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手帳のフォーマット比較|バーチカル・レフト・マンスリーの違い

手帳のフォーマット比較|バーチカル・レフト・マンスリーの違いと向き不向き
手帳を選んでいると、商品説明に「週間バーチカル」「レフト式」「月間ブロック」といった言葉が並んでいますよね。
この用語が分からないまま買うと、届いてから「思っていた形と違う」となりがちです。私も最初は、レフト式とバーチカル式がどう違うのか説明を読んでもピンときませんでした。中身の写真を見比べて、ようやく分かった感じです。
ただ、この選択は難しく考える必要がありません。
結論を言うと、書きたいものが「時刻付きの予定」なのか「日単位のメモ」なのか、この一点でほぼ決まります。時刻があるならバーチカル、日単位ならそれ以外。あとは書く量でサイズを合わせるだけです。
この記事では、5つの形式の紙面がどうなっているかを1つずつ見て、自分に合う形を選べる状態にしますね。
- フォーマットが決まる基準はたった1つ
- マンスリー・レフト・バーチカル・ブロック・デイリーの紙面構成
- バーチカル手帳で確認すべき時間軸の条件
- 予定件数と記録量から1つに絞る早見表
フォーマットは時刻付きか日単位かで決まる

まず、いちばん大事な判断基準から説明しますね。
手帳のフォーマットは、書き込む内容の性質で決まります。判断は2択です。
あなたが書き込む予定に、開始時刻と終了時刻はありますか?
「14時から16時まで打ち合わせ」「19時に歯医者」のように時刻が伴うなら、時間軸のあるバーチカル式が最も向いています。時刻の情報をそのまま紙面の位置で表せるからです。
一方、「今日中に資料を出す」「今週末に買い物」のように時刻が決まっていないなら、時間軸は要りません。むしろ邪魔になります。時間軸の欄に時刻のない予定を書くと、どこに書けばいいか毎回迷いますからね。
この2択で、まず大きく分かれます。時刻付きならバーチカル、日単位ならマンスリー・レフト・ブロック・デイリーのどれか。ここから先は、書く量とページの使い方で選び分けることになります。
フォーマットを決める2つの質問
①予定に時刻があるか → あればバーチカル式
②1日にどれくらい書くか → 数行ならマンスリー、半ページならレフトかブロック、1ページ丸ごとならデイリー
5つの形式と紙面の使い方の違い
全体像を先に見ておきましょう。手帳の中身は、おおむね次の5形式に分かれます。
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| 形式 | 見開きの範囲 | 1日のスペース | 時間軸 |
|---|---|---|---|
| マンスリー(月間ブロック) | 1か月 | 1マス(3〜5行) | なし |
| ウィークリー レフト式 | 1週間 | 左ページに数行+右ページ自由欄 | なし |
| ウィークリー バーチカル式 | 1週間 | 縦の時間軸に沿った1列 | あり |
| ウィークリー ブロック式 | 1週間 | 見開きを8等分した1マス | なし |
| デイリー(1日1ページ) | 1日 | 1ページ丸ごと | ありの商品もある |
市販の手帳は、この形式を組み合わせて構成されていることがほとんどです。「マンスリー+ウィークリー・バーチカル」のように、月間ページで全体を見て、週間ページで細かく管理する形が定番ですね。
だから実際に選ぶときは、「週間ページが何式か」を見ることになります。マンスリーはほぼ全ての手帳に入っているので、差がつくのは週間ページのほうなんですよ。
なお、フォーマット以外の条件(綴じ方・サイズ・始まる月)も含めて手帳を絞り込みたい人は、手帳の選び方の基本ガイドから読むと順番が整理できます。
もう1つ知っておくと便利なのが、年間ページの存在です。1年分のカレンダーや、月ごとの目標を書く欄が巻頭に付いている商品があります。長期の予定を把握したい人には便利な一方、使わない人はまったく使わない部分でもありますね。
それから、同じ形式名でもメーカーによって呼び方が違うことがあります。
「週間バーチカル」を「週間タテ型」「時間軸タテ」と表記している商品もありますし、ブロック式を「週間ブロック」「ゾーンタイプ」と呼ぶこともあります。名前が違っても紙面の形が同じなら中身は同じなので、迷ったら名称ではなく中面の写真で判断してくださいね。
