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カルディの水出しコーヒーボトル1.1Lを解説|価格と使い方・注意点
カルディの水出しコーヒーボトルはどう?買う前に知りたいこと
夏になるとカルディの店頭に、水出しコーヒー用のボトルが並びますよね。カラフルで見た目もよくて、隣にはアイスブレンドの粉が置いてある。そのまま一式まとめて買いたくなる並べ方ですよね。
ただ、いざ買おうとすると気になることも出てきます。値段は1,000円を超えるし、無印や100円ショップにも似たようなボトルがある。どれくらい作れるのか、洗いやすいのか、そもそも今買えるのか。売り場では判断しきれない部分が多いんですよね。
この記事では、カルディの水出しドリンクボトルの容量や価格、実際に作れる量、粉とのセット商品、そして作り方とお手入れまでを整理します。無印や100円ショップのボトルとの違いにも触れるので、どこで買うか迷っている人の判断材料にしてもらえたら嬉しいです。
- カルディの水出しドリンクボトルの容量と価格
- 満水容量と実際に作れる量のギャップ
- 粉とセットで買うときの選択肢と価格
- 作り方・お手入れと、無印や100均との違い
カルディで買える水出しコーヒーのボトル
まずは何が売られているのかを整理しましょう。カルディの水出し関連は、ボトル単体とコーヒーとのセット、そして粉だけ、という3つの買い方に分かれます。季節商品という性格もあるので、そのあたりも含めて見ていきますね。
本命は水出しドリンクボトル1.1L
カルディで水出しコーヒー用のボトルといえば、水出しドリンクボトルがその名前のとおりの商品です。2026年モデルは1.1Lで、価格は1,380円(税込)。カルディのオンラインストアでも取り扱いがあります。
この商品のポイントは、コーヒー粉を入れるフィルターが本体に組み込まれていることです。パーツは本体・フタ・フィルターの3つで、フィルターに粉を入れて水を注げば、あとは冷蔵庫で待つだけ。抽出が終わったらフィルターごと引き上げられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 水出しドリンクボトル 1.1L |
| 価格 | 1,380円(税込・2026年モデル) |
| 満水容量 | 1,100ml |
| サイズ | 幅105×奥行94×高さ267mm |
| 素材 | 本体はAS樹脂、ネジ栓・フィルター本体・フタはポリプロピレン、メッシュはPET、パッキンはシリコーンゴム |
| 耐熱の表示 | 本体100℃/フタ・フィルター110℃(ただし熱湯を入れることはできません) |
| 置き方 | パッキン付きで横置きができる |
細長い形なので、冷蔵庫のドアポケットにも棚にも収まりやすいです。高さは26.7cmあるので、ドアポケットの段によっては入らないこともあります。買う前に冷蔵庫のポケットの高さを測っておくと確実ですね。
幅と奥行きが10.5cm×9.4cmというのも見ておきたい数字です。ほぼ正方形に近い断面なので、棚に寝かせたときに転がりにくいという利点があります。丸い断面のボトルだと、冷蔵庫のドアを開け閉めするたびに少しずつ動いて、気づくと奥で斜めになっていたりするんですよね。角のある形は、横置きを前提にした設計として理にかなっていると思います。
素材の組み合わせも見ておきましょう。本体のAS樹脂は透明度が高くて中身が見えるので、抽出の進み具合を目で確認できます。フィルターのメッシュはPETで、細かい網目でコーヒー粉を受け止める役目。パッキンのシリコーンゴムは弾力があって密閉性を保ちます。それぞれの部品に役割があるぶん、洗うときも部品ごとに扱いを変える必要が出てきます。
耐熱温度が本体100℃・フタ110℃と表示されていても、熱湯を入れることはできません。この数字は「その温度まで変形しない」という素材の性質を示すもので、使い方を許可しているわけではないんですよね。熱湯消毒をしたい人には向かない道具だと考えてください。洗うときもぬるま湯までにとどめておくのが安全です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
価格と色は毎年変わる季節商品

ここがカルディならではの、いちばん大事なポイントかもしれません。この水出しドリンクボトルは毎年3〜4月ごろに販売が始まる季節商品で、色も価格も毎年変わります。
| 年 | 価格(税込) | カラー |
|---|---|---|
