インドア / REVIEW
マークスの手帳の選び方|EDiTとstorage.itの違いと中面3種
マークスの手帳はどれを選ぶ?シリーズごとの違いを整理しました
手帳売り場で「マークス」の名前を見かけて、気になっている人は多いかなと思います。ただ、いざ調べてみるとEDiTという名前が出てきたり、ジッパー付きのカバーが付いた変わった形のものがあったり、キャラクターとのコラボもあったりで、どれが本体でどれが別物なのかが分かりにくいんですよね。同じマークスなのに、中身も値段もかなり違います。
整理してみると、マークスの手帳は大きく3つの系統に分かれます。書くことに向き合うためのEDiT、持ち歩き方から考えられたstorage.it、そして見た目やキャラクターで選ぶライセンス系。どれが良いかではなく、自分が手帳に何をさせたいかで選ぶ順番が変わってきます。
この記事では、それぞれのシリーズが何を狙って作られているのかを説明したうえで、中面のフォーマット3種類の違い、サイズの選び分け、始まり月の考え方、そして買うときに気をつけたい発売時期の傾向までをまとめました。書く量から逆算する選び方も紹介するので、初めてマークスの手帳を買う人でも、売り場で迷わなくなるはずです。仕様や価格は年度ごとに変わることがあるので、最終的な数値は公式サイトの表示をご確認くださいね。
- マークスの手帳を構成する3つの系統の違い
- 中面フォーマット3種類の向き不向き
- サイズと始まり月をどう決めるか
- 書く量から逆算する具体的な選び方
マークスの手帳にはどんな種類があるか

まずは全体像からです。マークスは手帳だけを作っている会社ではなく、文具や雑貨も幅広く扱っています。そのなかで手帳の中心にあるのがEDiTというシリーズで、そこにstorage.itという少し性格の違う製品が並び、さらにキャラクターやブランドとのコラボ商品が加わる、という構成になっています。ここではそれぞれが何を大事にして作られているのかを見ていきます。系統の違いが分かると、店頭で似た価格帯の手帳が並んでいても、どれが自分の用途に近いのかを見分けられるようになりますよ。
マークスの手帳を代表するEDiTというシリーズ
マークスの手帳といえば、まず名前が挙がるのがEDiTです。人生を編集する手帳、というコンセプトで作られていて、予定を管理するだけでなく、考えたことを書き留める場所として設計されています。
特徴として公式が挙げているのは、自由度の高いフォーマット設計と、オリジナルの手帳用紙による書き心地、そして持ち歩きたくなる外観の3つです(出典:MARK’S 公式ニュースリリース)。書く量が多い人に向けて作られているという点が、一般的なスケジュール帳との一番の違いかなと思います。
ラインアップの幅も広く、2027年版では直営店限定を含めて85種類が用意されています。同じ中面でもカバーの素材や色が違うものが並ぶので、選択肢の多さに驚くかもしれません。カバーには合皮のもの、布のもの、透明感のあるものなどがあり、2027年版では直営店で回収したカバーを再資源化したリサイクル素材のカバーも登場しています。
価格帯は中面とカバーの組み合わせによって変わりますが、一般的なスケジュール帳より高めの設定です。そのぶん紙のページ数が多く、毎日書き込む前提の作りになっています。逆に言えば、予定だけを書きたい人にはページが余ることもあるので、次の項目で説明する中面選びが重要になります。
種類が多いぶん、店頭で見ると迷います。そこで覚えておきたいのが、EDiTの商品名の読み方です。商品名にはたいてい、中面のフォーマット、サイズ、カバーの素材や柄の名前が並んでいます。つまり名前の順番どおりに「どの中面か」「どの大きさか」「どの見た目か」を決めれば、候補は一気に絞れるということですね。逆に、見た目から入ると、同じカバーで中面違いが何種類も出てきて決められなくなります。