マンスリーは1か月を一覧できる
まずはマンスリーから。カレンダーと同じ形で、1か月が見開きに収まっている形式です。
紙面はシンプルで、縦に週、横に曜日が並び、1日が1マス。マスの大きさは手帳のサイズによりますが、3〜5行ぶんの高さがあるのが一般的です。
この形式の価値は、一覧性の一点に集約されます。
「来週の火曜は空いているか」「今月あと何回予定があるか」といった確認が、ページを開いた瞬間に終わります。ほかのどの形式も、この速さには勝てません。予定を入れる場面が多い人ほど、マンスリーを開く回数は増えるはずです。
逆に、書き込める量は最も少なくなります。1マスに書けるのは、短い予定なら2〜3件、長めの言葉を書くなら1件が限界ですね。ここに詳細を書こうとすると字が小さくなりすぎて、後から読めなくなります。
使い方のコツとしては、マンスリーには「いつ・何が」だけを書くと決めておくことです。場所や持ち物といった詳細は週間ページかメモ欄へ。この役割分担ができると、マンスリーの一覧性が保たれます。
マンスリーのみの薄い手帳という選択肢
意外と知られていないのが、マンスリーだけで構成された手帳が売られていることです。
週間ページがないぶん、本の厚みは5mm前後まで薄くなります。重さも軽く、カバンの中でほとんど存在感がありません。価格も1,000円前後から選べます。
向いているのは、予定が1日1〜2件で、詳細を書く必要がない人ですね。習い事や通院、家族の行事を把握するのが目的なら、これで十分足ります。週間ページがあっても白紙のまま1年が終わるくらいなら、最初から無いほうが軽いという考え方です。
A5サイズのマンスリーのみという商品もあります。1マスが大きくなるので、家族4人分の予定を色分けして書くといった使い方もできますね。壁掛けカレンダーの代わりに、持ち運べる家族の予定表として使うイメージです。
デメリットは、書く量が増えたときに対応できないこと。年の途中で「やっぱり週間ページが欲しい」となったら、別のノートを併用するか買い替えることになります。ただ、薄いマンスリー手帳は安価なので、買い替えの損失も小さいですね。
レフト式は右ページを自由に使える

ここからは週間ページの形式です。まずはレフト式から見ていきますね。
レフト式は、見開きの左ページに1週間の日付が縦に並び、右ページがまるごと自由記入欄になっている形式です。「週間レフト」「見開きレフト」とも呼ばれます。
高橋書店の解説によると、レフト式はウィークリー手帳の定番として長く使われている形式で、左ページに予定、右ページにメモという役割分担ができるのが特徴とされています(出典:高橋書店 手帳の使い方)。
左ページの1日ぶんは、だいたい4〜6行。日付と曜日が印刷されていて、そこに予定を書き込みます。時間軸はないので、時刻がある予定は自分で「14:00〜」のように書くことになりますね。
この形式の強みは、右ページの使い方が完全に自由なことです。
週のタスクリストにする人、思いついたアイデアを書く人、家計のメモにする人、その週の記録を日記のように書く人。手帳の使い方が人によって最も分かれるのが、このスペースかなと思います。方眼罫になっている商品が多いのも、図や表を書きやすくするためですね。
向いているのは、予定と一緒にメモも残したい人。週単位で仕事や家事を管理していて、メモの量が読めない人にも合います。白紙で余っても気にならない性格なら、この形式の自由度は大きな武器になりますよ。
逆に向かないのは、時刻の管理が必要な人と、メモをまったく書かない人です。メモを書かない人が選ぶと、右ページが1年間ずっと白紙になります。それなら週間ブロック式のほうが紙面を無駄なく使えますね。
右ページの使い道が思いつかない、という人のために、よくある使い方を挙げておきますね。
いちばん多いのが、その週のやることリストです。曜日に紐づかないタスクをまとめて書いておき、終わったら線を引いて消していく形ですね。次に多いのが買い物や支出のメモ。それから、読んだ本や観た映画の記録、体調のメモ、翌週に持ち越したいことの控え。