| 2024年 | 1,210円 | サックスブルー/シトロンイエロー |
| 2025年 | 1,320円 | アイスブルー/アプリコットオレンジ |
| 2026年 | 1,380円 | アイスブルー/ミルキーホワイト |
2024年から2026年の2年間で、170円ほど上がっている計算ですね。容量や基本の作りは変わらないまま、価格だけが少しずつ動いています。「去年と同じ値段だろう」と思って行くと差額に驚くことがあるので、頭の片隅に置いておくといいかなと思います。
そして季節商品ということは、夏の終わりには店頭から消えるということでもあります。数量限定として案内される年もあり、人気の色から先に無くなります。8月に「そろそろ買おう」と思って店に行ったら在庫がなかった、というのは十分にありえる話です。
逆に言えば、来年の春まで待てば新色が出ます。急ぎでないなら3〜4月を狙うほうが、色を選べて確実に手に入るという意味では有利ですね。今すぐ作りたいなら、オンラインストアの在庫を確認するか、通年で手に入る他店のボトルを検討するという判断になります。
季節商品を狙うときのコツをひとつ。発売は春先なので、その時期に買い足しぶんまでまとめて確保しておくと、夏の途中で「無い」と困ることがありません。取り扱いや時期は店舗によって差があるので、確実に欲しいときは在庫を確認してから向かうのが安心です。
もうひとつ、季節商品ならではの利点もあります。毎年デザインが更新されるということは、その年に買ったボトルの色で「いつ買ったか」が分かるということでもあるんですよね。2本目を買い足すときに違う色を選べば、仕込んだ日が違うボトルを見分けやすくなります。中身が同じ黒い液体だと、どちらを先に作ったのか見分けにくくなります。色違いで持つのは、その対策としても使える考え方です。
満水1.1Lでも作れるのは約740ml

ここは見落としやすいので、先にお伝えしておきますね。満水容量1,100mlと、実際に作れるコーヒーの量は違います。
カルディの案内では、1回の抽出でできあがるのは約6杯分、量にして約740mlとされています。満水容量から300ml以上少ないんですよね。理由は単純で、フィルターに入れた粉が水を吸うぶんと、フィルター自体が占める体積があるからです。
これを知らずに「1.1Lだから毎日たっぷり飲める」と思って買うと、少し物足りなく感じるかもしれません。逆に言えば、約740mlは1日2〜3杯を2日で飲みきる量としてはちょうどいいサイズです。水出しコーヒーの飲みきり目安は冷蔵で2〜3日なので、この容量設計はむしろ理にかなっていると思います。
| 見る数字 | 値 | 意味 |
|---|---|---|
| 満水容量 | 1,100ml | 容器の物理的な最大量 |
| 1回の抽出量 | 約740ml | 実際にできあがるコーヒーの量 |
| 杯数の目安 | 約6杯 | 1杯120ml前後で計算した場合 |
家族で飲むならこれ1本では足りないことも出てきます。その場合は2本持ちにするか、より大きな容器を検討する形になりますね。数値はあくまで目安なので、実際の使い方に合わせて考えてみてください。
同じことは他の水出し用ポットにも言えます。ストレーナーが入る構造である以上、表示容量いっぱいまでコーヒーができるわけではないんですよね。カタログの容量ではなく、実際の抽出量で比べる。この視点を持っておくと、どのメーカーのボトルを見ても判断を誤りにくくなります。
ちなみに「約6杯」は1杯120ml前後で計算した数字です。マグカップでたっぷり飲む人なら1杯200ml近くになるので、実際は3〜4杯というところ。自分がいつも使うカップの容量を一度量ってみると、何日もつかが正確につかめます。ここが分かると、作る頻度も自然に決まってきますよ。
粉とセットで買うという選択肢
カルディがおもしろいのは、ボトルとコーヒーをセットで売っているところです。器具の店ではなくコーヒーの店なので、当然といえば当然なんですけどね。
オンラインストア限定で、水出しドリンクボトル(ミルキーホワイト)とアイスブレンドをセットにした商品があり、価格は2,349円です。ボトル単体が1,380円なので、差額の約970円ぶんがコーヒーということになります。
この差額が得かどうかも計算しておきますね。アイスブレンドは200gで1,274円なので、単品でそろえるより約300円安い計算になります。粉の値段に対して2割強の割引になるので、悪くない水準です。ただしセットの粉は種類が決まっているので、「アイスブレンド以外を試したい」なら単体で買って好きな豆を選ぶほうが満足度は高いかなと思います。
