ユメキロックの手帳とは?上下に分かれるセパレートダイアリーの選び方

FreeLife Design 運営者 ケイ

こんにちは。FreeLife Design、運営者の「ケイ」です。

手帳売り場やネットの手帳特集を眺めていると、ときどき「ユメキロック」という名前が出てきますよね。ちょっと聞き慣れないブランド名なので、どんな手帳なのかピンとこないまま、なんとなくページを閉じてしまった人もいるんじゃないでしょうか。私も最初にこの名前を見たときは、正直「どういう手帳なんだろう」と思いました。

結論から言うと、ユメキロックは名古屋の伊藤手帳という会社が手がけている手帳ブランドで、代表作の「セパレートダイアリー」は1冊の手帳が上下に分かれている、ちょっと変わった作りをしています。上段と下段を別々にめくれるので、上の月間カレンダーを開いたまま、下段の週間ページやデイリーページを書けるんですよ。

この「ページを行き来しなくていい」という一点に、このブランドの価値がぎゅっと集まっています。だから選ぶときは、表紙のデザインやサイズより先に「上下に何を入れるか」を決めるほうが早いです。上に月間、下に週間バーチカル(1日を時間の縦軸で区切った形)なのか、それとも下をデイリーの1日1ページにするのか。そこが決まると、候補は自然と絞れていきます。

この記事では、上下が分かれる仕組みからラインナップ、サイズと価格の目安、上下の割り振り方、ガントチャート(仕事の進み具合を横棒で見る表)の使い方、そして「向かない人」まで一通り整理します。価格や仕様は2026年9月時点の公表情報をもとにしているので、買う前には最新の情報を確認してみてくださいね。

  • ユメキロックの代表作セパレートダイアリーは、1冊が上下に分かれて別々にめくれる手帳
  • 上段に月間カレンダー、下段に週間バーチカルやデイリーを置くと、ページを行き来せずに書ける
  • 選ぶ順番は「上下に何を入れるか」→「1日に書く量」→「持ち歩くかどうか」
  • 価格は2,950円からで、サイズやカバーの仕様によって幅がある(2026年9月時点の公表情報)
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ユメキロックの手帳が他と違う点とラインナップ

ユメキロック(YUMEKIROCK)は、1937年(昭和12年)に名古屋で創業した伊藤手帳株式会社が運営している手帳ブランドです。看板商品は「セパレートダイアリー」で、2011年の発売からずっと作られ続けているロングセラーです。直営のオンラインショップを軸に販売されています(出典:ユメキロック公式サイト)。

ほかのブランドと決定的に違うのは、手帳の中央から上下に分かれていて、上段と下段を別々にめくれるところです。文章にすると地味に聞こえますが、ページを想像してみると、月間と週間を同時に開いておけるのはかなりラクなはずですよね。

ここからは、2027年版として発表されている商品を1つずつ見ていきます。セパレートダイアリーの各版、折りたためるTETEFU、そしてHIGOLOGやWISELYといった周辺のシリーズまで、レイアウトと価格をセットで整理しますね。あなたの使い方に近いものがどれか、探しながら読んでみてください。

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セパレートダイアリーの上下が分かれる仕組み

上段に月間カレンダー、下段に週間ページを配置したセパレートダイアリーの見開きを示したスライド
上段の月間を開いたまま下段の週間を書ける上下分割の仕組み

セパレートダイアリーは、1冊の手帳の中央が上下に分かれていて、上段と下段をそれぞれ独立してめくれる手帳です。上に月間カレンダー、下に週間バーチカルやデイリーを置くと、月間ページを開いたまま、下段だけを今週のページへ送れます。

ふつうの綴じ手帳だと、こういう動きになりがちですよね。月間ページで「来週の水曜、空いてたっけ」と確認して、週間ページまでめくって書き込んで、また月間に戻って印をつける。1回なら大したことはないのですが、1日に何度もやると地味にストレスです。指を挟んだままページを行ったり来たりして、結局どちらも中途半端、みたいな。

上下が分かれていると、この往復がまるごと不要になります。月間で全体を見ながら、そのまま下段の週間に書き込めるので、視線を下に動かすだけで済むんですよ。システム手帳でリフィル(差し替え用の中紙)を何枚か並べて見比べるときの感覚に近いものを、1冊の綴じ手帳でやっている、と考えるとイメージしやすいかもしれません。

