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手帳サイズ比較一覧|A5・B6・A6の実寸と1日に書ける行数で選ぶ
手帳サイズ比較一覧|A5・B6・A6の実寸と用途別の選び方の基準
手帳のサイズって、名前だけ見てもピンとこないですよね。
A5、B6、A6、B5、A5スリム、バイブルサイズ。売り場の棚には判型の名前が並んでいますが、どれがどのくらいの大きさなのか、名前から想像するのは難しいと思います。私も最初はA5とB6のどちらが大きいのか、毎回考えていました。
ただ、これはミリ単位の実寸で並べてしまえば一瞬で解決します。
さらに、実寸が分かると「1日あたり何行書けるか」まで計算で出せます。書ける量が分かれば、自分に必要なサイズも自動的に決まりますよね。
この記事では、主要な判型の実寸を一覧にしたうえで、書ける行数と持ち歩きやすさの両面から1サイズに決められる状態まで整理しますね。
- 手帳の主要サイズの実寸ミリ一覧
- サイズごとに1日あたり何行書けるかの目安
- 持ち歩き方から適したサイズを決める基準
- 変型サイズや特殊な判型の使いどころ
手帳のサイズは実寸で比べると迷わない
まず、判型の名前について整理しておきますね。
手帳や本のサイズは、A列とB列という2つの規格で決まっています。A4を半分にするとA5、A5を半分にするとA6。B列も同じで、B5の半分がB6、B6の半分がB7です。
ここで混乱しやすいのが、AとBの大小関係ですね。B列のほうがA列より一回り大きいという関係があります。B5はA5より大きく、B6はA6より大きい。ただしB6はA5よりは小さいので、大きい順に並べるとB5>A5>B6>A6>B7という順番になります。
この順番さえ頭に入れておけば、売り場で迷う場面はかなり減りますよ。
ちなみに、A列とB列は成り立ちが違います。
A列は国際規格として定められたもので、世界共通のサイズです。コピー用紙のA4が世界中で同じ大きさなのは、この規格があるからですね。一方、日本で使われているB列は日本の規格で、国際規格のB列とは寸法が異なります。日本のB判は、江戸時代に使われていた美濃紙の大きさに由来するとされています。
手帳の判型にB6が多いのは、この日本独自のB判が本や手帳の大きさとして定着してきた歴史があるからかなと思います。単行本のサイズがB6なのも同じ理由ですね。
判型の名前より実寸のミリを見る

とはいえ、判型の名前で覚える必要はありません。商品ページの仕様欄には必ずミリ単位の実寸が書かれているので、そこを見るほうが確実です。
理由は2つあります。
1つ目は、変型サイズが多いこと。「B6変型」「A5スリム」のように、標準の判型から寸法をずらした商品がたくさんあります。名前だけでは実際の大きさが分かりません。
2つ目は、カバーの厚みぶん大きくなること。表示されているサイズが中身の紙のサイズなのか、カバーを含めた外寸なのかは商品によって違います。バッグに入るかどうかを判断したいときは、外寸のほうを見る必要がありますね。
仕様欄に実寸が書かれていない場合は、判型の標準寸法を目安にしておいて、実際に手に取れる機会があれば確認するのが確実かなと思います。
もう1つ、サイズを見るときに一緒に確認したいのが中身の構成です。
同じB6判でも、マンスリーだけの手帳とマンスリー+ウィークリー+メモページの手帳では、厚みも重さもまったく違います。判型は同じでも、バッグの中で占める体積は倍以上変わることもあるんですよ。
商品ページで見るべきは、判型・厚み・ページ数の3つ。この3つが揃っていれば、実物を見なくてもかなり正確に想像できます。厚みが書かれていない場合は、ページ数から推測できますね。1日1ページ型なら365ページ以上あるので、確実に分厚くなります。
そもそも綴じ手帳とシステム手帳のどちらにするかがまだ決まっていないなら、サイズより先にそこを固めたほうが早いです。種類とブランドの絞り込み方は手帳の選び方をまとめた記事に整理してあるので、1冊目を探している方はそちらから読んでみてください。
主要サイズの実寸一覧
それでは、手帳でよく使われる判型を実寸で並べますね。数字が並びますが、比べるとイメージが掴めると思います。
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| 判型 | 実寸(幅×高さ) | 身近な比較対象 | 主な使われ方 |
|---|---|---|---|