もうひとつ、お手軽水出しコーヒーセットという商品もあります。カルディオリジナルデザインのピッチャーと、ウォータードリップコーヒー(40g×4袋)の組み合わせです。こちらも年ごとにデザインと価格が変わるので、金額は購入時に確認してください。粉を量る必要がないバッグ式なので、計量から解放されたい人にはこちらのほうが気楽かなと思います。
| 買い方 | 価格の目安 | 中身 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ボトル単体 | 1,380円 | 水出しドリンクボトル1.1Lのみ | 粉は自分で選びたい人 |
| ボトル+粉のセット | 2,349円(オンライン限定) | ボトル+アイスブレンド | まとめて揃えたい人 |
| お手軽セット | 年により変動 | ピッチャー+バッグ式コーヒー4袋 | 計量したくない人 |
セット内容や価格は年やタイミングで変わりますし、オンライン限定の商品は店頭では買えません。買いに行く前に取り扱いを確認しておくと空振りしないですよ。
ボトル自体は店頭中心の商品ですが、カルディの水出し用コーヒーのほうは通販でも扱いがあります。店舗が遠いときは、まず中身から試してみるという順番もありですよ。内容量や価格は変わるので、購入前に各ショップでご確認ください。
一緒に買える水出し用のコーヒー
ボトルだけ買って粉は別で用意する、という人向けに、カルディで買える水出し向けのコーヒーも整理しておきますね。
手軽なのはバッグ式です。カフェカルディドリップ ウォータードリップコーヒーの4パック入りが799円、1パック単位のウォータードリップコーヒー クリアテイストが170円で買えます。粉を量る手間がゼロになるので、最初の1回を試すならこちらが確実です。
粉から作るなら、アイスブレンド200gが1,274円というあたりが定番です。名前のとおり冷やして飲むことを想定したブレンドなので、氷を入れても味が負けにくい仕上がりになります。ほかにもサマーブレンドやスイートサマーブレンドといった夏向けの豆が並ぶので、好みを探す楽しみがあるのはコーヒー専門店の強みですね。
挽き目は中細挽きから中挽きあたりが扱いやすいです。細かすぎるとフィルターのメッシュから微粉が抜けて舌にざらつきが残りますし、粗すぎると成分が出きらず水っぽくなります。店頭で挽いてもらうときに「水出しに使う」と伝えれば、合う挽き目にしてもらえますよ。これはコーヒー専門店ならではの利点で、100円ショップや量販店で粉だけ買うときには得られない価値かなと思います。
焙煎の深さも選べます。深煎りは苦みとコクがしっかり出るので、氷を入れても味が負けにくい。浅煎りは酸味と華やかな香りが立ちやすく、すっきり飲みたい人向けです。水出しアイスコーヒーとしては深煎りが王道ですが、カルディは豆の種類が多いので、2種類買って飲み比べるという贅沢もしやすいですね。
粉は開封した瞬間から風味が抜けていきます。200gだと1回60〜75g使うので約3回分。1〜2週間で使いきれる計算になりますが、それより長く置くなら密閉できる容器に移すと香りが保てます。いろいろ試したいならコーヒー豆のお試しセットを比較した記事も参考になると思います。
カルディ以外の豆も試してみたくなったら、通販で挽き目を指定できるお店を使う手もあります。ボトルはカルディ、粉は別のお店、という組み合わせでもまったく問題ありません。
水出しに合う中細挽きを探すなら、豆の種類を選べるお店が便利です。ホームカフェは全国送料無料で、シングルオリジンからブレンド、デカフェまで扱っているので、深煎りと浅煎りを1袋ずつ試して好みを探すような買い方にも向いていますよ。取り扱い内容や送料の条件は変わることがあるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
粉をもっとまとめ買いして単価を下げたい場合は、業務スーパーのアイスコーヒー粉で水出しを作るときのコストを計算した記事が参考になります。
カルディの水出しコーヒーボトルの使い方と比べ方
買うものが決まったら、あとは使い方です。フィルターが内蔵されているぶん手順はシンプルですが、分量と洗い方には押さえておきたいコツがあります。ここでは作り方から手入れ、そして他店のボトルとの違いまでを順に見ていきますね。
フィルターを使った作り方の手順
1.1Lのボトルで作る前提で、手順を書いていきます。
- フタとフィルターを本体から外す