具体的に言うと、たとえば月曜の朝。上段の月間で今月の締め切りと家族の予定をざっと確認して、視線を下げて下段の週間に今週の段取りを書く。ここまででページをめくった回数はゼロです。週の途中で「来月頭の予定、どうなってたっけ」と気になっても、上段だけをめくればいい。下段の今週のページは開いたままですから、書きかけの手が止まりません。

もうひとつ大きいのが、上下で情報の種類を分けられることです。上段は家庭や私用、下段は仕事。あるいは上段はプロジェクトA、下段はプロジェクトB。手帳を2冊持つのではなく、1冊の中で並行して管理できるのが、この構造のいちばんおいしいところかなと思います。

いっぽうで、いいことばかりでもありません。上下2層ぶんのページが入っているので、同じサイズの一般的な手帳と比べると厚くなりやすいです。薄くて軽い手帳をカバンに放り込みたい人にとっては、この厚みがそのまま欠点になります。

それでも、予定を「全体」と「詳細」の2つの目線で見たい人にとって、上下が分かれる構造はかなり効きます。手帳のタイプそのものから迷っている段階なら、まずは手帳の選び方を種類とブランドの全体像から整理した記事を先に読んでおくと、ユメキロックが自分の候補に入るかどうかが見えてきますよ。

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ウィークリーとマンスリーを組み合わせた版

予定の管理が中心の人なら、まず候補になるのが「セパレートダイアリー ウィークリー&マンスリー版」です。上段が月間カレンダー、下段が週間バーチカルと週間ToDoという組み合わせで、サイズはA5とB6。価格は2,980円〜(税込)。掲載期間は上下で終わりが違っていて、上段の月間カレンダーが2026年11月から2028年3月まで、下段の週間ページが2026年11月から2027年12月までです(出典:伊藤手帳株式会社の発表)。翌年の予定を先に押さえたい人には、月間が3か月ぶん長いのが地味に効きます。

下段のバーチカルというのは、1日を時間の縦軸で区切った形のことです。朝から夜までが縦に並んでいて、そこへ予定を書き込みます。会議や打ち合わせのように「何時から何時まで」が決まっている予定が多い人には、この形がいちばん扱いやすいはずです。予定と予定のあいだにどれくらい余白があるかも、縦の長さでそのまま見えます。

それに加えて、週間ToDoの欄があるのがポイントです。時間が決まっていない「やること」は、バーチカルに書くと居場所がなくて浮いてしまいますよね。時間の予定はバーチカル、時間の決まっていないタスクはToDo欄、と置き場所を分けられると、書くときに迷わなくなります。手帳が続かない理由って、意外と「どこに書けばいいか分からない」だったりしますから。

サイズ選びは、机で開くのが中心ならA5、持ち歩くならB6、というのがざっくりした目安です。A5は下段のバーチカル1コマに書ける幅が広くなるぶん、カバンの中では存在感が出ます。B6はその逆で、1コマあたりの書ける量は減りますが、身軽です。文字が大きめの人はA5、細かく書ける人はB6でも足りるかな、という感じでしょうか。

掲載期間が2026年11月始まりというのも、見落とせないところです。年末の忙しい時期の予定を、年内に届いた新しい手帳へそのまま書き始められます。1月始まりの手帳だと、11月・12月の予定は前の手帳に書くことになるので、ここは好みが分かれるところかなと思います。

逆に、1日の記録をたっぷり残したい人には、この版は物足りないかもしれません。バーチカルの1日ぶんに書ける量は、どうしても限られますからね。フォーマット選びの段階で迷っているなら、バーチカル・レフト・マンスリーの違いをまとめた手帳のフォーマット比較もあわせて見てみてください。

ユメキロックの手帳は取り扱い店舗が限られるので、実物を見る機会は少なめです。中面の写真をよく見てから決めたい人は、通販の商品ページで上下の見開きを確認しておくといいですよ。

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デイリーとマンスリーを組み合わせた版

予定だけでなく記録も残したい人には、「セパレートダイアリー デイリー&マンスリー版」のほうが合います。上段は同じく月間カレンダー、下段が1日1ページのデイリーです。サイズはA5とB6、価格は3,280円〜(税込)、掲載期間は2026年12月から2027年12月までとなっています(出典:伊藤手帳株式会社の発表)。