EDiTの中面それぞれの中身や、1日1ページを1年続けるための工夫は、EDiT手帳の形式ごとの違いをまとめた記事で詳しく整理しています。
なお、EDiTには手帳だけでなくノートもあります。手帳と同じ紙を使ったノートなので、書き心地をそろえたい人はセットで検討してもいいかなと思います。手帳は日付で区切られているぶん、続きものの記録には向きません。プロジェクトの記録や勉強の記録など、日付と関係なく続く内容は、同じシリーズのノートに分けておくと後から探しやすくなります。
EDiTの中面は1日1ページと週間の3種類
EDiTを選ぶうえで一番大事なのが、中面のフォーマットです。2027年版では、1日1ページ、週間ノート、週間バーチカルの3種類が用意されています。
| フォーマット | 1日あたりの広さ | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 1日1ページ | 1ページまるごと | 日記・記録・思考の整理 |
| 週間ノート | 見開きの半分+メモ欄 | 予定とメモを併記したい |
| 週間バーチカル | 時間軸1列 | 時間単位で予定を管理 |
1日1ページは、EDiTの看板といえる形式です。日付だけが印刷された広いページに、その日のことを自由に書けます。日記として使う人、仕事の記録に使う人、考えごとをまとめる人など、使い方は人それぞれ。ただし、毎日1ページを埋めるのは思っている以上に負担が大きいので、書くことが好きな人向けかなと思います。
週間ノートは、見開きの左側に1週間ぶんの予定、右側にメモという構成が基本です。予定は日ごとに区切られていますが、時間の目盛りは細かくないので、大まかな段取りを書く使い方になります。1日1ページほど書かないけれど、メモの場所は欲しい、という人にちょうどいい形式です。
週間バーチカルは、時間が縦に並んだ形式で、時間単位のスケジュール管理に向きます。会議や予約が多い仕事をしている人、あるいは移動時間を把握したい人はこちらが合います。フォーマットごとの一般的な向き不向きは、バーチカルとレフト、マンスリーの違いをまとめた記事でも整理しているので、そもそもどの形式が自分に合うか分からない場合は先にそちらを見てみてください。
迷ったときは、いま使っているノートを見てみてください。1日にノート1ページ以上書いているなら1日1ページ、数行で終わっているなら週間タイプが現実的ですよ。
収納できる手帳という発想のstorage.it
マークスの手帳のなかで、少し性格が違うのがstorage.itです。カバーにスライド式のジッパーが付いていて、手帳と一緒に小物を持ち運べるようになっています。
発想の出発点は、手帳と一緒に持ち歩くものをどうするかという問題です。付箋、カード、鍵、イヤホン、常備薬。手帳に挟むと落ちるし、別のポーチに入れると忘れる。そこをカバーのポケットで解決したのがこの製品ですね。デザイン性も評価されていて、2010年にグッドデザイン賞、2014年にジャーマン・デザインアワードを受賞しています。
受賞歴が示しているのは、見た目の良さというより、持ち物をひとまとめにするという考え方そのものが評価されたということかなと思います。手帳を「書くための紙」ではなく「持ち歩く道具の入れ物」として捉え直した製品なので、同じ手帳という言葉でくくると性格を見誤ります。
もうひとつの特徴が、市販のノートを入れて使える汎用性です。中身が固定されていないので、使い切ったら好きなノートに入れ替えられます。手帳としての中面にこだわりがなく、カバーの機能を重視する人にはこちらが合うかなと思います。
収納ケースにはA5サイズやA4サイズがあり、書類やガジェットをまとめる使い方も想定されています。ノートは10色、収納ケースは5色から選べる展開です。カバンの中を整理したい人にとっては、手帳というより持ち物の管理道具として役に立つ製品ですね。
