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ルービックキューブ2×2の揃え方|簡単な3ステップと5つの手順を初心者向けに解説
ルービックキューブ2×2の揃え方は簡単?3つのステップと5つの手順で6面完成を目指す
手のひらサイズのルービックキューブ2×2を手に取ってみたものの、どこから回せばいいのか分からない。3×3の解説を見てみたけれど、真ん中のキューブが無いので同じようには進められない。そんなふうに感じていませんか。2×2は見た目がシンプルなぶん、何となく回していると1面はそろっても、そこから先で手が止まりやすいパズルです。
でも安心してください。ルービックキューブ2×2の揃え方は、国内でルービックキューブを販売するメガハウスの公式の攻略書では、たった3つのステップに分けて解説されています。覚える手順も、1段目を入れる短い手順A・B・Cの3つと、上の面をそろえる手順、最後の側面をそろえる手順を合わせた5つだけ。3×3にくらべると、6面完成まで届きやすい揃え方かなと思います。
この記事では、2×2の揃え方を簡単に進めるために、回転記号の読み方と色の配置、持ち方の基準を先に押さえたうえで、公式の3ステップを1つずつ手順に分けて解説します。1段目の入れ方と上の面のそろえ方は、どこを見てどの手順を回すのかを表にまとめたので、子供と一緒に挑戦したいときのコツや、手順どおりに回してもそろわないときの確認ポイントもあわせてチェックしてみてください。
- ルービックキューブ2×2の揃え方が簡単と言われる理由
- 回転記号の読み方と色の配置・持ち方の基準
- 公式の3ステップと5つの手順で6面をそろえる流れ
- 手順どおりに回してもそろわないときの確認ポイント
ルービックキューブ2×2の揃え方が簡単と言われる理由と始める前の準備
ルービックキューブ2×2は、3×3と同じように6つの面を同じ色にそろえるパズルです。ただ、つくりがシンプルなぶん、揃え方の段階も覚える手順も少なくてすみます。ここを先に知っておくと、「なんとなく回してみる」から「決まった順番で進める」に切り替えやすくなりますよ。
この章では、まず2×2がどんな構造になっているのかを確認し、3×3より手順が少なくてすむ理由を公式の攻略をもとに整理します。そのあとで、手順を読むのに欠かせない回転記号と、色の配置・キューブの持ち方の基準を押さえていきます。どれも回し始める前の準備ですが、ここがあいまいなまま進むと、手順を正しく覚えていても思った形にならない原因になりがちです。少し遠回りに感じるかもしれませんが、先に読んでおくとステップ2・3がぐっと楽になりますよ。
2×2は角のキューブ8個だけでできている
2×2の揃え方が簡単と言われる理由のひとつは、動くパーツが角のキューブだけだからです。メガハウスの攻略書では、ルービックキューブ2×2は8つのキューブで構成されていて、それぞれのキューブは3色のプレートでできている、と説明されています。
3×3には、面の真ん中にあるキューブ(センター)や、角と角のあいだにある辺のキューブ(エッジ)があります。2×2にはそのどちらも無く、8個の角のキューブがあるだけ。つまり、気にするのは「角のキューブをどこに入れて、どの向きにするか」だけになります。
そのかわり、2×2には色の目印になる真ん中のキューブがありません。3×3なら「白い真ん中のキューブがある面が白の面」と最初から決まっていますが、2×2ではどの色をどの面に集めるかを、自分で最初の1個から決めていく必要があります。ここが2×2ならではのポイントで、最初に入れた1個のキューブが、そのあとの色の基準になるんですね。
また、角のキューブには3つの面があるので、同じ場所に入っていても向きが違うことがあります。たとえば青の面を下にそろえたいのに、青が横を向いて入ってしまう、といった状態です。2×2の手順は、この「場所」と「向き」を順番に整えていくためのものだと考えると、手順を覚えるときの見通しが立てやすいかなと思います。
2×2には面の真ん中のキューブが無いので、1面をそろえる前に「どの色をどこに集めるか」を決めておくことが大切です。この記事では、メガハウスの攻略書と同じく、青の面を下に集めるところから始めます。