| A4判 | 210×297mm | コピー用紙1枚 | 卓上の業務日誌・家族の予定表 |
| B5判 | 182×257mm | 大学ノート | 10年日記・卓上日誌 |
| A5判 | 148×210mm | コピー用紙の半分 | 書く量が多い人の定番 |
| B6判 | 128×182mm | 単行本 | 手帳でもっとも人気 |
| A6判 | 105×148mm | 文庫本 | 携帯性を優先する人 |
| B7判 | 91×128mm | パスポートより少し小さい | ポケットに入れる小型手帳 |
実寸で並べると、A5とB6の差が20mmほどしかないことが分かりますね。数字だけ見ると小さな差ですが、面積で見ると3割ほど違うので、書ける量にははっきり影響します。
表の上の2つ、A4判とB5判についても簡単に触れておきますね。
A4判はコピー用紙と同じ大きさで、手帳としてはかなり大型です。持ち歩く用途にはまず向きませんが、机に置きっぱなしにする業務日誌や、家族の予定を書き込む共有の予定表としては使いやすいサイズですね。壁に掛けるカレンダーの代わりに使う人もいます。
B5判は大学ノートと同じサイズ。手帳としてはやはり大きめですが、10年日記のように複数年ぶんを1冊に収める商品で採用されることがあります。1日の欄を確保するために紙面を大きくする、という考え方ですね。書く量が多く、置き場所が決まっているなら選択肢に入ります。
この2つは、持ち歩く前提なら候補から外して構いません。逆に「机の上専用」と割り切るなら、大きさがそのまま書きやすさになりますよ。
A5判は書く量が多い人の標準
A5判は148×210mm。コピー用紙(A4)を半分に折ったサイズです。
見開きにするとA4サイズになるので、紙面はかなり広く感じます。週間バーチカルなら時間軸の1コマが広く取れますし、1日1ページ型なら図や表も入れられますね。
向いているのは、家や職場の机で開く人。書く量が多い人や、字が大きめの人にも合います。手帳を予定管理だけでなく、ノートとしても使いたい人にはA5が扱いやすいですね。
注意したいのは持ち運びです。148×210mmというのは、タブレット端末とほぼ同じ面積。トートバッグやリュックなら問題ありませんが、小さめのバッグには入りません。毎日持ち歩く前提なら、実際に使うバッグに入るか確認しておいてくださいね。
A5判が実際にどのくらいの厚みになるかは、ページ数から見当がつきます。ダイゴーのアポイント デスク A5は週間ページ付きで208ページ。同じシリーズにB6判・B5判・A4判もあるので、中身をそろえたまま判型だけを比べたいときの物差しにしやすいですね。
B6判は持ち歩きと書きやすさの中間
B6判は128×182mm。単行本と同じくらいの大きさです。
手帳のサイズとしてはもっとも人気があるとされていて、ラインナップも豊富です。理由は単純で、書きやすさと持ち運びやすさのバランスが良いから。たいていのバッグに入りますし、開けば1日ぶんの欄もそれなりに確保できます。
A5と比べると、幅が20mm、高さが28mm小さくなります。この差が効いてくるのは、週間ページで1日ぶんの行数が1行減るくらいの感覚ですね。予定を書くだけなら十分ですが、メモをたっぷり書きたい人には少し窮屈に感じるかもしれません。
迷ったらB6、と言われることが多いのはこのためです。極端に困る場面が少ないサイズなので、最初の1冊としては手堅い選択かなと思います。
A6判は携帯性が最優先
A6判は105×148mm。文庫本と同じサイズですね。
いちばんの利点は、どこにでも入ること。上着のポケット、小さめのバッグ、車のダッシュボード。持ち歩くことが前提なら、この気軽さは大きな武器になります。
その代わり、書ける量は明確に少なくなります。幅105mmから左右の余白を引くと、実際に書けるのは75mm前後。1文字5mmで書くとすると1行15文字ほどです。長い予定名や補足を書くと、1行に収まらないことが増えますね。
向いているのは、予定の確認が主目的で、書き込みは短くて済む人。逆に、思いついたことをどんどん書きたい人には小さすぎます。ポケットに入る手軽さと、書ける量。どちらを優先するかで判断してくださいね。
A6判より小さいB7判(91×128mm)という選択肢もあります。
パスポートより少し小さいくらいのサイズで、ポケットに入れて常に持ち歩く用途に特化した大きさですね。書けるのは1行10文字前後なので、予定の管理というより「忘れたくないことを一言メモする」道具に近い使い方になります。