実際の使い方としては、手帳と一緒に持ち歩く小物を最初に決めておくのがコツかなと思います。全部入れられるからといって詰め込むと、厚みが増して本末転倒。よく使うのは、絆創膏や常備薬、名刺、カードキー、予備のペン先といった「無いと困るけれど毎日は使わないもの」です。財布やスマホのような頻繁に出し入れするものは、別に持ったほうが快適ですね。
ただし、ジッパーとポケットがあるぶん厚みと重さは出ます。薄くて軽い手帳を探している人には向きません。手帳そのものの中身で選びたいのか、持ち歩き方で選びたいのか。この違いがEDiTとstorage.itの分かれ目になります。
中面や色の展開を実際に見てみたい場合は、こちらから確認できます。
マークスの手帳のサイズ展開と選び分け

EDiTのサイズは、B7変型、B6変型、A5正寸という3段階が基本です。名前に「変型」と付くのは、一般的なB7やB6と縦横の比率が少し違うためで、実寸は商品ページで確認するのが確実です。
選ぶときの考え方はシンプルで、書く量と持ち歩く頻度のバランスです。
| サイズ | 持ち歩きやすさ | 向いている人 |
|---|---|---|
| B7変型 | ポケットにも入る小ささ | 短い記録を毎日残したい |
| B6変型 | バッグに入れやすい標準 | 予定とメモを両方書く |
| A5正寸 | 据え置きに近い大きさ | 1ページをしっかり使う |
特に注意したいのが、1日1ページとサイズの組み合わせです。A5で1日1ページを選ぶと、毎日かなり広いスペースを埋めることになります。書ける人には最高の環境ですが、埋まらない日が続くと空白が気になってしまう。最初の1冊なら、1日1ページはB7変型やB6変型から試すほうが、続けやすいかなと思います。
判型ごとの実寸感覚がつかめない場合は、A5・B6・A6の実寸と書ける行数を比べた記事が参考になります。実際に定規で測ってみると、B6とA5の差は思ったより大きいですよ。
マークスの手帳の紙質とペンとの相性
EDiTがこだわっているポイントのひとつが紙です。公式はオリジナルの手帳用紙を使っていると説明していて、なめらかな書き心地を特徴として挙げています。
手帳の紙で気にする点は、だいたい次の3つです。1つ目は書き味で、ペン先が引っかからないか。2つ目は裏抜けで、裏のページに文字が透けたりインクが染みたりしないか。3つ目は乾きの速さで、左利きの人や、書いたそばから手を置く人には影響があります。
ここで大事なのは、どの紙が優れているかではなく、自分が使うペンと合うかどうかです。油性ボールペンなら多くの紙で問題は出にくいですが、万年筆や水性のインクを使う場合は、紙との相性で結果が大きく変わります。気になる場合は、店頭の試し書きで自分のペンを使ってみるのが確実ですね。
1日1ページのように書く量が多い形式では、紙の総ページ数も増えるため、厚みと重さにも関わってきます。薄い紙を使えば軽くなりますが、そのぶん裏抜けしやすくなる。このバランスをどう取るかがメーカーごとの個性なので、価格だけでは比べられない部分でもあります。
自分で確かめる方法もあります。買ったあとであれば、巻末のメモページや、使わないと分かっている月のページの端に、手持ちのペンで線を引いてみる。数分置いてから裏を見れば、裏抜けの程度が分かります。本番のページで試して後悔するより、この方が安全です。
蛍光ペンを使う予定がある人は、そこも一緒に試しておくといいですよ。ボールペンでは問題がなくても、蛍光ペンのインクは水分が多く、裏に色が回ることがあります。手帳を色分けして使いたい人ほど、先に確認しておく価値があります。
なお、書き心地の感じ方には個人差があります。ペンの種類、筆圧、書く速さによって印象が変わるので、口コミの評価はあくまで参考程度に見ておくのがいいかなと思います。
1月始まりと4月始まり、何月から使うか