- コーヒー粉を計量してフィルターに入れる
- フィルターを本体に戻す
- 水を注ぐ。粉全体が水に浸かるように
- フタを閉めて冷蔵庫へ。8〜10時間ほど置く
- できあがったらフィルターを引き上げ、粉を捨てる
フィルターが内蔵されているので、お茶パックを別で用意する必要はありません。ここが100円ショップのボトルとの一番の違いかなと思います。粉を袋詰めする工程がまるごと消えるので、朝の準備が短くなります。
手順4で、粉が水面から出ていないか確認してみてください。上のほうが乾いたままだと、その分の成分が出ずに薄くなります。細長い形なので、水の量が少ないときは横に寝かせると全体が浸かりやすくなりますよ。
バッグ式のウォータードリップコーヒーを使う場合は、フィルターを外してバッグを直接入れる形でも作れます。この場合は袋に記載された水の量に合わせてください。ボトルの容量に合わせて水を入れると、薄くなってしまうことがあります。
バッグ式と粉、どちらを使うかは目的で分けるのがおすすめです。バッグ式は分量が固定されているので、毎回同じ味になります。忙しい朝に何も考えず仕込みたいならこちらですね。一方で粉から作ると、比率を変えて自分の好みに寄せていけます。味を追い込みたいなら粉、安定を取るならバッグ式。最初はバッグ式で基準の味を知って、そこから粉に移るという順番も分かりやすいと思います。
それから、引き上げるときにフィルターやバッグを絞らないでください。強く絞ると渋みやえぐみが一緒に出てきます。少し水気が残っていても、そのまま捨ててしまうほうが味は整います。もったいなく感じますが、ここは我慢したほうがいい部分です。
水にも少しこだわると変わります。水出しはお湯を使わない分、水の味がそのまま出ます。水道水だと地域によってはカルキのにおいが残ることがあるので、浄水器を通した水か市販の軟水を使うと口当たりがまろやかになります。
粉と水の分量と抽出時間の目安

分量は好みで調整していい部分ですが、最初の1回は基準を決めておくと迷いません。
一般的な目安は粉1に対して水10〜12.5という比率です。このボトルの抽出量は約740mlなので、水を約750mlとして計算すると、粉は60〜75gあたりが基準になります。
| 水の量 | 濃いめ(1対10) | 標準(1対12.5) | できあがりの目安 |
|---|---|---|---|
| 約750ml | 75g | 60g | 約6杯 |
| 約500ml | 50g | 40g | 約4杯 |
| 約400ml | 40g | 32g | 約3杯 |
時間は8〜10時間が目安です。長く漬けるほど濃くなりますが、10時間を大きく超えると雑味も一緒に出てきます。夜寝る前に仕込んで朝に引き上げる、というリズムがちょうど収まりがいいですね。
味がずれたときの直し方も決めておくと迷いません。変える順番は、まず粉と水の比率、次に抽出時間、最後に挽き目です。薄いと感じたら粉を10gずつ増やす。濃い・渋いと感じたら10gずつ減らす。挽き目を最後にするのは、変えると比率と時間の両方に影響が出て、原因の切り分けが難しくなるからです。
粉の量を安定させたいなら、キッチンスケールがあると心強いです。スプーンのすり切りだと粉の粗さで重さが変わってしまい、味がぶれたときに原因が分からなくなります。コーヒースケールの選び方をまとめた記事も合わせてどうぞ。
分解して洗えるパッキンの手入れ
長く使ううえで効いてくるのがお手入れです。このボトルはパッキン部分まで細かく分解できるのが強みかなと思います。
水出しコーヒー用のボトルで一番トラブルになりやすいのが、フタのパッキンです。細い溝に汚れが残り、そこで菌が増えてぬめりやにおいの原因になります。分解できない構造だと、この溝に手が届かないんですよね。パーツを外して1つずつ洗えるというのは、地味ですが寿命に直結する条件です。
洗い方の基本は、使い終わったらその日のうちにすすぐこと。コーヒーは油分と色素を含んでいて、時間が経つほど内側の膜が固まって落ちにくくなります。完璧に洗えなくてもいいので、まず水を通す。これだけで着色のスピードが変わります。
気をつけたいのは、硬いブラシで強くこすらないことです。本体のAS樹脂は傷が付きやすく、その傷に汚れと菌が入り込んで、かえってにおいの原因になります。柔らかいスポンジでやさしく洗い、パッキンは外して溝まで洗って、しっかり乾かしてから組み立てる。これがいちばん長持ちする洗い方だと思います。