この大きさになると、手帳というよりメモ帳の感覚です。ただ、予定が少なく、確認さえできればいいという人にとっては、この軽さが最大の価値になりますよ。
小さいサイズで書きにくさを感じるときは、判型だけでなく紙質や罫線の幅も効いてきます。この3つが書き心地にどう関わるかは日記帳の選び方をまとめた記事で比べているので、書きやすさを優先したい方は参考にしてみてください。
サイズで変わるのは1日に書ける行数

ここからが本題です。サイズの違いは、最終的に「1日あたり何行書けるか」に集約されます。
この行数は、実寸から概算で出せます。計算しておくと、サイズ選びの感覚がかなり正確になりますよ。
週間ページの1日ぶんの高さを計算する
週間レフト式を例に計算してみますね。
レフト式は、左ページに7日ぶんが縦に並びます。ページの高さから上下の余白と週の見出しを引いた残りを、7で割れば1日ぶんの高さが出ます。
A5判なら高さ210mm。上下の余白と見出しで30mmほど使うとすると、残りは180mm。7日で割ると1日あたり約25mmです。1行5mmの罫線なら5行ぶん確保できる計算になりますね。
B6判は高さ182mm。同じ条件で残りは152mm、7日で割ると約21mm。1行5mmなら4行です。A6判は高さ148mmなので、余白を25mmとして残り123mm、7日で約17mm。1行4.5mmとして3〜4行というところですね。
週間レフト式で1日に書ける行数の目安
A5判=5行前後/B6判=4行前後/A6判=3行前後
※上下の余白の取り方や罫線幅によって前後します。あくまで概算の目安です
この差をどう見るかですが、1行20文字として計算すると、A5とA6では1日あたり40文字ほどの差になります。1週間で280文字、1年なら大きな差ですね。
逆に言うと、1日に20文字しか書かない人にとっては、A5もA6も同じです。余った行が増えるだけなので、サイズを大きくする意味がありません。この場合は携帯性を優先したほうが満足度が高くなります。
もう1つ、見開きで考えることも大事です。
手帳は開いて使うので、実際に目に入るのは見開きの状態です。A5判なら見開きでA4サイズ、B6判なら見開きでB5サイズになります。この広さが、1週間や1か月をひと目で把握できるかどうかを決めるんですよね。
週間ページで7日ぶんを見渡したいなら、見開きの横幅が効いてきます。A5判の見開きは横296mmあるので、7日ぶんを横に並べても1日あたり40mm以上確保できます。B6判なら見開き256mmで1日約36mm、A6判は210mmで1日30mmほど。バーチカル式で1日1列を使う形式では、この横幅がそのまま書きやすさになりますよ。
バーチカルは1コマの高さが変わる
週間バーチカル式の場合は、行数ではなく時間軸1コマの高さで考えます。
A5判で、7時から23時までの16時間を30分刻みで区切ると32コマ。時間軸に使える高さを170mmとすると、1コマは約5mmです。B6判なら使える高さは約150mmなので、1コマ約4.7mm。A6判だと約120mmで1コマ3.7mmほどになりますね。
3.7mmというのは、かなり小さい文字でないと書けない高さです。バーチカル式を選ぶなら、A6判は現実的ではないかもしれません。実際、バーチカル手帳のラインナップはA5とB6が中心で、A6の商品は少ない傾向があります。
時間の刻み方も関係します。同じサイズでも1時間刻みなら1コマの高さは倍になるので、B6判の1時間刻みならA5判の30分刻みと同じくらいの高さが確保できる計算ですね。細かく管理したいか、書きやすさを取るかで選び分けてください。
バーチカルにするかマンスリー中心にするかで迷っているなら、先にフォーマットを決めてしまうとサイズも絞り込みやすくなります。それぞれの紙面がどう違うかは手帳のフォーマットを比較した記事にまとめてあるので、あわせて見てみてくださいね。
マンスリーページの1マスも計算しておきますね。
マンスリーは見開きで1か月を表示するので、縦に5〜6週ぶんの行が並びます。A5判の見開きなら高さ210mmから見出しと余白を30mm引いて180mm。これを6週で割ると1マスの高さは30mmです。1行5mmなら6行ぶんですが、日付の数字が入るので実際に書けるのは4〜5行というところですね。
B6判なら182mmから30mmを引いて152mm、6週で割ると約25mm。書けるのは3〜4行です。A6判は148mmから25mmを引いて123mm、6週で約20mm。2〜3行というところでしょうか。