1日1ページというのは、文字どおり1日にまるまる1ページ使えるということ。予定を書いたあとにも余白が残るので、その日にあったこと、思いついたこと、読んだ本のメモみたいなものまで押し込めます。日記と手帳を1冊にまとめたい人には、この余白がありがたいはずです。

ウィークリー版との違いは、書ける量と「1週間を見渡せるか」のトレードオフです。デイリーは1日あたりの情報量では勝ちますが、下段だけを見て今週の流れをつかむことはできません。そのぶんを上段の月間が補う、という設計になっています。

ここで効いてくるのが、やっぱり上下分割です。デイリー手帳の弱点は「全体が見えにくい」ことなのですが、上段に月間が常に開かれているので、今日のページを書きながら来週の締め切りを目に入れられます。デイリー手帳の弱点を、上段の月間がそのまま埋めてくれる形ですね。ここは、ほかのデイリー手帳とはっきり差が出るところだと思います。

注意したいのは厚みと重さです。1日1ページということは、単純にページ数が増えます。上下2層の構造とあわせると、A5だとかなりの存在感になるはずなので、毎日持ち歩く前提ならB6を先に検討するほうが無難かなと思います。机に置きっぱなしで使うなら、A5の書きやすさが素直に効いてきます。

あと、1日1ページの手帳には「書けない日が続くと白いページが増えて、罪悪感が出る」という、わりとあるあるの落とし穴もあります。毎日きっちり埋めなくていい、と最初に決めておくくらいがちょうどいいかもしれません。

価格は、公表されている下限どうしで比べるとウィークリー版より300円ほど上です。手帳に3,000円台を出すのを高いと感じるかどうかは人によりますが、1年間ほぼ毎日開くものと考えると、判断は変わってくるかもしれません。予算から先に考えたい人は、価格帯ごとの違いを整理した安い手帳の選び方を見ておくと、比べる基準がはっきりしますよ。

デイリー版はページ数が増えるぶん厚みも出ます。カバンに入れて毎日運ぶかどうかで、A5とB6のどちらにするかも変わってくるところです。

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折りたためるTETEFUという選択肢

持ち歩きを最優先にしたいなら、TETEFU(テテフ)というシリーズがあります。畳んだ状態はA6横長、開くとA5の見開きになる作りで、小さく持って大きく使える、というのが売りです。

まず「TETEFU マンスリー&ウィークリー」は、月間マンスリーと週間ウィークリーの組み合わせで3,150円(税込)、掲載期間は2026年12月から2027年12月まで。もうひとつの「TETEFU マンスリー&デイリー」は、月間マンスリーとデイリーの組み合わせで3,660円(税込)、こちらは日付フリーで3冊に分かれていて、3冊で約1年分になります(出典:伊藤手帳株式会社の発表)。

「日付フリー」というのは、日付があらかじめ印刷されていないという意味です。自分で日付を書き入れるので、何月からでも始められますし、書かない日が続いてもページが無駄になりません。逆に、日付を書く手間が毎回かかるので、そこを面倒に感じる人にはあまり向かないですね。

3冊に分かれる「分冊」のメリットは、持ち歩く重さを一定に保てることです。1年分をまるごと持ち歩くのではなく、いま使っている冊だけをカバンに入れて、書き終わった冊は家に置いておけます。1年の後半になっても手帳が重くならない、というのは地味に効きます。

デメリットは単純で、冊数が増えることです。過去の記録をさかのぼりたいときに「あれ、どっちの冊だったっけ」となりますし、保管場所も必要になります。1冊にまとめておきたい派の人は、ここでつまずくかもしれません。

向いているのは、外に出ている時間が長い人、カバンを小さくしたい人、立ったままメモを取る場面が多い人あたりかなと思います。逆に、机で広げてじっくり書く時間が確保できる人なら、無理に畳めるタイプを選ばなくても、A5のセパレートダイアリーのほうが快適なはずです。

A6横長というサイズ感がピンとこない場合は、手持ちの手帳やスマホと並べてみるとイメージしやすくなります。A5・B6・A6の実寸を並べた手帳サイズ比較一覧で数字を見ておくと、いつものカバンに入るかどうかの判断が早くなりますよ。

畳んだ状態と広げた状態でサイズが変わる手帳なので、写真だけだと大きさをつかみにくいところがあります。数字と見比べながら選んでみてください。

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HIGOLOGとそのほかのシリーズ

セパレートダイアリー・TETEFU・HIGOLOG・WISELY・VIZIUNOのサイズとレイアウトと価格と掲載期間を並べた一覧表のスライド
2027年版の主要ラインナップと仕様の一覧表