マークスの手帳には、1月始まりと4月始まりが用意されています。2027年版のEDiTは1月始まりで、8月下旬からオンラインでの先行発売が始まりました。翌年の4月始まり版は、年明けから春にかけて店頭に並ぶのが一般的な流れです。
どちらを選ぶかは、生活の区切りで決めるのが基本です。会社の年度や学校に合わせるなら4月始まり、暦の年で考えるなら1月始まり。この判断は好みの問題ではなく、実際に予定を書く単位に合わせるほうが使いやすくなります。
もうひとつ、選択肢の数という現実的な差もあります。手帳の主力は1月始まりで、カバーの種類も1月始まりのほうが多くなりがちです。4月始まりは種類が絞られることがあるので、デザインにこだわりがある人は、この点も考えたうえで決めるといいかなと思います。どうしても欲しいカバーが1月始まりにしかない、ということは起こり得ます。
ちなみに、手帳のなかには9月始まりや10月始まりというタイプもあります。年度の途中で切り替えたい人や、年末年始をまたいで長めに使いたい人向けの選択肢ですね。使える期間が1年より長いものもあるので、買う時期が中途半端になってしまったときの逃げ道としても使えます。
始まり月の選択で失敗しやすいのが、買ったものの使い始めが数か月先になるケースです。前半のページが白紙のまま残ると、それだけで気持ちが下がります。買う時期が使い始めから離れているなら、その期間をカバーできる始まり月の手帳を選ぶほうが無駄になりません。
マークスの手帳の選び方と買うときの注意点
ここからは実際の選び方です。シリーズやサイズの違いが分かっても、いざ買うとなると決め手が見つからないことがあります。そこで役に立つのが、書く量から逆算するという考え方。1日にどれだけ文字を書くかを先に見積もると、中面もサイズも自動的に絞り込めます。あわせて、カバーと中身を分けて考える発想、向いていない場合の代わりの選択肢、そして発売時期と在庫の傾向についても触れておきます。人気の色や柄は早い時期に無くなることがあるので、買うタイミングも実は大事な要素なんですよ。
1日にどれだけ書くかで中面を決める

選び方でいちばん確実なのは、いま自分が1日に何文字くらい書いているかを把握することです。感覚では分かりにくいので、3日間だけメモ帳やスマホに書き出してみると、はっきりします。
目安としては、次のように考えると分かりやすいかなと思います。1日に数行、予定と短いメモだけなら週間ノートで十分。時間が決まった予定が1日に3件以上あるなら週間バーチカル。1日にノート半ページ以上を書いているなら1日1ページ。この線引きだけで、中面はほぼ決まります。
迷ったときは、書く量の少ないほうを選んでおくのがおすすめです。ページが余るより、書き切れないほうがストレスは小さいですし、足りない場合はメモ帳を追加すれば解決します。逆に、広いページが埋まらない状態が続くと、手帳そのものを開かなくなってしまうことが多いんですよね。
もうひとつの判断材料が、書く時間帯です。夜にまとめて書く人は1日1ページが向きますが、日中に細切れで書く人は、開いてすぐ書ける週間タイプのほうが使いやすい。1日1ページは、その日のページを開くという動作が1つ増えるので、忙しい時間帯には向かないことがあります。
気をつけたいのは、書く量が年間で一定ではないことです。仕事が立て込む時期、行事が続く時期、逆に何もない時期。手帳を買う瞬間がたまたま忙しい時期だと、必要な広さを多めに見積もってしまいます。判断するなら、直近3日ではなく、忙しい週と落ち着いた週の両方を思い出して、平均的な量で決めるほうが実態に近づきます。
ちなみに、1日1ページを選んだ場合でも、毎日埋める必要はありません。書かない日は日付だけが残るだけです。ただ、空白が気になる性格なら、最初から週間タイプにしておくほうが精神的に楽かなと思います。
カバーと中身を分けて考える
マークスの手帳を選ぶときに知っておくと便利なのが、カバーと中身を分けて考えるという発想です。EDiTは中面が決まった状態で売られていますが、storage.itのように市販のノートを入れて使う製品もあります。
