インドア / REVIEW
100均の日記帳の選び方|ダイソー・セリアの種類と1年使える条件
100均の日記帳って実際どう?1年使えるかを紙質と書ける量から調べました
日記を始めてみようかなと思ったとき、いきなり数千円の日記帳を買うのはためらいますよね。続くかどうか分からないのに、と考えて100円ショップの棚を見に行く。これはとても自然な流れだと思います。実際、ダイソーやセリアには日記に使えるノートや専用の日記帳が並んでいて、110円から試せます。
ただ、いざ棚の前に立つと今度は別の迷いが出てきます。「日記帳」と書かれたものだけでなく、方眼ノート、365日ダイアリー、ミニサイズのノートなど、日記に使えそうなものがいくつもあるからです。しかも1年書き続けられるのか、紙は薄くないか、途中で買い足すことになるのかは、パッケージを見ただけでは分かりません。
私が調べてみて分かったのは、100均の日記帳は用途を絞れば十分使える一方で、はっきり向いていない使い方もあるということでした。この向き不向きを先に知っておけば、110円で始めて問題ない人と、最初から市販品を買ったほうが結果的に安く済む人を、自分で見分けられます。
この記事では、100均の日記帳を3つの種類に分けたうえで、1日にどれくらい書けるのか、紙質はどの筆記具まで耐えるのか、店ごとの品ぞろえの違いはどうかを整理します。そのうえで、100均で十分な場面と市販品を選んだほうがいい場面、買うときに確認したい点までまとめました。棚の前で迷う時間が減るはずですよ。
- 100均で日記に使えるものは3種類あり、選び方の基準が違う
- 1日に書ける量とページ数から、何か月ぶん持つのかを見積もる方法
- 紙質と筆記具の相性、裏抜けが起きやすい組み合わせ
- 100均で十分な人と、市販の日記帳を選んだほうがいい場面の分かれ目
100均の日記帳で何が買えるのか
まずは棚に並んでいるものの整理からです。100均で「日記に使えるもの」は3種類あり、それぞれ想定している使い方が違います。ここを分けずに値段だけで選ぶと、書き始めてから合わないと気づくことになります。種類・記入量・サイズとページ数・紙質・店ごとの違い・売り場と時期の順に見ていきますね。
100均の日記帳は大きく3種類ある
1つ目は日付が印刷された専用の日記帳です。ダイソーの「365日ダイアリー」のように、1年ぶんの日付が入っていて、そのページに書いていく形。糸で綴じられたハードカバーのものもあり、110円という価格のわりにしっかりした作りだと評価されています。日付が決まっているぶん、書き忘れた日は空白になります。
この形の実物としてよく挙がるのが、糸で綴じられたハードカバーのタイプです。18センチ×13センチ弱の手のひらに乗る大きさで、1ページに2日ぶんが入る構成のものがあります。厚みは1センチ強と薄く、机の隅に置いても場所を取りません。日付が印刷されているぶん、書く場所を探す手間がないのが利点です。
2つ目は日付なしのノートを日記帳として使う形です。方眼ノート、横罫ノート、無地ノートなど、いわゆる普通のノートを日記に転用します。セリアには368ページという厚めのノートもあり、1日1ページで使えばおよそ1年ぶんになります。日付を自分で書く手間はありますが、書かない日があっても空白が残りません。
3つ目はミニサイズのメモ帳やスケジュール帳の余白を使う形です。1日に数行だけ書きたい人や、手帳と日記を1冊にまとめたい人に向いています。専用の日記帳より軽く、持ち歩きやすいのが利点です。
| 種類 | 1日に書ける量の目安 | 持つ期間の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 日付入りの専用日記帳 | 数行〜半ページ | 1年(日付が印刷されている範囲) | 毎日決まった量を書きたい人 |
| 日付なしのノート(方眼・横罫) | ページの使い方しだいで自由 | ページ数と1日の使用量で変わる | 書く日と書かない日の差が大きい人 |
| ミニサイズのメモ・スケジュール帳 | 1〜3行 | 3か月〜1年 | 持ち歩きたい人、短く続けたい人 |
ページ数や仕様は店舗や時期によって入れ替わるので、あくまで一般的な目安として見てください。正確な情報は各店舗の売り場でご確認ください。選ぶときは価格ではなく「1日に何行書きたいか」から逆算すると、この3種類のどれかにすぐ決まります。