マンスリーだけで運用したい人は、この1マスの行数を基準に選ぶといいですよ。1日に2件以上の予定を書きたいなら、A5判のほうが余裕があります。
ここで挙げた数値は、判型の寸法から計算した概算です。実際の商品は余白の取り方や罫線の設計が違うので、この通りとは限りません。とくにバーチカル式は時間軸の範囲によって1コマの高さが大きく変わります。購入前に中面の写真で、実際の罫線の間隔を確認してくださいね。
持ち歩き方から適したサイズを決める
書ける行数が分かったら、次は持ち歩きの条件と突き合わせます。
ここで大事なのは、「持ち歩きたい」という願望ではなく、実際に持ち歩く頻度で考えることです。
カバンの大きさと厚みで判断する

判断の手順はシンプルです。
まず、いつも使っているバッグを思い浮かべてください。そこに148×210mmのもの(コピー用紙を半分に折った大きさ)が入るなら、A5判も選択肢に入ります。入らないならB6以下ですね。
次に厚みです。手帳の厚みは構成によって大きく変わります。マンスリーのみなら5mm前後、マンスリー+ウィークリーで10〜15mm、1日1ページ型なら20mm以上になることも珍しくありません。
バッグの中で他の荷物と一緒に入れるなら、この厚みが効いてきます。判型が小さくても厚みがあると、意外とかさばるんですよね。逆に、A5判でも薄いマンスリーのみなら、バッグの隙間にすっと入ります。
もう1つの観点が重さです。紙の量に比例するので、判型が大きくページ数が多いほど重くなります。毎日持ち歩くなら、200gを超えるあたりから負担を感じ始めるかなと思います。商品ページに重量が書かれていることは少ないので、実店舗で持ってみるのがいちばん確実ですね。
重さの見当をつける方法もあります。手帳の重さは、ほぼ紙の量で決まるので、判型とページ数から概算できるんですよ。
目安として、B6判で200ページ程度の手帳なら150〜200g前後、A5判の1日1ページ型なら300〜400gになることもあります。文庫本1冊が150g前後と考えると、イメージしやすいかもしれませんね。カバーが革製の場合は、そこにさらに100g前後が加わります。
最後に、持ち歩く頻度を正直に見積もってください。週に1回以下しか持ち出さないなら、家で書きやすいサイズを優先したほうが満足度は高くなります。持ち歩けるサイズを選んだのに結局家でしか開かなかった、というのはよくある話ですから。
サイズを変えたくなったときの話もしておきますね。
手帳は1年で買い替える道具なので、サイズを変えるチャンスは毎年あります。今年B6を使って窮屈だったならA5へ、余っていたならA6へ。この判断は、実際に1年使った実感があるからこそ正確にできます。
ただし、年の途中で変えるのはあまりおすすめしません。前半と後半で別の手帳になると、後から見返すときに探しにくくなりますし、予定の転記も手間です。どうしても合わないときを除けば、その年は使い切って翌年に変えるほうが結果的にすっきりしますよ。
変型サイズと特殊な判型
売り場には、標準の判型に当てはまらない手帳もあります。ここも整理しておきますね。
変型サイズは、標準の判型から寸法をずらしたものです。「B6変型」「A5変型」といった表記で売られています。標準より縦を短くしたり、幅を狭くしたりして、持ちやすさや紙面の使い勝手を調整したものですね。
「A5スリム」と呼ばれる判型もあります。これはA5より横幅を狭くしたもので、A5の書きやすさを保ちつつバッグに入れやすくする狙いの設計です。名前にA5と付いていても実寸は違うので、仕様欄のミリ表記を確認してください。
スリム型・正方形・横長の使いどころ
特殊な形の手帳についても触れておきますね。
細長いスリム型は、長財布くらいの幅で縦に長い形をしています。ジャケットの内ポケットやバッグの隙間に入るのが利点で、週間レフト式との相性がいい形です。1日ぶんの欄が横に短くなるので、長い予定名を書くには向きませんが、携帯性は判型の中でもトップクラスですね。
正方形の手帳は、見開きにすると横長になります。週間ページで7日ぶんを横に並べたときに、1日ぶんの幅を確保しやすいのが利点です。デザイン性の高い商品に採用されることが多い形ですね。
横長の手帳は、机に置いたときの安定感があります。バーチカル式やガントチャート式のように横方向に情報を並べる形式と相性がいいですね。ただしバッグに入れると横幅が出るので、持ち運びには少し不便です。
これらの特殊な判型は、商品数が限られています。気に入った形式が特殊な判型でしか売られていない場合を除けば、標準の判型から選ぶほうが選択肢は広いかなと思います。