3×3より覚える手順が少なくてすむ理由

結論から言うと、2×2は公式の攻略でも段階が3つしかありません。メガハウスの公式攻略ページを見くらべると、3×3は「クロス」をつくるところから上面のキューブの位置替えまでの7つのステップで解説されているのに対し、2×2の攻略書は「青面をそろえる」「上面をそろえる」「上段の側面をそろえる」の3つのステップです。
2×2に慣れて、辺のキューブもある3×3に進みたくなったら、回転記号の読み方と手順の流れを層ごとに揃える3×3の覚え方の解説で確かめてみてください。
3×3では、角のキューブに加えて辺のキューブも正しい場所と向きにそろえる必要があるので、2段目を入れる手順や、上面に十字をつくる手順などが加わります。2×2にはそもそも辺のキューブが無いので、こうした段階がまるごと要りません。
この記事で紹介する手順は、メガハウスの2×2攻略書に出てくる回し方をもとにした次の5つです。
- 1段目に入れる手順A(3手)
- 1段目に入れる手順B(3手)
- 1段目に入れる手順C(7手)
- 上面をそろえる手順2-1(7手)
- 上段の側面をそろえる手順3-2(9手)
手順AとBは、回す向きが1か所違うだけの兄弟のような手順です。手順Cも、AやBと同じ動きを組み合わせた形なので、実際に新しく覚える感覚の手順は、上面の7手と側面の9手の2つくらいかもしれません。
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| くらべる点 | 2×2 | 3×3 |
|---|---|---|
| パーツの種類 | 角のキューブ8個だけ | 角・辺・面の真ん中の3種類 |
| 色の目印 | 無い(最初の1個が基準) | 面の真ん中のキューブが目印 |
| メガハウス公式攻略のステップ数 | 3ステップ | 7ステップ |
表のとおり、2×2は段階の数がぐっと少なくなります。手順の詳しい図や動きは、メガハウスの公式攻略ページでも確認できます(出典:メガハウス『ルービックキューブ公式 攻略法 2×2』)。
回転記号はR・U・Dと「’」「2」だけ覚えればいい

2×2の手順を読むのに必要な回転記号は、R・U・Dの3文字と、反時計回りを表す「’」、180度を表す「2」だけです。メガハウスの攻略書は手順を記号ではなく図と矢印で示していますが、図を言葉にするとどうしても長くなるので、この記事では図の回し方を回転記号に置き換えて書いていきます。
回転記号は、世界キューブ協会(WCA)の規則でも定められている書き方です。規則では、F(前)・B(後ろ)・R(右)・L(左)・U(上)・D(下)の各面を時計回りに90度回すのが文字だけの記号、反時計回りに90度が「’」付き、180度が「2」付きと決められています(出典:World Cube Association『WCA Regulations』)。
迷いやすいのが「時計回り」の基準です。規則の文言そのものではなく一般的な見方として、かみくだくと、その面を正面から見たときの時計回りということ。右面なら右側からのぞき込んだつもりで、下の面なら下からのぞき込んだつもりで向きを決めます。
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| 記号 | 意味 | 手前から見た動きの目安 |
|---|---|---|
| R | 右面を時計回りに90度 | 右の列の手前側が上へ動く |
| R’ | 右面を反時計回りに90度 | 右の列の手前側が下へ動く |
| R2 | 右面を180度 | 右の列を同じ向きに2回 |
| U | 上面を時計回りに90度 | 上の段の手前側が左へ動く |
| U’ | 上面を反時計回りに90度 | 上の段の手前側が右へ動く |
| U2 | 上面を180度 | 上の段を同じ向きに2回 |
| D2 | 下面を180度 | 下の段を半回転(向きはどちらでも同じ) |