ユメキロックには、セパレートダイアリーとTETEFU以外にもいくつかのシリーズがあります。名前だけ見ても中身が分かりにくいので、レイアウトと価格をセットで押さえておきましょう。

まずHIGOLOG(ヒゴログ)。B6のデイリーを半年ずつ2冊に分け、そこにA6のミニマンスリーを1冊足した構成で、価格は3,940円(税込)、掲載期間は2027年1月から12月までです。デイリーは分冊で軽く持ち、月間は小さい別冊で持つ、という組み合わせですね。ここまで紹介したなかでは価格が高めですが、そのぶん手元に届く冊数が多い、という見方もできます。

WISELY(ワイズリー)は、月間カレンダーと週間バーチカルの組み合わせで2,950円(税込)。特徴はバーチカルが15分単位で区切られていることです。レッスンや面談のように短い枠が連続する仕事だと、30分や1時間の区切りでは書き分けにくいので、この細かさが効いてきます。掲載期間は2026年12月から2028年1月までと、少し長めに取られています。

VIZIUNO(ヴィジウノ)も同じく月間カレンダーと週間バーチカルで2,950円(税込)。こちらは24時間表示のバーチカルで、掲載期間は2026年12月から2027年12月までです。早朝や深夜まで含めて1日の流れを見たい人、勤務時間が一定でない人には、24時間ぶんが並んでいるこちらのほうが合います。夜型の生活をしている人にも書きやすいはずですね。

WISELYとVIZIUNOについては、公表されている資料のなかにサイズの記載が見当たりませんでした。カバンに入るかどうかを先に確かめたい場合は、公式サイトの商品ページで実寸を確認してみてください。ここは推測で書けない部分なので、正確な情報は公式サイトをご確認くださいね。

さらに、新作として『はんつき手帳』が予告されています。詳しい仕様は後日発表とされていて、Makuake(マクアケ/これから出る商品を先行して応援購入できるサービス)での販売が予定されているとのこと(出典:伊藤手帳株式会社の発表)。名前から中身を想像したくなりますが、いまの時点では発表を待つ形になりますね。

分冊タイプは在庫の動きが読みにくいので、使い始めたい時期が決まっているなら早めに押さえておくと安心です。

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サイズと価格の目安

机で広げるならA5、カバンで運ぶならB6、持ち歩き優先ならTETEFUという使い分けを示したスライド
A5・B6・TETEFUの使い分けの目安

2027年版の価格は、公表されている起点で見ると2,950円から3,940円のあいだに収まっています。サイズはA5とB6が中心で、TETEFUだけが畳んでA6横長という変わり種。まずは一覧で見比べてみてください。

商品 サイズ 上下のレイアウト 価格(税込) 掲載期間
セパレートダイアリー ウィークリー&マンスリー版 A5/B6 上=月間カレンダー/下=週間バーチカル・週間ToDo 2,980円〜 月間2026年11月〜2028年3月/週間2026年11月〜2027年12月
セパレートダイアリー デイリー&マンスリー版 A5/B6 上=月間カレンダー/下=デイリー1日1ページ 3,280円〜 2026年12月〜2027年12月
TETEFU マンスリー&ウィークリー A6横長(畳んだ状態)/A5(見開き) 月間マンスリー×週間ウィークリー 3,150円 2026年12月〜2027年12月
TETEFU マンスリー&デイリー A6横長(畳んだ状態)/A5(見開き) 月間マンスリー×デイリー(日付フリー・3冊に分冊) 3,660円 3冊で約1年分
HIGOLOG B6(デイリー)/A6(ミニマンスリー) デイリー半年分冊2冊×ミニマンスリー1冊 3,940円 2027年1月〜12月
WISELY 公表資料に記載なし 月間カレンダー×週間バーチカル(15分単位) 2,950円 2026年12月〜2028年1月
VIZIUNO 公表資料に記載なし 月間カレンダー×週間バーチカル(24時間表示) 2,950円 2026年12月〜2027年12月
『はんつき手帳』(新作) 後日発表 後日発表 後日発表 Makuakeで販売予定

表を見るときに注意したいのが、価格に「〜」が付いている商品があることです。これは仕様によって値段が変わるという意味なので、表に出ている数字は「いちばん安いところ」だと考えてください。自分が選ぶサイズとカバーでいくらになるかは、商品ページで確認するのが確実です。