1日ぶんの記入量で選ぶ形が変わる

日記が続かない原因としてよく挙げられるのが、書く量と紙面が合っていないことです。たっぷり書きたいのに数行の枠しかなければ窮屈ですし、逆に1日1ページの日記帳を買って3行しか書けないと、空白が気になって嫌になってしまいます。
目安として、1日に書く量は3つに分けられます。ひとつは一言型で、天気とその日の出来事を1〜2行。ふたつめは数行型で、出来事に加えて感じたことを3〜5行。みっつめは文章型で、10行以上書いて振り返りまで残す形です。
一言型なら、日付入りの専用日記帳やミニサイズで十分足ります。むしろ枠が小さいほうが「これだけ書けばいい」と分かって続きやすいという面もあります。数行型も専用日記帳の範囲に収まることが多いです。
文章型の場合は、100均のノートを1日1ページで使う形が現実的です。ただし1年もつかどうかはページ数しだいなので、買う前に確認が要ります。必要なページ数の計算は次の見出しでまとめます。
もうひとつの目安が、書く時間帯です。夜寝る前に書く人は、その日の出来事を振り返るぶん量が増えやすく、朝に書く人は前日の要点だけを短くまとめる傾向があります。通勤中や昼休みに書くつもりなら、開いてすぐ書ける数行型のほうが現実的です。いつ書くかを決めてから紙面を選ぶと、あとで「枠が足りない」「余白が埋まらない」というずれが起きにくくなります。そもそも日記にどんな種類があって何が違うのかを整理したい場合は、日記の種類と効果を一枚にまとめた記事から見てもらうと全体像がつかめます。
自分がどの型か分からないときは、まず3日ぶんだけ試し書きしてみるのが早いです。手持ちのノートに書いてみて、何行になったかを数える。この1回で必要な紙面がだいたい決まります。日記帳全般の選び方の考え方は、サイズ・紙質・罫線から日記帳を選ぶ基準をまとめた記事でも詳しく整理しています。
サイズとページ数で書ける期間が決まる
100均の日記帳を選ぶとき、多くの人がサイズだけを見て決めています。ただ実際に効いてくるのは、サイズとページ数の組み合わせです。
日付入りの専用日記帳は、A6前後の小さめサイズが中心です。ダイソーの365日ダイアリーは18.2×12.8×1.2cm前後で、1ページに2日ぶんが入るレイアウトになっています。1日ぶんの枠は数行なので、短くまとめたい人に向いた作りです。
日付なしのノートを使う場合は、A5・B6・A6あたりが候補になります。A5は1日1ページで使うと余裕がありますが、持ち歩くにはやや大きめです。B6は書く量と携帯性のバランスがよく、A6はかばんに入れっぱなしにできる代わりに1ページの行数が限られます。判型ごとの実寸と書ける行数の関係は、A5・B6・A6の実寸と1日に書ける行数を比べた記事がそのまま参考になります。
期間の見積もりは簡単な計算で出せます。ページ数÷1日に使うページ数=持つ日数です。200ページのノートを1日1ページで使えば約200日、見開き2ページで使えば約100日、1ページを2日で使えば約400日。この計算をしてから買うと、「1年もつと思っていたのに半年で終わった」という食い違いが防げます。
1年続けたいなら、必要なページ数を先に出しておくと選びやすいです。1日1ページなら365ページ以上、1日半ページなら180ページ以上が目安になります。棚でページ数の表示を見て、この数字に届くかを確認してください。
100均の日記帳の紙質とペンの相性

価格が安いぶん、紙の厚みは市販の日記帳より薄めのものが多いです。ただし「全部が裏抜けする」わけではなく、使う筆記具によって結果がかなり変わります。
普通のボールペンやゲルインクのペンであれば、問題なく書けるという評価が多いです。ダイソーの365日ダイアリーについても、細字のペンなら裏写りしにくいという声が見られます。日記を書くのに使うペンとしては、この2つが最も一般的だと思います。
一方で、万年筆はにじんだり裏に抜けたりすることがあります。インクの量が多く、紙の繊維に染み込みやすいためです。万年筆で日記を書きたい人は、100均の紙では満足できない可能性が高いので、紙にこだわった市販品を選んだほうが結果的に納得できると思います。