この記事の手順で出てくるのは、この表の記号だけです。U と U’ は手前側が左へ動くか右へ動くかの違いなので、最初のうちは1手ごとに表を見ながら回すと安心ですよ。180度回す D2 や R2 は、どちら向きに回しても同じ結果になるので、回しやすい向きで大丈夫です。
また、手順の途中ではキューブ全体を持ち替えないのが基本です。持ち替えるのは、手順に入る前に「どの面を前にするか」「どの面を下にするか」を合わせるときだけ。手順の最中に持ち方が変わると、同じ R でも別の列を回すことになってしまうので注意してください。
色の配置とキューブの持ち方を先に決めておく
2×2を簡単にそろえるコツは、回し始める前に「どの色を下にして、どの色を上にするか」を決めておくことです。メガハウスの攻略書では、ルービックキューブを展開した色の配置図が載っていて、向かい合う面の色の組み合わせは次のようになっています。
- 青と緑が向かい合う
- 白と黄色が向かい合う
- オレンジと赤が向かい合う
攻略書の手順は、この配置を前提に進みます。ステップ1とステップ2では青の面を下にして持ち、上は青の反対側の緑。ステップ3では、そろった緑の面を手前(前面)に向けて持ちます。面の色は製品によって違う場合もあるので、手元のキューブの色が違うときは、自分のキューブで向かい合っている色に読みかえてください。
持ち方で迷ったときは、次の3つを確認しておくと安心です。
- ステップ1・2は青が下、緑が上
- ステップ3は緑が手前(前面)
- 手順の途中では持ち替えない
2×2の角のキューブには3色がついているので、たとえば「青・白・赤」のキューブは、青の面と白の面と赤の面が交わる角に入ることになります。どのキューブがどこに入るかは、この色の組み合わせで決まるんですね。最初の1個をどこに置くかさえ決めれば、残りのキューブの入る場所も自然に決まっていきます。
手元のキューブがシールではなくカラープレートの製品だったり、透明なクリスタルタイプだったりしても、色の考え方は同じです。メガハウスの攻略書にも、クリスタルの色を普通の色に置き換えて説明していると書かれています。
ルービックキューブ2×2の揃え方を簡単な3ステップで進める手順
ここからは、メガハウスの攻略書の3つのステップに沿って、ルービックキューブ2×2の揃え方を順番に見ていきます。ステップ1で青の面と1段目をそろえ、ステップ2で上の緑の面をそろえ、ステップ3で上の段の側面をそろえれば6面完成です。
手順の記号は前の章の表のとおりです。各手順には「どんな形のときに使うか」と「回したあとどうなるか」もあわせて書いたので、回す前に自分のキューブが今どの形なのかを確かめてから進めてみてください。2×2の手順は、どれも「今の形を見る→持ち方を合わせる→手順を回す→形を見直す」の繰り返しです。手順を回す回数よりも、回す前に形と持ち方を確かめるひと手間のほうが、仕上がりを左右すると考えておくといいかなと思います。後半には、手順どおりに回してもそろわないときの確認ポイントと、慣れてきたあとの楽しみ方もまとめています。
ステップ1は青い面を下にして1段目をそろえる
ステップ1のゴールは、青の面がそろっていて、さらに青の面があるキューブの側面の色もそろっている状態です。攻略書では、これを「青面をそろえる」ステップとして、青の面を下にして進めると説明しています。ゴールは青の面だけでなく側面の色もそろった状態なので、ここは「1段目を完成させる」と考えておくと分かりやすいかなと思います。
攻略書の進め方では、青のついた4つのキューブを、決まった順番で1個ずつ下の段に入れていきます。
- 青・白・赤のキューブを下の段に置く(攻略書の図では、白が手前、赤が左の位置)
- 青・オレンジ・白のキューブを入れる
- 青・黄色・オレンジのキューブを入れる
- 青・赤・黄色のキューブを入れる
1個目の青・白・赤のキューブは、色の基準になる大事な1個です。2個目からは、このキューブと色がつながるように入れていきます。たとえば2個目の青・オレンジ・白は、1個目と白の面を共有するキューブなので、白の面がつながる位置に入ります。