掲載期間もばらばらです。2026年11月始まり、12月始まり、2027年1月始まりが混ざっているので、「いつから書き始めたいか」で候補が変わります。年末の予定を新しい手帳に書きたいなら11月始まり、年明けにきれいに切り替えたいなら1月始まり、という感じですね。WISELYのように2028年1月まで載っているものは、年をまたぐ予定を書き込みやすいという利点もあります。

発売のスケジュールは商品によって違います。セパレートダイアリーとTETEFUは予約販売が2026年9月4日から、一般販売が2026年9月30日から。HIGOLOG・WISELY・VIZIUNOは2026年9月下旬から10月上旬にかけての予定とされています(出典:伊藤手帳株式会社の発表)。人気の色やサイズは早めになくなることもあるので、狙いが決まっているなら予約の時期を押さえておくと安心です。

この記事の価格・サイズ・掲載期間・発売日は、2026年9月時点で公表されている情報をもとにまとめています。仕様や価格、販売状況は時期によって変わることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

始まり月をどう選ぶかは、手帳選びのなかでも見落とされやすいところです。掲載期間で迷ったら、手帳の始まり月の選び方を整理した記事で自分の生活サイクルと照らし合わせてみると、候補がすっきり絞れると思いますよ。

ユメキロックの手帳の選び方と使いこなし方

ここからは、実際に選ぶときの順番と、買ったあとの使い方の話です。ユメキロックの手帳は構造が独特なので、ふつうの手帳と同じ順番で選ぼうとすると、かえって決めにくくなります。表紙の色やサイズから入ると、いちばん大事な「上下に何を入れるか」が後回しになってしまうんですよね。

そこで、選ぶ順番を先に固定してしまいます。①上下に入れる中身、②1日に書く量、③持ち歩くかどうか、④時間の刻み方、⑤分冊が平気かどうか。この順に答えていくと、候補は自然と1つか2つまで絞れます。

そのうえで、上下をどう割り振るか、ガントチャートをどう使うか、そして「そもそも向いていない人」まで正直に見ていきますね。合わないと感じたら、無理に選ばないのがいちばんです。

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上下に何を入れるかから決める

ユメキロックの手帳を選ぶときは、表紙やサイズより先に「上段と下段に何を入れるか」を決めます。ここが決まらないまま商品を見比べても、どれも似たように見えてしまうからです。

上段はどの商品も月間カレンダーが基本なので、実質は「下段をどうするか」の選択になります。時間で区切った予定を書きたいなら週間バーチカル、1日の記録も残したいならデイリー。まずはこの二択に答えてください。ここが決まった時点で、候補はぐっと減ります。

次が「1日にどれだけ書くか」です。予定を3〜4件書ければ十分なのか、その日の出来事やメモまで書き残したいのか。前者ならウィークリー&マンスリー版、後者ならデイリー&マンスリー版が素直な選択です。書く量の見当がつかないときは、いま使っている手帳の1日ぶんの書き込みを見返してみると、答えが出ます。思っているより書いていない、というのはよくある話です。

3つ目が持ち歩きの有無。机で広げるのが中心ならA5、カバンに入れて動くならB6、とにかく身軽にしたいなら畳めるTETEFU。ここは生活のかたちで決まるので、好みより現実を優先したほうがいいと思います。

4つ目が時間の刻み方です。15分単位で予定を切りたいならWISELY、早朝や深夜も含めて1日を見たいならVIZIUNO。そして5つ目が分冊への耐性で、TETEFUのデイリーやHIGOLOGは冊が分かれるので、1冊にまとめたい人はここで候補から外れます。

こんなタイプ 候補になる版 決め手
時間の決まった予定が多い セパレートダイアリー ウィークリー&マンスリー版 下段の週間バーチカルと週間ToDo
1日の記録も残したい セパレートダイアリー デイリー&マンスリー版 下段が1日1ページ
とにかく身軽に持ち歩きたい TETEFU マンスリー&ウィークリー 畳むとA6横長
好きな月から書き始めたい TETEFU マンスリー&デイリー 日付フリーの分冊
デイリーを軽く持ちたい HIGOLOG 半年ずつの分冊+別冊のミニマンスリー
15分単位で予定を刻みたい WISELY 15分単位のバーチカル
生活リズムが一定でない VIZIUNO 24時間表示のバーチカル