使い方が決まっていなくても困りません。むしろ、決めずに始めて1か月後に「自分は何を書いていたか」を見るほうが、自分に必要な欄が分かります。1年後にはその結果をもとに、右ページが要るのか要らないのかを判断できますね。
バーチカル式は時間の使い方が見える

次がバーチカル式です。手帳のフォーマットの中で、いちばん個性がはっきりしている形式ですね。
紙面は、横軸が曜日、縦軸が時間になっています。月曜から日曜までが横に7列並び、各列の縦方向に時間の目盛りが入っている形です。「9時から11時まで会議」なら、その時間帯の高さに縦線を引いて示すことになります。
この形式の価値は、時間が長さとして見えることです。
リストで予定を並べると「会議」も「30分の打ち合わせ」も同じ1行になりますが、バーチカルなら占める高さが違います。今日は予定で埋まっている、この日は午後がまるごと空いている、といったことが視覚的に分かるんですよね。
向いているのは、1日に複数の予定が時刻付きで入る人。それから、時間の使い方そのものを見直したい人ですね。実際に何にどれだけ使ったかを後から書き込む使い方をすると、自分の時間の配分が見えてきます。
向かないのは、時刻の決まった予定がほとんどない人です。時間軸の欄が空欄のまま、上のほうに「買い物」とだけ書く使い方になるなら、この形式を選ぶ意味はあまりありません。
時間軸の開始時刻と終了時刻を確認する
バーチカル手帳を選ぶときに、いちばん確認してほしいのがここです。
時間軸の範囲は商品によってかなり違います。8時から21時まで、7時から24時まで、5時から22時まで、0時から24時まで。この違いが、使えるかどうかを直接決めます。
自分の生活時間と合っていないと、必要な時間帯が紙面に存在しないことになります。夜勤や早朝の予定を書きたい人が8時始まりの手帳を選ぶと、その時間の予定を書く場所がありません。逆に、日中しか予定がない人が0時から24時までの手帳を選ぶと、上下の時間帯がずっと空欄になって、実質的に使える紙面が半分になってしまいます。
確認の方法は簡単で、商品ページの中面写真を見るだけです。時間軸の数字が読み取れれば、それが答えですね。写真が小さくて読めない場合は、商品説明の仕様欄に「◯時〜◯時」と書かれていることが多いです。
刻み幅とサイズで1コマの高さが決まる
もう1つの確認点が、時間の刻み方です。
1時間ごとに線が入っているタイプと、30分ごとに線が入っているタイプがあります。30分刻みのほうが細かく書けますが、そのぶん1コマの高さは半分になるので、文字を小さく書く必要が出てきますね。
ここでサイズの話が絡んできます。同じ「7時から23時まで・30分刻み」でも、A5判とB6判では紙面の高さが違うので、1コマの高さも変わるんですよ。
ざっくり計算してみますね。A5判の縦は210mm。上下の余白と曜日の見出しで40mmほど使うとすると、時間軸に使えるのは約170mmです。7時から23時までの16時間を30分刻みで割ると32コマなので、1コマは約5mm。B6判なら縦182mmなので、同じ条件で1コマ約4mmになります。あくまで概算ですが、5mmと4mmでは書き込める文字の大きさがかなり違います。
字が大きめの人は、A5判か、1時間刻みのものを選ぶほうが快適かなと思います。逆に細かく管理したい人は、A5判の30分刻みが最も情報量を確保できますね。
バーチカル手帳をネット通販で買うときは、必ず中面の写真を確認してください。時間軸の範囲・刻み幅・1コマの高さは、外観の写真だけでは分かりません。この3つが自分の生活と合っていないと、1年間ずっと使いにくさを感じることになります。仕様欄に記載がない場合は、実店舗で同じ商品を開いてみるのが確実です。
24時間バーチカルが向いている人
近年増えているのが、0時から24時までを1日として表示する24時間バーチカルです。
1日を丸ごと1列に収める形式なので、睡眠時間も含めて記録できます。生活リズムを整えたい人、夜勤や交代制の勤務がある人、育児で夜間の記録が必要な人には、この形式が合いますね。
開始時刻も商品によって違います。0時始まりが標準ですが、4時始まりや5時始まりのものもあります。深夜の活動を1日の終わりとして扱いたいか、翌日の始まりとして扱いたいかで、使い勝手が変わってくる部分です。