入れたい位置は、攻略書の図ではいつも手前の右下です。2個目を入れ終わったら、キューブ全体を青が下のまま横に持ち替えて、次に入れたい位置を手前の右下にもってきます。そのうえで、入れたいキューブを上の段に用意して、次の項目で紹介する手順A・B・Cのどれかで下へ入れていきます。
入れたいキューブが、すでに下の段の別の場所や違う向きで入ってしまっていることもありますよね。攻略書では、下の段にあるときは、その位置に合わせて1回90度回して上の段へ移す方法が図で示されていて、4個目のキューブについては、手順Aを一度行うと上の段に移動する、と書かれています。
攻略書にはない補足ですが、下の段のまちがった場所にあるキューブを上の段へ出す方法の一例として、そのキューブが手前の右下に来るように持ち替えてから手順A(R U R’)を1回回すやり方もあります。手順Aは右の列と上の段だけを動かす手順なので、手前の右下以外の下の段のキューブは、回し終えるともとの場所に戻ります。
4個すべてが入って、青の面と1段目の側面の色がそろったらステップ1は完了です。最後の4個目を入れるときは、すでに入っている3個を崩さないように、入れたい位置を手前の右下にしてから手順を回すことを忘れずに。手順A・B・Cはどれも右の列と上の段しか動かさないので、手前の右下以外の下の段のキューブは、手順を回し終えるともとの場所に戻ってきます。
1段目にキューブを入れる3つのパターン
上の段に用意したキューブを手前の右下へ入れる手順は、青の面がどちらを向いているかで3つに分かれます。攻略書では、上の段をぐるぐる回せば、どれかにあてはまるはずだと説明しています。まずは上の段だけを回して、次の3つのどの形になるかを探してみてください。
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| パターン | 入れたいキューブの場所と青の向き | 手順 | 手数 |
|---|---|---|---|
| A | 上の段の手前の右/青が右を向いている | R U R’ | 3手 |
| B | 上の段の手前の左/青が左を向いている | R U’ R’ | 3手 |
| C | 上の段の手前の右/青が上を向いている | R U’ R’ U2 R U R’ | 7手 |
手順Aは、右の列を上げて、上の段の手前側を左へ回し、右の列を下ろす動きです。手順Bは、まん中の動きが逆向きで、上の段の手前側を右へ回します。どちらも「右の列を上げる→上の段を回す→右の列を下ろす」の3手なので、手の形として覚えてしまうと楽ですよ。
手順Cは、青が真上を向いているときに使う7手です。右の列を上げて、上の段を右へ、右の列を下ろし、上の段を半回転。そこからもう一度、右の列を上げて、上の段を左へ、右の列を下ろします。前半の3手は手順Bと同じ動き、後半の3手は手順Aと同じ動きなので、「Bの3手→上を半回転→Aの3手」と覚えると忘れにくいかなと思います。
パターンを見分けるときに見るのは、入れたいキューブの青の面がどこを向いているかです。上の段の手前の右にあって青が手前を向いているときは、上の段を手前側が左へ動く向きに1回まわすと、手前の左で青が左を向くパターンBの形になります。
気をつけたいのは、入れたいキューブの色の組み合わせが合っていても、入れる位置がずれていると1段目の側面の色がそろわないことです。手順を回す前に、入れたい位置の両どなりのキューブと色がつながるかを確かめてから回してください。
なお、攻略書の図は回す部分を水色で示していて、面の色は一例だと書かれています。図と自分のキューブの色が違って見えても、青の向きと位置が同じなら同じ手順で大丈夫です。
ステップ2は上の面の緑を7手の手順でそろえる

ステップ2のゴールは、上の面の緑がそろっている状態です。ここでは、上の段の側面の色はそろっていなくてかまいません。攻略書にも、側面の色がそろっている必要はない、と書かれています。持ち方はステップ1と同じで、青の面を下、緑の面を上にします。
使う手順は、次の7手(手順2-1)だけです。
R U2 R’ U’ R U’ R’
右の列を上げて、上の段を半回転、右の列を下ろす。続けて上の段を手前側が右へ動く向きに回し、右の列を上げて、上の段をもう一度同じ向きに回し、右の列を下ろします。