売り場で紙の厚みを見分ける方法も知られています。中を開ける商品なら、ページを1枚つまんで光にかざすと、向こう側が透けるかどうかで厚みの見当がつくと言われます。紙が薄いほど裏に響きやすくなるので、色ペンを使う予定があるならこの確認が判断材料になります。数秒でできることなので、迷ったときの目安として覚えておくといいかもしれません。
色ペンやスタンプでデコレーションしたい場合も注意が必要です。水性マーカーやスタンプインクは、ボールペンより裏に響きやすくなります。心配なときは、最後のページで試し書きしてから本番に使うと安心です。裏抜けしても片面だけ使えば実用上は困りませんし、そう割り切って使っている人もいます。
日記に使う予定のペンが決まっているなら、その太さを頭に入れてから売り場へ行くと選びやすいです。太字や水性のペンを使うつもりなら、厚めの紙のものを優先する。それだけでも外れを引きにくくなりますよ。
ダイソー・セリア・キャンドゥの品ぞろえの違い
3つの店は同じ100円ショップでも、力を入れている方向が少しずつ違います。日記帳を探すときの目安として押さえておくと、無駄足が減ります。
ダイソーは種類の多さと専用商品の充実が特徴です。日付入りの日記帳やダイアリー系の商品が見つかりやすく、サイズ展開も比較的そろっています。店舗面積が大きい店ほど在庫の幅が広い傾向があります。
セリアはデザイン性と紙もの雑貨の充実が持ち味です。日記帳そのものより、日記に転用しやすいノートやカバー、デコレーション用のシールやスタンプが充実しています。厚めのノートが見つかることもあり、1日1ページで長く使いたい人には向いています。
キャンドゥも価格帯は他の2店と同じく110円が基本で、一部の特殊加工の商品は200円台になることもあります。ノートのページ数は100〜200ページ程度のものが目立つという紹介が多く、その場合は1日1ページで3か月から半年ほどの分量になります。まず短期間で試したい人には合いやすいと思いますが、品ぞろえは店舗差が大きいので実物で確かめてください。
3店を回れないときの優先順位も決めておくと動きやすいです。日付入りの専用日記帳が欲しいなら品数の多い大型のダイソー、ノートを日記に転用するつもりならセリア、まず数か月だけ試したいならキャンドゥ、という順で見に行くと、目的と売り場がずれにくくなります。近くに1店しかない場合は、日付なしのノートを選べばどの店でもだいたい手に入ります。
ただし品ぞろえは店舗の規模や地域、時期でかなり変わります。ここに書いたのはあくまで傾向で、近所の店に必ずあるとは限りません。目当てのものがある場合は、複数の店を見て回るつもりでいたほうが確実です。
売り場と並ぶ時期の目安
探しに行っても見つからない、という声が多いのがこの部分です。日記帳は文具コーナーの中でも、ノート売り場と手帳売り場のどちらかに置かれています。日付入りのものは手帳コーナー、日付なしのノートはノートコーナー、というのがおおまかな分かれ方です。
時期も関係します。1月始まりの手帳やダイアリー類は、夏の終わりから秋のはじめ(おおむね9月ごろ)に並び始め、10月には種類がそろうという流れが一般的です。年末は新しく入荷する時期ではなく、人気の柄から品薄になっていく時期にあたります。年明けから春先にかけては売り場そのものが縮小し、4月始まりの商品と入れ替わっていきます。つまり選択肢がいちばん多いのは秋、少なくなるのは年末以降ということになります。発売の時期は店舗や年によって前後するので、目安として考えてください。
日付なしのノートは通年で置かれているので、時期を気にせず買えます。日記を始める時期が中途半端だと感じるなら、日付なしを選ぶほうが待たずに始められます。100均の手帳がいつ並ぶかや、ダイソーとセリアの違いをまとめた記事で売り場の時期については詳しく触れているので、あわせて見てもらえると分かりやすいと思います。
店頭で見つからない場合、通販で扱っているかは店によって違います。100円ショップの公式通販は、まとめ買いが条件になっていることもあります。購入前に条件を確認してください。
100均の日記帳が向く場面と選び方
ここからは、実際に買うかどうかの判断です。100均で十分に足りる場面と、市販の日記帳を選んだほうが結果的に納得できる場面は、はっきり分かれます。そのうえで、買うときに見ておきたい確認点と、続けるために一緒に買っておくと役立つものを挙げていきます。値段が安いぶん失敗しても損は小さいのですが、それでも書き始めた日記を途中で買い替えるのは気持ちの負担が大きいので、先に見分けておきましょう。