着色やにおいが気になってきたら、ぬるま湯に重曹を溶かして30分ほどつけ置きすると落ちやすくなります。それでも取れないときは酸素系漂白剤ですが、分量と時間は商品ごとに指定が違うので、必ずパッケージの表示に従ってください。熱湯は使わないのが鉄則です。
もうひとつ、乾かし方も大事です。パッキンを付けたまま組み立てると、溝に水分が残ってぬめりの原因になります。パーツを外したまま乾かして、完全に乾いてから戻すのが理想ですね。特に夏場は乾く前に次の仕込みをしたくなりますが、濡れたまま組み立てるくらいなら、水気を拭いてから使うほうが安心です。
フィルターのメッシュは特に粉が詰まりやすい部分です。裏側から水を通して落とすと早いですよ。粉の保存も含めて容器まわりを整えたいなら、コーヒー保存容器の選び方をまとめた記事もどうぞ。
無印や100均のボトルとの違い
「カルディで買うべきか」を判断するために、他の選択肢と並べておきますね。
| 比べる点 | カルディ | 無印良品 | 100円ショップ |
|---|---|---|---|
| 価格の目安 | 1,380円 | 890〜990円 | 110〜550円 |
| 粉を入れる部分 | フィルター内蔵 | ストレーナー付き | 基本的に無い |
| 容量 | 満水1,100ml(抽出量 約740ml) | 約1L/約2L | 商品による |
| 入手性 | 季節商品・数量限定の年もある | 通年 | 通年 |
| 粉も一緒に買えるか | 買える | 限定的 | 買えない |
価格だけを見れば、カルディがいちばん高いです。ただ粉と一緒に、その日のうちに一式そろうという点は他にない強みかなと思います。コーヒーの店なので、挽き目の相談ができるのも大きいですね。
逆に、通年で確実に買えることを重視するなら無印や100円ショップに分があります。特に「壊れたらすぐ同じものを買い直したい」という使い方をするなら、季節商品は不利です。
価格差を1杯あたりに落とすと、印象が変わるかもしれません。カルディの1,380円と、100円ショップでいちばん安い110円の冷水筒を比べた場合、差は1,270円。1回の抽出で約6杯なので、週に1回作るとして年52回、およそ312杯。1杯あたり約4円の差という計算になります。この4円で、粉を袋詰めする手間が消えて、分解して洗える構造が手に入る。そう考えると、そこまで高い買い物ではないかなと思います。
無印との差は、無印の1L(890円)と比べて490円、2L(990円)と比べて390円です。こちらは両方ともストレーナー(カゴ)が付いているので、機能の差は小さめ。分かれるのは容量の考え方と入手のしやすさ、そして粉を同時に買えるかどうかです。近所にカルディがあってコーヒーもそこで買うなら、動線としてカルディが有利。そうでないなら無印のほうが安く確実に手に入ります。生活圏で決めるのがいちばん納得しやすいかなと思います。
私の考えでは、コーヒーそのものを楽しみたい人はカルディ、道具を安定して確保したい人は無印や100円ショップという分け方がしっくりきます。淹れ方全体で道具をどう揃えるかはコーヒーの抽出方法と淹れ方の種類を一覧比較した記事でも整理しているので、器具全体を見直したいときに覗いてみてください。
買うときに気をつけたい点
いい面ばかりでもフェアではないので、注意したい点もまとめておきますね。
まず季節商品であること。3〜4月に出て夏の終わりには消えます。欲しい色があるなら早めに動くしかありません。買い替えを前提にした運用には向いていないという弱点があります。
次に熱湯が使えないこと。耐熱の数字は表示されていますが、熱湯を入れることはできません。熱湯消毒を習慣にしたい人には向かない道具です。
3つ目は満水容量と抽出量の差。1.1Lという表示だけで判断すると、実際にできる約740mlとのギャップに戸惑います。買う前にこの数字を知っておくだけで、期待とのズレは避けられます。
そして向いていない人もはっきり書いておきます。毎日2L近く飲む人、食洗機に洗い物を任せたい人、そして「必要なときにいつでも同じものを買いたい」人。この3つに当てはまるなら、通年で手に入る他の選択肢を探したほうが満足度は上がると思います。
逆に向いているのは、コーヒーの粉も一緒に選びたい人、見た目や色を楽しみたい人、1日2〜3杯を数日で飲みきる人。あなたがどちらに近いかで決めれば、大きく外すことはないかなと思います。最終的な判断は販売店やメーカーの情報も確認したうえで決めてくださいね。
カルディの水出しコーヒーボトルについてよくある質問
水出しドリンクボトルは店頭とオンラインどちらで買えますか?