注意点は、24時間を1列に収めるぶん、1時間あたりの高さが小さくなることです。日中の予定を細かく書きたい人には窮屈に感じられます。睡眠や生活全体を記録したいのか、日中の予定を細かく管理したいのか、目的をはっきりさせてから選ぶといいかなと思います。
バーチカル手帳には、時間軸の横に細い欄が付いている商品もあります。
この欄はタスクやメモ用で、時刻に紐づかない予定を書くために用意されています。「今日中にやること」を時間軸の外に置けるので、時間軸が予定だけで済むようになるんですよね。バーチカル式を選ぶなら、この補助欄があるかどうかも見ておくと使い勝手が変わります。
月間ページのほうがバーチカルになっている商品もあります。1か月ぶんの日付が横に並び、縦に時間軸が入っている形ですね。シフト勤務のように毎日の時間帯が変わる働き方だと、この形が扱いやすいことがあります。ただ数は少ないので、必要なら「月間バーチカル」で探してみてください。
ブロック式とホリゾンタル式の違い
週間ページには、レフト式とバーチカル式のほかにも形式があります。ここでは2つ紹介しますね。
ブロック式は曜日ごとの枠が均等
週間ブロック式は、見開きを8つのマスに分けた形式です。7日ぶんのマスと、メモ用のマスが1つという構成が一般的ですね。
特徴は、どの曜日も同じ大きさの枠を持っていること。レフト式だと1日ぶんは4〜6行ですが、ブロック式は1マスがもっと大きく、8〜12行ほど書ける商品が多いです。
この形式が向いているのは、日ごとに書く量が多い人ですね。予定に加えてタスクや簡単な日記も書きたい、でもデイリー型ほどのスペースは要らない。そんな中間の需要に応えるのがブロック式です。
もう1つの利点が、土日も平日と同じ大きさであること。手帳によっては土日のマスが平日の半分になっているものもあるので、休日にも予定や記録が多い人はブロック式を選んでおくと窮屈になりません。
デメリットは、時刻の管理には向かないことと、レフト式のような広い自由欄がないことです。8つ目のマスがメモ欄になりますが、レフト式の右ページ1枚ぶんに比べると小さいですね。
ホリゾンタル式は行動の記録に向く
ホリゾンタル式は、1日ぶんの記入欄が横方向に伸びている形式です。バーチカルが縦に時間を取るのに対して、こちらは横に1日を並べます。
紙面としては、左ページに日付ごとの横長の欄が並び、右ページが方眼メモになっている商品が多いですね。1日ぶんの欄が横に長いので、時系列で行動を書き足していく使い方に向いています。
バーチカルとの違いは、時間の目盛りが固定されていないことです。バーチカルは「9時の位置」が決まっていますが、ホリゾンタルは自分で時刻を書きながら左から右へ書き進めます。時刻はあるけれど正確な長さは要らない、という人にはこちらのほうが柔軟ですね。
もう1つ、セパレート式という形式もあります。これは1日ぶんの欄が上下に分かれていて、上段に予定、下段に記録を書けるようにしたものです。1つの日付に2つの役割を持たせられるので、予定と実績を分けて書きたい人に向いています。
このあたりの形式は商品数がそれほど多くないので、気になったら商品名で検索して中面の写真を確認するのが確実です。呼び方もメーカーによって揺れがあるので、名前より紙面の形で判断してくださいね。
デイリーは1日を丸ごと使える
最後がデイリー、いわゆる1日1ページ型です。
1日に1ページを割り当てる形式で、書ける量は圧倒的に多くなります。時間軸が入っている商品もあれば、方眼だけのシンプルな商品もありますね。予定管理というより、その日の記録を残すための形式と考えたほうが近いかなと思います。
向いているのは、毎日それなりの量を書く人。日記としても使いたい人、チケットや写真を貼りたい人、思考を書き出して整理したい人にも合います。
注意点は2つあります。
1つは厚みです。365ページ以上あるので、薄い紙を使っていても本は分厚くなります。持ち歩くなら重さも含めて確認しておきたいところですね。
もう1つは、書けない日の空白が目立つこと。1ページまるごと白いページが並ぶと、続いていない感覚が強くなります。これが気になる人は、日付なしのフリーデイリーを選ぶという手もありますよ。書いた日だけページを使うので、空白が残りません。
それと、デイリー型を使う場合でも、月間ページは別に必要になることが多いです。1日1ページだと1か月の予定を見渡せないので、マンスリーが付いている商品を選ぶか、別に薄いマンスリー手帳を併用するのが現実的ですね。