100均の日記帳で十分な人

結論から言うと、次のどれかに当てはまるなら100均の日記帳で問題ないと思います。まず、日記が続くかどうかまだ分からない人。これがいちばん多いケースだと思います。数千円の日記帳を買って3日でやめると、本より「やめたこと」のほうが記憶に残ってしまいます。110円ならその負担がありません。
次に、1日に書く量が数行の人。日付入りの専用日記帳は、1日ぶんの枠が数行に設計されているものが多く、この使い方にぴったり合います。枠が小さいことが、かえって「これだけ書けばいい」という安心につながります。
3つ目は、ボールペンかゲルインクのペンで書く人。この筆記具なら紙質の問題はほとんど出ません。日記に使うペンとして最も一般的なので、多くの人がここに当てはまります。
4つ目は、1年ごとに買い替えるつもりの人です。100均の日記帳は1年ぶんの日付が入っているものか、数か月で書き終わるページ数のものが中心なので、この使い方と相性がいいです。逆に何年も同じ1冊を使い続ける前提だと合いません。
もうひとつ、100均を選ぶ実務的な利点として書き終わったあとの扱いが気楽という点があります。数千円の日記帳だと「せっかくだから最後まで埋めなければ」という気持ちが働きますが、110円なら合わないと感じた時点で別の形に移れます。1冊目で自分の書く量と続くペースが分かれば、2冊目の選び方はかなり正確になります。最初の1冊を試作と位置づけるなら、価格が安いことはそのまま利点になるんですよね。
日記そのものをどう書くかで迷っている段階なら、道具より先に型を決めるほうが効きます。3行の型や例文の作り方は、続く3行の型と例文をまとめた記事に整理してあります。まず型を決めて、その量が入る紙面を選ぶ。この順番だと道具選びで迷いません。
市販の日記帳を選んだほうがいい場面
反対に、次のような使い方をしたい場合は、最初から市販品を選んだほうが満足度が高いと思います。安いものを買って買い直すより、結果的に安く済むこともあります。
1つ目は3年日記や5年日記のように、複数年を1冊にまとめたい場合です。同じ日付の欄が縦に並んでいて、去年の自分と比べられるのが連用日記の面白さですが、この形式は100均ではあまり見かけません。何年も使う前提なので製本の丈夫さも必要になり、専用に作られた市販品のほうが向いています。年数ごとの違いは3年・5年・10年で1日に書ける行数と価格を比べた記事にまとめました。
2つ目は万年筆で書きたい場合です。前に触れたとおり、インクがにじんだり裏に抜けたりすることがあります。書き味を楽しみたくて万年筆を選んでいるのに、紙で気分が下がるのはもったいないです。
日記用に1冊だけ紙のよいノートを持っておきたいなら、万年筆で書かれることを前提に作られたノートが分かりやすい選択肢です。日付が入っていないので、日記として使うか記録として使うかは自分で決められます。
3つ目は見た目にこだわりたい場合です。表紙の質感やデザインで気分が上がるかどうかは、日記を続けるうえで意外と大きい要素です。100均にも可愛いデザインはありますが、選択肢の幅は市販品のほうが広くなります。柄と中身を分けて考える手順は、かわいい手帳と日記帳を柄と中身に分けて選ぶ記事で整理しています。
価格差も一度整理しておくと判断しやすいです。100均の日記帳は110円前後、市販の日記帳はおよそ1,000円台から3,000円台が中心で、連用日記や革張りのものはさらに上になります。差額は1,000〜3,000円ほどですが、これは1年間毎日使う道具の代金なので、1日あたりにすると数円の違いです。毎日開くのが楽しみになるかどうかを基準にすると、この差額を出す意味があるかを判断しやすくなります。
4つ目は10年以上残したい場合です。紙は時間とともに変化しますし、糊で綴じたタイプは経年でページが外れることもあります。長く残すことが目的なら、製本と紙の品質にお金をかける意味があります。
100均の商品は同じ商品名でも仕様が変わることがあり、次に買いに行ったときに同じものが手に入るとは限りません。1年を通して同じ日記帳を使いたい場合は、必要な冊数をまとめて買っておくか、途中で別のものに変わってもいい形(日付なしのノートなど)を選んでおくと安心です。
