暦ではなく、自分の生活の暦で判断してくださいね。
例を挙げますね。4月に異動があり、7月に繁忙期が始まり、12月に決算がある方の場合、区切りの候補は4月と7月の2つです。異動で人間関係も業務内容も変わるなら4月、業務量の山を基準にするなら7月。どちらが1年の「仕切り直し」に感じられるかで選べば大丈夫ですよ。
空白になりそうな月を数える
次に、候補の始まり月で12か月ぶんを想像して、書くことがほとんどない月がいくつあるかを数えます。仕事がオフシーズンの月、予定が動かない月、記録する対象がない月ですね。
この空白が3か月以上まとまって出るようなら、始まり月の選択がズレている可能性が高いです。特に1冊の最後の3か月が空白になる場合は、区切りが早すぎるサインなので、始まりを2〜3か月後ろにずらした商品を探してみてください。
逆に、最初の1〜2か月が慌ただしくて書き切れない場合は、区切りが遅すぎます。この場合は始まり月を前倒しして、準備期間を手帳の中に確保するとうまくいきます。
3つ目のステップは、収録月数の確認です。ここまでで始まり月が決まったら、その商品が何か月ぶん入っているかを仕様欄で見てください。12か月なのか、15か月なのか、16か月なのか。同じ始まり月でも終わりが違えば、翌年の買い替え時期が変わります。
判断に迷ったら「区切りの密度が高い月」を優先してください。空白ページは我慢すれば使えますが、区切りがズレた手帳は年の途中で書かなくなる確率が上がります。まずは起点を合わせるのが先決です。起点さえ決まってしまえば、あとは柄や色を選ぶだけです。見た目から入りたい方は、柄と中身を分けて決める5つの確認項目をまとめた記事で、かわいさと使いやすさを両立させる順番を確認しておくといいですよ。
買う時期と切り替え方のコツ
始まり月が決まったら、次は買う時期です。ここを外すと「欲しい仕様が売り切れていた」ということが普通に起こります。
基本の考え方はシンプルで、使い始めたい月の2〜3か月前が買い時です。1月始まりなら10月〜11月、4月始まりなら1月〜2月、10月始まりなら8月〜9月ですね。この時期なら品揃えが最も広く、サイズやカラーの選択肢も残っています。
買う場所によっても事情が変わります。大型の文具店や書店は9月から12月にかけて特設の手帳コーナーを組むので、実物を比べたいならこの時期が最も効率的です。一方で通販は在庫が続く限り買えるので、実物を見る必要がない再購入なら急がなくても間に合います。
発売時期は始まり月で違う
先ほども触れましたが、1月始まりは9月上旬ごろ、4月始まりは2月上旬ごろから店頭に並び始めます。10月始まりはさらに早く、8月ごろから徐々に売り場に登場します。
発売直後は全種類が揃っている代わりに、実物を見比べる人が少ない時期でもあります。逆に発売から2か月ほど経つと、人気の判型やカラーから欠けていきます。特にB6サイズやA5サイズの定番色は動きが早い印象ですね。
ただし、ここで急いで買う必要はありません。売り切れを恐れて早く買いすぎると、来年の生活がまだ見えていない状態で選ぶことになります。生活が変わる予定があるなら、それが確定してから買うほうが結果的に合う1冊になりますよ。
切り替え方のコツも押さえておきましょう。新しい手帳を手に入れたら、いきなり全部を書き写すのではなく、次の3つだけ先に移してください。ひとつ目は誕生日や記念日のような毎年繰り返す予定、ふたつ目はすでに確定している先の予定、3つ目は住所録や連絡先です。
この3つが移っていれば、実用上は新しい手帳だけで回せます。残りは旧手帳を手元に置いておいて、必要になったときに拾えば十分です。全部を完璧に写そうとすると、それだけで切り替えが億劫になってしまいますからね。
なお、まずは費用を抑えて試したいという方は、100円ショップの手帳がどこまで使えるかを検証した記事も参考になると思います。始まり月違いを2冊買って試す、という使い方もできますよ。
サイズをまだ決めかねている場合は、A5・B6・A6の実寸と1日に書ける行数を比べた記事を先に読んでおくと、売り場での判断が速くなります。始まり月・サイズ・フォーマットの3つが決まれば、候補は数冊まで絞れるはずです。
手帳の始まり月に関するよくある質問(FAQ)
1月始まりと4月始まり、迷ったらどちらを選べばいいですか?
仕事や学校の予定が手帳の中身の半分以上を占めるなら4月始まり、日記や家計簿など記録が中心なら1月始まりが基本の目安になります。判断がつかない場合は、この1年で「生活が変わった月」を思い出してみてください。その月に近いほうを選ぶと空白ページが減ります。
10月始まりの手帳は年末に2冊持ちになりませんか?
収録が翌年12月までの15〜16か月タイプなら2冊持ちにはなりません。一方で、10月始まり・翌年9月までの12か月タイプだと年末に次の手帳が必要になります。商品ページの「収録期間」の欄で終わりの月まで確認するのが確実です。
年の途中で手帳を変えるのはよくないことですか?
まったく問題ありません。むしろ合わない手帳を我慢して使い続けるほうが、書く習慣そのものが止まりやすいです。途中で変える場合は、日付が印刷されていない日付フリータイプか、9月・10月始まりのように区切りが中間にある商品を選ぶと無駄が出にくくなります。
月曜始まりと日曜始まりは後から変えられますか?
印刷済みの手帳では変更できません。購入前に週間ページを開いて、左端の曜日を確認してください。通販で買う場合は商品画像の中面カットか、仕様欄の「月曜始まり」「日曜始まり」の表記で判断できます。記載がないときは販売店に問い合わせるのが確実です。
家族と自分で始まり月が違っても大丈夫ですか?
問題ありません。共有するのは「予定の内容」であって手帳の区切りではないからです。ただし家族の予定を書き写す機会が多い場合は、曜日始まりだけは家庭のカレンダーと揃えておくと転記ミスが減ります。始まり月はそれぞれの生活に合わせて選んで大丈夫ですよ。
手帳の始まり月選びのまとめ
手帳の始まり月は、好みではなく生活の区切りから逆算して決めるものです。最後にポイントを整理しておきますね。
1月始まりは暦で1年を区切る人と記録重視の人に向き、種類の多さが最大の武器です。4月始まりは年度で動く会社員・学生・保護者に向き、年間予定表が年度で組まれている点が効いてきます。
9月・10月始まりは、来年の予定を早く入れる人と年末の忙しさを避けたい人の選択肢で、16か月仕様なら乗り換えの自由度も高くなります。7月・8月始まりや日付フリーは、夏に生活が変わる人や仕切り直したい人の受け皿になりますね。
曜日始まりは、週末にまたがる予定が多いなら月曜始まり、カレンダーからの転記が多いなら日曜始まりが目安です。
決め方の手順は、①予定の区切りを書き出す ②空白になりそうな月を数える ③収録月数を仕様欄で確認する、の3つ。この順番でなぞれば、売り場で迷う時間はぐっと短くなるはずです。
なお、ここで挙げた収録期間や発売時期はあくまで一般的な目安で、ブランドや年によって変わります。正確な情報は各メーカーの公式サイトをご確認ください。最終的な判断は、実物を見たうえで販売店やメーカーへ確認していただくのが確実です。
あなたの1年は、何月から始まっていますか。そこが決まれば、手帳選びはもう半分終わったようなものですよ。
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