攻略書では、この手順を繰り返すと、上から見た緑のキューブの並びは決まった流れで変化していき、最後は緑面完成にたどり着く、と説明されています。大事なのは、手順を回す前に、自分のキューブが今どのパターンなのかを確かめて、手前(前面)の位置を合わせてから回すことです。上の段だけを回して、次の表の「持ち方」と同じ並びになる向きを探してみてください。
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| 上から見た緑の数 | 持ち方(上の段を回して合わせる) | 2-1を1回回すと |
|---|---|---|
| 1つ(その1) | 上の緑を奥の右に置く。手前の左のキューブの緑が手前、手前の右の緑が右、奥の左の緑が左を向いている | 緑面完成 |
| 1つ(その2) | 上の緑を奥の右に置く。奥の左の緑が奥、手前の左の緑が左、手前の右の緑が手前を向いている | 緑が1つの形(その1)になる |
| 0 | 側面の緑が奥に2つ・手前に2つ並ぶ向き | 緑が1つの形(その1)になる |
| 0 | 左の側面に緑が2つ並ぶ向き(奥の右の緑は奥、手前の右の緑は手前を向く) | 緑が1つの形(その1)になる |
| 2つ(ななめ) | 上の緑が奥の左と手前の右。手前の左のキューブの緑が左を向く向き | 緑が0の形(奥に2つ・手前に2つ)になる |
| 2つ(となり) | 上の緑2つを手前に置く。奥の2つの緑がどちらも奥を向いている | 緑が0の形(側面に2つ並ぶ)になる |
| 2つ(となり) | 上の緑2つを手前に置く。奥の2つの緑が左と右を向いている | 緑が1つの形(その2)になる |
表を見ると分かるように、どの形から始めても、2-1を回すたびに「緑が1つの形」に近づいていきます。緑が1つになったら、その緑を奥の右に置いてもう一度2-1。1回で緑面がそろわなかったときも、また緑が1つの形になっているはずなので、同じように奥の右に置き直して回します。
2-1を回すと、上の段のキューブの場所も入れかわるので、側面の色の並びはそのたびに変わります。ステップ2では緑の面だけを見ればいいので、側面がバラバラになっても気にしなくて大丈夫。側面の色は、次のステップ3でまとめてそろえます。逆に、下の段(青の段)が崩れているときは、手順の読み違いか持ち替えが起きているサインです。2-1は、回し終わると下の段がもとの形に戻る手順なので、回し終わったら下の段がそろったままかを確かめておくと安心ですよ。
この表は、攻略書の「上面がそろうまでの流れ」の図を言葉にしたものです。図では、上から見た四角の脇に引いた緑の線で、側面の緑の向きが示されています。表の言葉で分かりにくいときは、攻略書の図とあわせて見ると形がつかみやすいですよ。
ステップ3は上の段の側面を9手の手順でそろえる
ステップ3のゴールは、上の段の4つのキューブの側面がそろっている状態、つまり6面完成です。ここでは持ち方が変わって、緑の面を手前(前面)に向けて持ちます。上の面がそろった状態から、キューブ全体を手前に倒して緑を正面に向けるイメージです。
使う手順は、次の9手(手順3-2)です。
R U’ R D2 R’ U R D2 R2
右の列を上げて、上の段を手前側が右へ動く向きに回し、もう一度右の列を上げる。下の段を半回転して、右の列を下ろし、上の段を手前側が左へ動く向きに回す。右の列を上げて、下の段を半回転、最後に右の列を半回転します。D2 は持ち方によって回しにくく感じるかもしれませんが、半回転なのでどちら向きでも結果は同じです。
攻略書の進め方は次のとおりです。
- 緑と青以外の側面で、色がそろっている面を1つ探す
- その面を下に向け、緑が手前になるように持って3-2を回す
- そろっている面が1つも無いときは、緑が手前になるように持って3-2を一度回す
- 1回回すごとに、緑の面があるキューブの側面がほかの面とそろっているかを確かめる
3-2を一度回すと、緑の面の上の2つのキューブが入れ替わるように動く、と攻略書では図で示しています。