連用日記そのものを試してみたい場合は、3年ぶんと5年ぶんが1冊にまとまったタイプが分かりやすいです。1年ごとに買い替える形とは続き方がまるで違うので、まず現物の形を見てから決めてもいいと思います。
100均で買うときに確認する4つの点
売り場での確認は、次の4つに絞れば十分です。順番に見ていけば、外れを引く確率はかなり減ります。
1つ目はページ数と、1日に使うページ数です。前の章で触れた計算をその場でしてみてください。ページ数が書かれていない場合は、厚みで大まかに判断するか、日付入りかどうかで期間を推測します。
2つ目は1日ぶんの枠の大きさです。日付入りの商品は、中を開いて1日ぶんが何行か数えてください。1ページに2日ぶん入っているものは、1日あたりの行数が半分になります。自分の書く量と合っているかは、ここで判断できます。
3つ目は開き方です。糸で綴じてあるものは平らに開きやすく、書いているときにページを押さえる必要がありません。中央付近を開いてみて、手を離しても閉じにくいかを見ておくと、毎日の書きやすさが変わります。
4つ目は始まりの日付です。日付入りの商品には1月始まりと4月始まりがあり、年度の表記も入っています。買う時期によっては前の年度のものが残っていることもあるので、表紙や帯の年の表示を必ず確認してください。
| 確認する点 | 見る場所 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| ページ数 | パッケージの表示・本の厚み | 1日1ページなら365ページ以上が1年ぶん |
| 1日ぶんの枠 | 中面を開いて行数を数える | 自分が書く行数より1〜2行多いと余裕がある |
| 開き方 | 中央付近を開いて手を離す | 閉じにくいものは書きやすい |
| 始まりの日付と年 | 表紙・帯・中面の最初のページ | 今年度のものか、日付なしかを確認する |
日付なしのノートを選ぶ場合は、5つ目として綴じ方も見ておくと失敗が減ります。リング綴じは平らに開くので書きやすい一方、かばんの中でリングが引っかかることがあります。無線綴じ(背に糊を使うタイプ)は見た目がすっきりしますが、中央付近が開きにくく、押さえながら書くことになりがちです。毎日開くものなので、ここは書き心地に直結します。
この4点はどれも売り場で数十秒あれば確認できます。値段が安いと確認を省きたくなりますが、書き始めてから合わないと気づくほうが手間なので、ここだけは見ておくのがおすすめです。
続けるために足したい100均アイテム
日記帳そのもの以外に、100円ショップで一緒に買っておくと続けやすくなるものがあります。どれも必須ではありませんが、書く手間を減らす効果があります。
ひとつはペンホルダーです。日記帳とペンが離れていると、書く前に「ペンを探す」というひと手間が入ります。貼り付けるタイプやクリップで挟むタイプがあり、日記帳の厚みと使うペンの太さに合うものを選びます。この小さな手間が減るだけで、書く回数が変わることがあります。
ふたつめは日付や見出し用のスタンプ・シールです。日付なしのノートを使う場合、日付を書く作業が地味に負担になります。スタンプがあると押すだけで済みますし、ページの見た目が整うので読み返しやすくなります。
みっつめはブックバンドやゴムバンドです。かばんの中で日記帳が開いてページが折れるのを防げます。持ち歩いて書く人には効果があります。
よっつめはカバーです。表紙のデザインが気に入らない場合でも、透明カバーや布カバーをかけることで印象が変わります。中身は100均、見た目は好みに、という組み合わせもできます。
書き終わったあとの保管を考えるなら、封筒型のケースやクリアケースも役に立ちます。100均の日記帳は表紙が薄めのものもあるので、本棚に立てておくと折れやすいことがあります。書き終わった冊数が増えてきたら、年ごとにまとめて箱に入れておくと探しやすくなります。日光の当たる場所と湿気の多い場所を避けるだけでも、紙の傷み方はかなり変わりますよ。
買い足しは1回に1つまでにしてください。道具をそろえること自体が目的になると、書く前に満足してしまいます。まず2週間書いてみて、実際に手間だと感じた部分だけを1つずつ足していくほうが、続く形に近づきますよ。
100均の日記帳についてよくある質問
100均の日記帳でも1年間続けて使えますか?