システム手帳のサイズについても触れておきますね。
システム手帳はリフィル(中紙)の規格でサイズが決まります。よく使われるのがバイブルサイズで、リフィルはおよそ95×170mmの6穴。B6とA6の中間くらいの大きさで、リフィルの種類がもっとも豊富な規格です。
より小さいミニ6サイズは、リフィルがおよそ80×126mm。手のひらに収まる大きさで、携帯性を最優先する人向けですね。逆に大きいA5サイズのシステム手帳もあり、こちらはリフィルが148×210mmで綴じ手帳のA5と同じ紙面が使えます。
注意したいのは、バインダー本体はリフィルより一回り大きくなることです。リング部分と余白があるので、バイブルサイズのリフィルでも本体は幅120mm前後になります。バッグに入るかを考えるときは、本体の外寸で判断してくださいね。
サイズで迷ったら、いま手元にある本やノートを使って試してみるのがおすすめです。文庫本をバッグに入れて1週間持ち歩けばA6判の感覚が分かりますし、単行本ならB6判です。買う前に自分の生活で試せるのは、けっこう大きいと思いますよ。
目的別のサイズ早見表
ここまでの内容を、目的から逆引きできる形にまとめますね。
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| 使い方 | おすすめサイズ | 理由 |
|---|---|---|
| 机で開いてしっかり書く | A5・B5 | 1日の欄が広く、図や表も入る |
| 家でも外でも使う | B6 | バッグに入り、4行前後は書ける |
| 予定の確認が中心 | A6・B7 | ポケットに入り、確認が速い |
| 時間軸で管理する | A5・B6 | 1コマの高さを確保できる |
| 1日1ページ書く | A6〜A5 | 厚みが出るので携帯性と要相談 |
| 家族の予定を共有する | A5・A4 | 1マスが大きく色分けできる |
迷ったらB6から試す
それでも決まらないときは、B6判から始めてみてください。
理由は3つあります。1つ目は、極端に困る場面が少ないこと。書く量が多少増えても対応できますし、持ち歩きも問題ありません。2つ目は、商品数がいちばん多いこと。フォーマットもデザインも選択肢が広いので、他の条件を優先して選べます。3つ目は、次のサイズを判断しやすいこと。
3つ目について補足しますね。B6を1年使うと、「もっと書きたかった」のか「余っていた」のかがはっきりします。前者ならA5へ、後者ならA6へ。真ん中のサイズから始めると、次の年の判断材料が両方向に取れるんですよ。
いきなりA5から始めると、「もっと小さくても良かったかも」とは思っても、実際に小さいサイズで足りるかは分かりません。逆も同じです。中間から始めるのは、遠回りに見えて確実な進め方かなと思います。
B6判の中身がどれくらいの分量になるかは、ページ数で見当がつきます。ダイゴーのアポイント デスク B6は192ページ。同じシリーズのA5判(208ページ)と形式は同じなので、判型の違いだけを比べる材料になりますね。
サイズを決めきれないときは、手帳を2冊持つという選択肢もあります。家に置くA5判と、持ち歩くA6判やB7判の組み合わせですね。持ち歩く側は予定の確認と簡単なメモに絞り、詳しい記録は家の1冊に集約する形です。2冊分の費用はかかりますが、薄いマンスリー手帳なら1,000円前後で足せます。
ただし、2冊持ちは書く場所が分かれるので、どちらに書いたか分からなくなるリスクもあります。役割をはっきり分けられる自信がないなら、まずは1冊で試してみてくださいね。
もう1つ、サイズ選びで見落とされがちなのが書く道具との関係です。
太めのペンや万年筆を使う人は、文字そのものが大きくなります。同じ罫線幅でも、細字のボールペンなら収まる文字数が、太字だと2割ほど減ることもあるんですよね。ふだん使っているペンで実際に書いてみて、1行に何文字入るかを確かめておくと、サイズの判断がぶれません。
逆に、細い字を書く人はA6判でも十分に足りることがあります。サイズは絶対的な基準ではなく、自分の字の大きさとの組み合わせで決まる、と考えておくといいかなと思います。
手帳を記録用途でも使いたい人は、書く項目を決めておくとサイズの判断もしやすくなります。項目を固定して積み上げる方法は、記録ノートの作り方をまとめた記事で紹介しています。1日に必要な行数が具体的に見えてきますよ。
手帳サイズに関するよくある質問(FAQ)
A5とB6はどちらが大きいですか?