どちらでも取り扱いがありますが、色やセット内容はオンライン限定のものがあります。季節商品なので在庫の動きも早く、店頭では品切れということも起こります。欲しい色が決まっているなら、オンラインストアの在庫を先に確認してから動くほうが確実ですよ。
コーヒー以外に水出し茶を作ることもできますか?
商品名が「水出しドリンクボトル」なので、お茶にも使えます。ただコーヒーは色素とにおいが残りやすいので、麦茶や緑茶に移ることがあります。両方をよく作るなら容器を分けるほうが気持ちよく使えるかなと思います。
古いモデルのボトルでもフィルターは同じですか?
年によって色は変わりますが、1.1Lという容量と基本の構造は共通しています。ただしパーツ単体での販売や互換性は保証されていないので、フィルターが壊れた場合は本体ごとの買い替えになる可能性が高いです。正確な情報は公式サイトや店舗でご確認ください。
できあがった水出しコーヒーはどれくらいで飲みきればいいですか?
冷蔵で2〜3日以内を目安にするのが無難です。水出しは熱を使わない抽出方法なので、日持ちする飲み物ではありません。約740mlという抽出量は、この日数で飲みきる前提だとちょうどいい量だと思います。においや味に違和感を覚えたときは、目安の日数内でも飲まないでください。
通年で手に入るものから選びたい方は、無印良品のストレーナー付き冷水筒を扱った記事のほうが候補を絞りやすいはずです。
カルディの水出しコーヒーボトルのまとめ
最後に要点を整理しておきますね。
カルディの水出しドリンクボトルは1.1Lで1,380円(2026年モデル)。フィルターが内蔵されているので、お茶パックを別で買う必要がありません。パッキンまで分解して洗える構造も、長く使ううえでは効いてきます。
ただし満水容量1,100mlに対して、1回の抽出でできるのは約740ml・約6杯分です。この差を知らずに買うと期待とずれるので、先に押さえておいてください。1日2〜3杯を2日で飲みきる、という使い方にちょうど合うサイズだと思います。
季節商品という性格も大事な判断材料です。毎年3〜4月に出て夏の終わりには消えますし、価格も2024年1,210円、2025年1,320円、2026年1,380円と少しずつ動いています。欲しい色があるなら春に動くのが確実ですね。
買い方は3通り。ボトル単体が1,380円、オンライン限定のアイスブレンドとのセットが2,349円、そしてピッチャーとバッグ式コーヒーのお手軽セット(価格は年により変動)。計量したくないならお手軽セット、粉を自分で選びたいなら単体、という分け方が分かりやすいかなと思います。
他店と比べるなら、価格は無印や100円ショップのほうが安いです。それでもカルディを選ぶ理由があるとすれば、粉と一緒に一式そろうこと、挽き目を相談できること、そして毎年変わる色を楽しめること。道具としてではなく、コーヒーの時間ごと買うという感覚に近いかもしれません。
作り方はフィルターに粉を入れて水を注ぎ、冷蔵庫で8〜10時間。約750mlに対して粉60〜75gが基準です。味がずれたら比率、時間、挽き目の順で調整する。この流れさえ覚えておけば、あとは自分の好みを探すだけですよ。商品の仕様や価格、取り扱いは変わることがあるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。あなたの夏の一杯が、少し楽しみになったら嬉しいです。
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