日付入りの日記帳であれば1年ぶんの日付が印刷されているので、そのまま1年使えます。日付なしのノートを使う場合は、ページ数と1日に使うページ数で決まります。1日1ページで使うなら365ページ以上、半ページなら180ページ以上が目安です。100〜200ページのノートだと3〜6か月ほどで書き終わるので、1年続けたい場合は買い足す前提で考えてください。
100均の日記帳は裏抜けしませんか?
使う筆記具によります。ボールペンやゲルインクのペンであれば問題なく書けたという評価が多く、実用上は困らないことがほとんどです。一方で万年筆はにじみや裏抜けが起きることがあると報告されています。水性マーカーやスタンプインクも裏に響きやすいので、心配な場合は最後のページで試し書きしてから使ってください。紙の仕様は商品ごとに違うので、あくまで目安として考えてもらえればと思います。
100均に3年日記や5年日記はありますか?
複数年を1冊にまとめる連用日記は、100円ショップではあまり見かけません。同じ日付の欄が縦に並ぶ形式で、何年も使うため製本の丈夫さも求められることが理由だと考えられます。連用日記を使いたい場合は、市販の専用品を検討したほうが確実です。どうしても100均でという場合は、日付なしのノートを年ごとに分けて使う方法もありますが、去年と見比べる楽しさは薄くなります。
売り場で見つかりません。どこを探せばいいですか?
日付入りの日記帳は手帳・ダイアリーのコーナー、日付なしのノートは文具のノート売り場に置かれていることが多いです。手帳コーナーは年末から年明けにかけて大きくなり、春以降は縮小していく傾向があるため、時期によっては置いていないこともあります。日付なしのノートは通年で扱われているので、時期を気にせず買えます。店舗の規模によっても品ぞろえは変わるので、大きめの店舗を見てみるのも手です。
まとめ:100均の日記帳は書く量から選ぶ
ここまで見てきたとおり、100均の日記帳は「安いから妥協するもの」ではなく、使い方が合えば十分に実用的な選択肢です。日付入りの専用日記帳、日付なしのノート、ミニサイズのメモ。この3種類のどれが自分に合うかは、1日に何行書きたいかで決まります。
1年続けたいなら、ページ数と1日に使うページ数から持つ期間を計算してください。ボールペンやゲルインクで書くなら紙質はほとんど問題になりませんが、万年筆を使いたい場合は市販品を検討したほうが納得できると思います。連用日記や長期保存が目的の場合も、専用に作られたものを選ぶ意味があります。
売り場では、ページ数・1日ぶんの枠・開き方・始まりの日付の4点だけ確認してください。どれも数十秒で見られる項目です。これだけで、書き始めてから合わないと気づく可能性はかなり下がります。
なお、100円ショップの品ぞろえや商品の仕様は、店舗や時期によって変わります。ここに書いた内容はあくまで一般的な目安なので、正確な情報は各店舗の売り場や公式サイトでご確認ください。最終的な判断は実物を手に取ったうえで決めてもらえればと思います。まずは110円で始めてみて、自分に必要な条件が見えてきたら次の1冊を選ぶ。この順番でも、日記はちゃんと続きますよ。
YOUR NEXT STEP

道具・器具レビュー
道具・器具レビュー
道具・器具レビュー