A5のほうが大きいです。A5は148×210mm、B6は128×182mm。幅で20mm、高さで28mmの差があります。ただしB5とA5ならB5のほうが大きいので、AとBの関係は判型の数字とセットで覚えるのが確実です。大きい順に並べると、B5>A5>B6>A6>B7という順番になりますよ。
手帳でいちばん人気のサイズはどれですか?
B6判が人気とされることが多いです。バッグに入る大きさでありながら、1日ぶんの記入欄もそれなりに確保できるバランスの良さが理由ですね。ラインナップも豊富なので、フォーマットやデザインの選択肢が広いという利点もあります。ただ、人気だから自分に合うとは限らないので、書く量と持ち歩きの条件で判断してくださいね。
A5スリムやB6変型とは何ですか?
標準の判型から寸法をずらした変型サイズのことです。A5スリムはA5より横幅を狭くしたもので、書きやすさを保ちながらバッグに入れやすくする狙いがあります。B6変型も同様に、B6を基準に縦横を調整したものですね。名前に判型が入っていても実寸は違うので、仕様欄のミリ表記を必ず確認してください。
サイズが大きいほど書きやすいですか?
書く量が多い人にとってはそうですが、全員に当てはまるわけではありません。1日に20文字しか書かない人がA5判を選ぶと、欄が余り続けることになります。余白が多いと「埋めなければ」という気持ちが働いて、かえって負担になることもあるんですよ。書く量に対して少し余裕がある程度が、いちばん心地よく使えるサイズかなと思います。
バーチカル手帳にA6は向きませんか?
時間軸の1コマが小さくなりすぎる傾向があります。A6判の高さ148mmで1日を30分刻みに区切ると、1コマは4mmを下回る計算になり、書き込むのが難しくなります。バーチカル式を使いたいなら、A5判かB6判のほうが現実的ですね。実際、バーチカル手帳の商品もこの2サイズが中心になっています。
まとめ:サイズは実寸と行数で決める
手帳のサイズ選びを、もう一度整理しておきますね。
- 判型の名前より実寸のミリを見る。大きい順にB5>A5>B6>A6>B7
- A5は148×210mm。書く量が多い人と机で開く人に向く
- B6は128×182mm。持ち歩きと書きやすさのバランスが良い
- A6は105×148mm。携帯性は最高だが1行15文字前後
- 週間レフト式ならA5で5行前後、B6で4行前後、A6で3行前後が目安
- 迷ったらB6から始めると、次の年の判断材料が両方向に取れる
サイズは、書く量と持ち歩き方の掛け算で決まります。どちらか一方だけで選ぶと、使い始めてから違和感が出やすいところですね。1日に何文字書くか、月に何回持ち出すか。この2つを具体的な数字にしておくと、判断はかなり楽になりますよ。
なお、この記事で挙げた行数や1コマの高さは、判型の寸法から計算した概算です。実際の商品は余白の取り方や罫線の設計が異なるため、この通りとは限りません。正確な仕様は各メーカーの公式サイトや販売ページでご確認いただき、最終的な判断は中面を確認したうえで行ってくださいね。
あなたの生活に合う大きさが見つかりますように。
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