ここからは攻略書にはない補足です。3-2のあとは、緑の面だけを回して側面の色が合う向きを探してみてください。そろった面を下・緑を手前にして3-2を回した直後なら、緑の面を正面から見て時計回りに90度回すと、側面の色が合う形になるはずです。また、回す前に1面もそろっていないように見えるときは、先に緑の面だけを回して、側面が1つそろう向きがないか探しておくと迷いにくいかもしれません。
9手のあいだに右の列や下の段が大きく動くので、途中では「せっかくそろえた面が崩れた」と感じるかもしれません。でも、3-2は回し終わると、手前の緑の面の色と奥にある青の段はそのままで、緑の段の中の角のキューブだけが入れかわる手順です。途中の形は気にせず、最後の1手まで回し切ってから形を見てください。手順を途中で止めてしまうと、どこまで回したのか分からなくなって、緑の面を組み直すところからやり直すことになりがちです。
側面がすべてそろえば6面完成です。ステップ3は手順が9手と一番長いので、最初は1手ごとに声に出して確かめながら回すのがおすすめ。途中で分からなくなって緑の面が崩れてしまったときは、1段目がそろっていればステップ2の手順2-1で緑の面を組み直してから、もう一度3-2に進んでみてください。
手順どおりに回してもそろわないときの確認ポイント

手順を回したのに思った形にならないときは、手順そのものより、回す前の持ち方や記号の読み違いが原因になっていることが多いです。よくあるつまずきを、確認する順番に並べておきますね。
- 手順の途中でキューブ全体を持ち替えていないか
- U と U’ の向きを取り違えていないか(手前側が左へ動くのが U)
- R と R’ の向きを取り違えていないか(右の列の手前側が上へ動くのが R)
- ステップ1・2は青が下、ステップ3は緑が手前になっているか
- 手順を回す前に、表の「持ち方」と同じ向きに合わせたか
なかでも多いのが、U と U’ の取り違えです。上の段を回す向きは、手順の中で左へ動くときと右へ動くときが混ざっているので、勢いで回していると逆になりがち。最初のうちは、手順を紙に書いて、矢印を添えておくのも1つの方法です。
もう1つは、ステップ2の持ち方のずれ。2-1は、緑の並びに合わせて手前の位置を決めてから回すことで、決まった流れで変化していく手順です。持ち方がずれていると、何回回しても同じ形の間を行き来しているように感じることがあります。そんなときは、上の段だけを回して表の「持ち方」と同じ並びになる向きを探し直してみてください。
ステップ1で側面の色がそろわないときは、入れる順番と位置を見直します。2×2には色の目印が無いので、1個目の青・白・赤のキューブを基準に、色がつながる場所へ入れていくのがポイントです。
回しにくい・引っかかるといった不具合が気になるときは、無理に力を入れて回したり分解したりする前に、取扱説明書を確認するか、メーカーや販売店に相談してください。
どうしても分からなくなったら、無理に途中から直そうとせず、そろっている段から組み直すのが近道です。1段目までそろっていれば、2-1と3-2の2つの手順だけで仕上げまで進められますよ。
慣れてきたらタイムや次のパズルにも挑戦できる
手順を見ないで6面そろえられるようになったら、タイムを測ってみるのも楽しみ方の1つです。2×2は、世界キューブ協会(WCA)の公式種目のひとつで、規則では「Average of 5」という形式の種目に入っていて、5回挑戦したうち最も速い記録と最も遅い記録を除いた3回の平均で順位が決まります。
WCAの規則では、競技では回し始める前にキューブを観察する時間があり、その時間は15秒より短い範囲と決められています。また、2×2の競技用に崩した状態は、そろえるのに少なくとも4手かかる状態でなければならない、とも定められています。家で練習するときも、15秒で全体を見て回し始める流れをまねしてみると、手順を思い出す練習になるかもしれません。
国内では、一般社団法人スピードキュービングジャパンが、WCA大会や段級位認定会などのお知らせを公式サイトで出しています。大会や認定会の種目は回によって違うので、参加を考えるときは最新の情報を公式サイトで確認してください。