迷ったときの決め方は3ステップです。まず下段を「時間の予定」にするか「1日の記録」にするかを決める。次に、机中心ならA5、持ち歩き中心ならB6を選ぶ。最後に、冊が分かれても平気ならTETEFUやHIGOLOGも候補に入れる。この順で答えるだけで、見るべき商品はかなり絞れます。

ちなみに、この5つに答えてみて「上下に分ける必要はなさそう」と感じたなら、それも立派な答えです。1つのフォーマットで足りるなら、そのほうが軽くて安く済みますからね。予定と目標を1冊で回すタイプの手帳が気になった人は、CITTA手帳の特徴と選び方をまとめた記事もあわせて見ておくと、比較の軸が増えて選びやすくなりますよ。

上下に分けるほどではないけれど、予定と記録は分けたい。そんなときは左右で分かれる型が近道です。

ダイゴー アポイント デスク B5 1週間+横罫 E1038 ブラックの表紙
ダイゴー(DAIGO)
予定と記録を分けて書きたいけれど、上下2段では窮屈だった人へ。257×182mmのB5で224ページ、左に1週間、右に横罫がまるごと1ページ分あります。書く量が読めない週でもはみ出しません。
価格や在庫は変動するため、購入前に各ショップでご確認ください。
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仕事とプライベートを1冊で分ける使い方

上段を家庭や私用、下段を仕事の予定に分けるなど、上下で情報の種類を分ける使い方を示したスライド
上段と下段に役割を割り当てる使い方

上下が分かれる構造がいちばん活きるのは、上段と下段に「役割」を割り当てたときです。よくあるのは、上段に月間で家庭や私用の予定、下段に週間で仕事の予定、という分け方。手帳を2冊持たなくても、頭の中は2冊ぶんに分けられます。

この分け方の何がいいかというと、書くときに迷わなくなることです。予定が入ったら「これは私用だから上」「これは仕事だから下」と、置き場所が自動で決まります。書く場所を考えなくていいと、手帳は続きやすくなります。逆に、1つの欄に全部を混ぜていると、あとから探すときに毎回スキャンすることになりますよね。

もうひとつの分け方が、「確定した予定」と「動く予定」で分けるやり方です。上段には日時が決まって動かないもの、下段にはまだ調整中のものや、自分の裁量で動かせる作業を置く。こうしておくと、急な用事が入ったときに「どこを削れるか」がひと目で分かります。予定が詰まりがちな人には、こちらの分け方のほうが効くかもしれません。

複数の案件を同時に抱えている人なら、上段をプロジェクトA、下段をプロジェクトBにする手もあります。プロジェクトごとに手帳やノートを分けると持ち物が増えますが、1冊で上下に分けられるなら荷物は増えません。ここはセパレートダイアリーならではの使い方かなと思います。

運用のコツとしては、上下の役割を年の途中で入れ替えないこと。3月までは上が仕事、4月からは上が私用、みたいにしてしまうと、あとで見返したときに混乱します。決めた役割は1年通す、くらいのつもりでいたほうが読み返しやすいです。

それと、色を1色だけ足すのもおすすめです。たとえば「動かせない予定は赤」と決めておくと、上下どちらのページでも同じルールで読めます。ペンを何本も持ち歩くのは面倒なので、黒+1色くらいがちょうどいいかなと思います。

ただ、この使い方が全員にハマるわけではありません。仕事とプライベートの境目があいまいな働き方をしている人だと、「これはどっち?」という予定が毎回出てきて、かえって手が止まります。その場合は、役割を「人」で分ける(自分の予定と家族の予定)ほうが、判断に迷わないかもしれませんね。

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ガントチャートで先の仕事を見渡す

セパレートダイアリーの2027年版には、WORKING PLANというガントチャートのページが搭載されています。ウィークリー&マンスリー版とデイリー&マンスリー版の両方に入っていて、期間は2026年11月から2028年2月まで(出典:伊藤手帳株式会社の発表)。TETEFUやHIGOLOGなど他のシリーズについては公表資料に記載がなかったので、この機能が目当てなら購入前に商品ページで確かめてくださいね。

ガントチャートというのは、仕事の進み具合を横棒で見る表のことです。縦に案件やタスクを並べて、横軸を日付や月にして、「この仕事はここからここまで」と棒を引く。工程表とか進行表とか呼ばれることもあります。言葉は難しそうですが、やっていることは棒を引くだけです。