デイリー型が気になっているけれど埋められるか不安、という人は、まずレフト式の右ページを1か月使ってみてください。右ページを毎週きちんと埋められたなら、デイリー型でも続く可能性が高いと思いますよ。
フォーマット別の向き不向き早見表
ここまでの内容を、1枚の表にまとめておきますね。自分の条件に当てはまる行を探してみてください。
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| 形式 | 向いている人 | 向かない人 | 相性のいいサイズ |
|---|---|---|---|
| マンスリー | 予定が1日1〜2件・全体を見渡したい | 詳細まで書きたい | B6・A5(薄型) |
| レフト式 | 予定+メモを週単位で残したい | メモを書かない・時刻管理が必要 | B6・A5 |
| バーチカル式 | 時刻付きの予定が複数ある | 時刻の決まった予定が少ない | A5(1コマが広い) |
| ブロック式 | 日ごとに8〜12行書きたい・土日も使う | 時間管理をしたい | B6・A5 |
| ホリゾンタル式 | 行動を時系列で書き足したい | 正確な時間の長さが必要 | A5 |
| デイリー | 1日1ページ書く・記録を残したい | 持ち歩きたい・書かない日が多い | A6〜A5(厚みに注意) |
予定件数と記録量で1つに絞る
表を見ても決まらないときは、2つの数字だけで判断してみてください。
1つ目が、1日あたりの予定件数です。カレンダーアプリを開いて、直近2週間の予定を数えてみてくださいね。0〜1件ならマンスリーで足ります。2〜3件ならウィークリー、4件以上あってそれぞれに時刻があるならバーチカル式が有力になります。
2つ目が、予定以外に書きたい量です。ゼロならマンスリーかブロック式、数行ならレフト式かブロック式、半ページ以上ならデイリーですね。
この2つを掛け合わせると、ほとんどの場合1つか2つに絞れます。たとえば「予定は1日2件・時刻あり・メモも週に何度か書く」なら、バーチカル式かレフト式の2択。ここまで来たら、あとは中面の写真を見比べて好みで決めて大丈夫です。
迷ったときの現実的な選択肢が、マンスリーとウィークリーが両方入った手帳です。市販の手帳の多くがこの構成なので、1年使ってみてどちらを多く使ったかを確認できます。翌年はその結果をもとに、使わなかったほうを削った手帳を選べばいいわけですね。
もう1つ、フォーマットは途中で変えられないという点も頭に置いておいてください。買った時点で1年間の紙面が確定します。だからこそ、迷ったら「余白が多い側」を選んでおくほうが安全です。書く量が増えたときに対応できますし、余ったら使わなければいいだけですからね。
デイリー型を検討している人は、書けない日の空白が気にならないかを先に考えてみてください。ここが引っかかるなら、日付なしのフリーデイリーか、ブロック式のほうが気持ちよく続けられると思います。
もう1つ、マンスリーと週間ページの並び方にも違いがあります。
月ごとにマンスリーと週間ページが交互に並ぶ配置と、マンスリーが前半にまとまっていて週間ページが後半に続く配置の2種類ですね。前者はその月のページを開けば月間も週間もすぐ見られるのが利点。後者は年間の予定をマンスリーでまとめて見渡せるかわりに、週間ページとの行き来が増えます。
どちらが良いというより、ページを開く回数の好みの問題かなと思います。手帳を1日に何度も開く人は前者、週の初めにまとめて確認する人は後者でも困りません。中面の構成として書かれていることが多いので、気になる人は確認してみてくださいね。
手帳を記録用途で使うなら、書く項目を決めておくと紙面の使い方が安定します。項目を固定して積み上げる考え方は、記録ノートの作り方をまとめた記事でも紹介しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。
フォーマットが決まったら、あとは実物の中面を確認するだけです。ネット通販でも中面の写真が載っていることが多いので、時間軸の範囲・1日の行数・罫線の細かさをチェックしてから決めてください。
手帳のフォーマットに関するよくある質問(FAQ)
バーチカルとホリゾンタルはどう違うのですか?