2×2のほかにも、ひねったり組み合わせたりする立体パズルはたくさんあります。種類ごとの攻略の考え方は、木製3Dやメタルなど種類別の立体パズルのコツでも紹介しています。
2×2のキューブ自体を選び直したいときは、メガハウスの製品情報も参考になります。たとえば、ルービックキューブ2×2 ver.3.0は手になじみやすく、さらに回しやすくなったと紹介されていて、ルービックキューブ2×2ファーストは入門編の2×2キューブ、ルービックスピードキューブアドバンス2×2は2×2のスピードを極めるための最速モデルとして紹介されています。販売状況は変わることがあるので、購入前にメーカーの製品情報や販売店で確かめておくと安心です。
これから2×2を用意するなら、回しやすさが紹介されているルービックキューブ2×2 ver.3.0や、入門編として紹介されているルービックキューブ2×2ファーストが候補になります。価格や在庫はショップによって変わるので、購入前に各ショップで確認してみてくださいね。
ルービックキューブ2×2の揃え方についてよくある質問
2×2と3×3は、どちらから始めるのがいいですか?
手順の少なさで選ぶなら、2×2から始めるのも1つの方法です。メガハウスの公式攻略では、2×2は3ステップ、3×3は7ステップで解説されています。メガハウスの製品情報でも、ルービックキューブ2×2ファーストが入門編の2×2キューブとして紹介されています。もちろん、最初から3×3に挑戦してもかまいません。どちらが合うかは人それぞれなので、気になるほうから手に取ってみてください。
公式の攻略書はどこで手に入りますか?
メガハウスのルービックキューブ公式サイトの2×2攻略ページに、攻略書のダウンロードの案内があります。各手順のアイコンからは、手順のムービーページにも移動できます。また、メガハウスの製品情報では、クリスタルルービックキューブ2×2が攻略書付として紹介されています。配布や同梱の状況は変わることがあるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
子供と一緒に挑戦するときのコツはありますか?
ステップごとにゴールを区切って、1つずつ一緒に確かめるのがおすすめです。たとえば今日は青の面と1段目まで、次は上の緑の面まで、というように分けると、途中で投げ出しにくくなります。回転記号が難しそうなら、この記事の「右の列を上げる」「上の段を左へ」といった言葉の説明を読み上げながら回すのも1つの方法ですよ。小さなパーツの製品もあるので、対象年齢は製品の表示を確認してください。
ルービックキューブ2×2の揃え方を簡単に覚えるためのまとめ
最後に、この記事のポイントを整理しておきます。
- 2×2は角のキューブ8個だけで、色の目印になる真ん中のキューブが無い
- メガハウス公式の攻略は「青面」「上面」「上段の側面」の3ステップ
- 回転記号はR・U・Dと、反時計回りの「’」、180度の「2」だけ
- 1段目は手順A(R U R’)・B(R U’ R’)・C(R U’ R’ U2 R U R’)で入れる
- 上の面は2-1(R U2 R’ U’ R U’ R’)を、緑の並びに合わせて持ってから回す
- 上の段の側面は3-2(R U’ R D2 R’ U R D2 R2)のあと、緑の面を回して色を合わせる
2×2は、手順の数が少ないぶん、1つ1つの持ち方をていねいに合わせることが仕上げへの近道です。まずは手順Aと手順Bを手に覚えさせて、手順Cも使いながら1段目を自分の力でそろえるところから始めてみてください。1段目がそろえば、残りは2-1と3-2の2つの手順だけ。6面完成はぐっと近づくかなと思います。
パズルの次の挑戦先を探しているなら、知恵の輪やはずるの選び方と買える場所もチェックしてみてくださいね。
なお、この記事はメガハウスの公式攻略をもとに整理していますが、手順の図や最新の情報は公式の攻略ページや説明書もあわせて確認してください。製品の不具合や安全面で迷ったときの最終的な判断は、メーカーや販売店に相談してください。
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