これが効くのは、締め切りが先にある仕事です。たとえば「12月に納品する案件」があったとして、週間ページだけを見ていると、11月半ばくらいまで存在を忘れがちですよね。ガントチャートに横棒を引いておくと、9月の時点で「12月まで走り続ける仕事がある」と目に入ります。

使い方はシンプルで、案件名を左に書いて、着手日から締め切りまで横棒を引くだけ。そこに「素材集め」「下書き」「確認依頼」みたいな途中の区切りを入れると、今週やることが自動的に決まります。先の締め切りから逆算して、今週の分量が決まるのがガントチャートのいちばんの価値かなと思います。

月をまたぐ仕事が複数ある人ほど、この効果は大きくなります。案件が3つ4つと並んだときに、棒が重なっている時期がひと目で見えるからです。「10月の最終週、3本重なってる」と気づければ、前倒しするか、締め切りの相談をするか、手を打てますよね。

いっぽうで、単発の予定しかない人には、このページはほぼ出番がありません。1日で終わる用事に横棒を引いても、何も見えてこないからです。習い事の予定や通院くらいなら、月間カレンダーだけで足ります。

仕事以外に使うなら、たとえば資格の勉強や、引っ越し、旅行の準備あたりが相性のいいテーマかなと思います。「試験日まであと何週間で、いま何章目か」を横棒で見ると、遅れがはっきり出ます。少し痛い機能ではありますが、遅れに早く気づけるのは、やっぱり強いです。

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ユメキロックの手帳が向かない人

予定が少ない人・薄く軽くしたい人・実物を見たい人・年の途中から始めたい人という4つの確認項目を並べたスライド
選ぶ前に確認しておきたい向き・不向きの4項目

ここまで良さを中心に書いてきましたが、正直に言うと、向かない人もはっきりいます。買ってから「思っていたのと違った」となるのはもったいないので、先に確認しておきましょう。

1つ目は、予定がほとんどない人です。上下に分けるのは、情報が多くて1か所に収まらないから意味があるわけで、書き込む予定が週に数件くらいなら、上下2層は完全に持て余します。この場合は、シンプルな月間だけの手帳のほうが、軽くて安くて扱いやすいです。

2つ目は、手帳を薄く軽くしたい人。何度か触れましたが、上下2層ぶんのページが入るので、同じサイズの一般的な手帳より厚くなりやすいです。小さめのバッグを使っている人や、荷物をとにかく減らしたい人には、この厚みがそのまま負担になります。

3つ目は、書店で実物を見てから決めたい人です。ユメキロックは取り扱いのある店舗が限られていて、公式のオンラインショップや大手通販サイトが販売の中心になっています。「文具店で紙質を確かめてから買いたい」という人にとっては、ここがけっこう大きなハードルかもしれません。どこで買うかを先に整理しておきたいなら、手帳はどこで買うかを販売チャネル別にまとめた記事が判断の助けになると思います。

4つ目は、年の途中から使い始めたい人です。掲載期間が商品ごとに決まっているので、たとえば夏に買おうとすると、残りの期間が短くなってしまいます。この点をどうしても避けたいなら、日付フリーのTETEFU マンスリー&デイリーのように、自分で日付を書き入れるタイプを選ぶ手はあります。

5つ目として、書く場所を細かく決められるのが窮屈に感じる人も、たぶん合いません。上下で役割を分ける前提の手帳なので、自由に書き散らしたい人にとっては、構造そのものが枠に感じられることがあります。このタイプの人は、方眼ノートのほうが気楽かもしれませんね。

買う前に確認しておきたいのは3つです。①掲載期間が、自分の使い始めたい月に合っているか。②厚みと重さが、毎日持ち歩けるサイズに収まるか。③価格の「〜」表記が、自分の選ぶ仕様だといくらになるか。どれも届いてからでは変えられない部分なので、価格・送料・販売店とあわせて購入前に確認しておくと安心です。

逆に言えば、この5つに当てはまらないなら、上下分割の恩恵はきちんと受け取れるはずです。予定がそれなりにあって、多少の厚みは許容できて、通販で買うことに抵抗がない。そういう人なら、候補に入れて損はないかなと思います。

ユメキロックの手帳についてよくある質問

ユメキロックの手帳はどこで買えますか?