時間の表し方が違います。バーチカルは縦方向に時間の目盛りが固定されていて、予定の位置と長さで時刻を表します。ホリゾンタルは1日ぶんの欄が横に伸びていて、時刻は自分で書きながら左から右へ書き進める形です。正確な時間管理をしたいならバーチカル、行動を時系列で書き足したいならホリゾンタルが向いています。
マンスリーだけの手帳でも足りますか?
予定が1日1〜2件で、詳細を書く必要がないなら十分足ります。週間ページがないぶん本が薄く軽くなるので、持ち歩きの負担も小さくなりますよ。判断の目安は、直近2週間の予定を数えてみることです。1マスに収まらない日が多いようなら週間ページのある手帳を選んでください。
24時間バーチカルと普通のバーチカルは何が違いますか?
時間軸の範囲が違います。一般的なバーチカルは8時から21時など日中を中心に区切られていますが、24時間バーチカルは0時から24時までを1列に収める形。睡眠時間や夜間の活動も記録できるかわりに、1時間あたりの高さは小さくなります。夜勤や交代制勤務、育児で夜間の記録が必要な人には24時間型が向いていますね。
フォーマットは途中で変えられますか?
綴じ手帳では変えられません。買った時点で1年ぶんの紙面が決まります。途中で合わないと分かった場合は、別の手帳を買い直すか、足りない部分を別のノートで補うことになりますね。フォーマットを組み替えたいならシステム手帳という選択肢もありますが、本体価格とリフィル代がかかる点は考えておいてください。
セパレート式とはどんな形式ですか?
1日ぶんの記入欄が上下に分かれている形式です。上段に予定、下段に記録というように、1つの日付に2つの役割を持たせられます。予定と実際にやったことを分けて書きたい人や、仕事とプライベートを分けたい人に向いていますね。商品数はそれほど多くないので、気になったら商品名で検索して中面の写真を確認してみてください。
まとめ:フォーマットは時刻の有無で決まる
手帳のフォーマット選びを、もう一度整理しておきますね。
- 判断基準は1つ。書き込む予定に時刻があるかどうか
- 時刻があるならバーチカル式。時間の使い方が長さとして見える
- 時刻がなく、メモも書きたいならレフト式かブロック式
- 予定が少なく詳細も不要なら、薄いマンスリーのみでも足りる
- 1日1ページ書くならデイリー。厚みと空白の目立ちやすさに注意
- バーチカルは時間軸の範囲・刻み幅・1コマの高さを中面写真で確認する
フォーマットは、使い始めてから合わないと分かっても変えられない部分です。だからこそ、買う前の数分で中面の写真を見比べておく価値があります。ここさえ合っていれば、手帳は1年間ずっと使いやすい道具でいてくれますよ。
なお、この記事で挙げた紙面の構成や時間軸の範囲は一般的な例です。同じ形式名でも商品によって行数や余白の取り方は違いますし、呼び方もメーカーによって揺れがあります。正確な仕様は各メーカーの公式サイトや販売ページでご確認いただき、最終的な判断は中面を確認したうえで行ってくださいね。
あなたの書き方に合う紙面が見つかりますように。
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