販売の中心は、ユメキロックの直営オンラインショップです。そのほかに楽天市場やYahoo!ショッピングにも店舗があるので、ふだん使っているサイトのポイントを貯めたい人は、そちらから探す形でもいいと思います。出店している通販サイトは変わることがあるので、最新の販売店は公式サイトで確認してみてください。ただ、取り扱っている商品やサイズ、在庫の状況は店舗によって違うことがありますし、時期によっても変わります。狙っている商品が決まっているなら、まずは公式サイトで在庫を確認して、そのうえで送料や到着日を比べるのが確実です。価格・送料・販売店については、購入前にご自身で確認してくださいね。なお、ここに書いた情報は2026年9月時点のものです。

セパレートダイアリーはどれくらい続いている手帳ですか?

セパレートダイアリーが発売されたのは2011年で、そこからずっと作られ続けているロングセラーです。2027年版の発表時点で、累計およそ15万冊を販売しているとされています。この冊数はメーカーである伊藤手帳株式会社が公表している値で、第三者が数えた数字ではありません。とはいえ、10年以上にわたって毎年新しい年版が出ているというのは、それだけ使い続けている人がいるということでもあります。ブランドとしては「あなたの夢、目標を実現に導く手帳」というコンセプトを掲げていて、予定を書くだけでなく、目標に向かって動くための道具として作られている手帳です。

上段と下段は、同じ月に揃えて使わないといけませんか?

上下を同じ月に揃えて使うのが基本ですし、いちばん迷いが少ない使い方だと思います。上に今月の月間、下に今週のページ、という状態ですね。ただ、上下は別々にめくれるので、あえてずらす使い方もできます。たとえば上段だけ先月のページを開いておいて、先月の記録や振り返りを見ながら今月の予定を組む、といった具合です。月末や月初の見直しのときには、このずらし方が便利かもしれません。逆に、ずらしたまま放置すると「今日はどこ?」と迷いやすくなるので、作業が終わったら元に戻す、くらいのルールを決めておくと使いやすいです。

価格に「〜」が付いている商品があるのはなぜですか?

セパレートダイアリーのように「2,980円〜」と書かれているのは、サイズやカバーの仕様によって価格に幅があるためです。つまり表示されている数字は、そのシリーズのなかでいちばん安い組み合わせの値段だと考えてください。A5とB6ではページの面積が違いますし、カバーの仕様が変われば値段も変わります。ですから、予算をきっちり決めている人は、シリーズ名だけで判断せず、自分が選ぶサイズと仕様の組み合わせで最終的な価格を確認するのが安全です。価格は2026年9月時点の公表情報なので、実際に買うときには公式サイトで最新の金額を確認してくださいね。

まとめ:手帳にユメキロックを選ぶなら

ユメキロックの手帳は、1冊が上下に分かれていて、上段と下段を別々にめくれるところがすべてです。上に月間カレンダー、下に週間バーチカルやデイリーを置けば、月間を開いたまま週間を書けます。ページを行き来しなくていい、という一点のために選ぶ手帳だと考えると、判断がしやすいと思います。

だから選ぶ順番も、表紙やサイズが先ではありません。まず「上下に何を入れるか」。時間で区切った予定を書きたいならウィークリー&マンスリー版、1日の記録も残したいならデイリー&マンスリー版。ここが決まってから、A5かB6か、持ち歩くのか机で使うのかを考える。この順番なら迷いません。

身軽さを最優先にしたいなら、畳んでA6横長になるTETEFU。デイリーを軽く持ちたいならHIGOLOG。15分単位で刻みたいならWISELY、24時間の生活を見たいならVIZIUNO。それぞれ得意なことがはっきり分かれているので、自分の1日の形に近いものを選べばいいと思います。

いっぽうで、予定がほとんどない人、手帳を薄く軽くしたい人、実物を見てから決めたい人には、素直におすすめしにくい手帳です。上下2層ぶんの厚みも、取り扱い店舗が限られることも、あとから変えられない部分ですからね。合わないと感じたら、無理に選ばないのがいちばんです。

そして、買うときはガントチャートのページや掲載期間もあわせて見ておいてください。2026年11月始まり、12月始まり、2027年1月始まりが混ざっているので、書き始めたい月と合っているかで満足度がけっこう変わります。

最後にもう一度だけ。この記事に書いた価格・仕様・発売日・ラインナップは、2026年9月時点で公表されている情報をもとにしています。累計販売冊数はメーカーの公表値です。仕様や価格は変わることがありますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。あなたの1日の形に合う1冊が見つかるといいですね。

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