この違いを踏まえると、選択肢は3通りになります。1つ目は中面もカバーも決まった状態で買う方法で、いちばん手軽です。2つ目は中身だけを買って、手持ちのカバーを使う方法。3つ目はカバーを主役にして、中身は市販のノートで入れ替える方法です。
長く使うことを考えるなら、2つ目と3つ目には利点があります。気に入ったカバーを何年も使い続けられるので、毎年変わるのは中身だけ。革のカバーのように、使うほど風合いが変わるものを選べば、手帳を替えても道具としての愛着は続きます。
一方で、カバーと中身のサイズが合わないと使えません。同じB6と書かれていても、変型サイズは寸法が違うことがあるので、組み合わせる場合は必ず実寸で確認してください。ここは失敗しやすいポイントです。
確認するときは、縦と横だけでなく厚みも見ておきます。カバーは中身の厚みを想定して作られているので、1日1ページのような分厚い中面を、薄い中面向けのカバーに入れると閉じられません。逆に、薄い中身を厚手のカバーに入れると、中でずれて使いにくくなります。数値が分からない場合は、同じシリーズ同士で組み合わせるのが確実です。
マークスの手帳が向いている人と合わない人
ここまでの内容をまとめると、向き不向きは次のように整理できます。
| 向いている人 | 合わない可能性がある人 |
|---|---|
| 毎日それなりの量を書く | 予定を数行書くだけ |
| 紙の書き心地にこだわりたい | 紙質は気にしない |
| デザインで気分を上げたい | とにかく安く済ませたい |
| 手帳を1年の記録として残したい | 使い終わったら処分する |
| 持ち物を1冊にまとめたい | 薄くて軽いものがいい |
右側に多く当てはまる場合、マークスの手帳の良さである紙やデザイン、収納の工夫が、そのまま価格に乗った分だけ余分に感じられてしまいます。予定の管理だけが目的なら、もっとシンプルで安価な手帳のほうが満足度は高くなるかもしれません。
また、これは好みの問題ですが、EDiTのようにデザイン性の高い手帳は、書く前に「きれいに使いたい」という気持ちが働きます。それが励みになる人もいれば、プレッシャーになる人もいます。ラフに使い倒したいタイプなら、あえて普通のノートを選ぶ手もありますよ。
合わないと感じた場合の代わりとしては、シンプルな月間手帳とノートを分けて持つ組み合わせがあります。予定はマンスリーで管理し、書きたいことは普通のノートへ。それぞれ数百円から千円台で手に入るので、費用も抑えられます。手帳に求めるものが「予定の確認」だけなら、こちらのほうが軽くて速いです。
手帳選び全体の考え方から見直したい場合は、最初の1冊を3つの条件で絞る記事もあわせて読んでみてください。ブランドから入るより、条件から入るほうが失敗は少ないです。
買える場所と発売時期の傾向
マークスの手帳は、公式のオンラインストアのほか、大型の文具店や雑貨店、通販サイトで購入できます。取り扱いの種類は店によってかなり違い、直営店限定の商品もあります。
発売の時期には決まった流れがあります。1月始まりの新年度版は、夏の終わりから秋にかけて登場し、オンラインでの先行販売が先に始まることが多いです。2027年版は8月下旬に先行発売が始まりました。4月始まり版は年明けから春先が中心になります。
人気のカバーや限定デザインは、シーズンの早い時期に品切れになることがあります。特定の色や柄を狙っているなら、発売直後に動くほうが確実です。ただし、店頭では実物を見て選べる利点があるので、急がない場合は現物を確認してからでも遅くはありません。価格や在庫は時期によって変わるため、購入前に公式サイトや販売店の表示をご確認ください。
通販で買う場合に気をつけたいのが、年度と始まり月の確認です。検索結果には前年度の在庫が混ざることがあり、安いと思って買ったら使える期間が短かった、ということが起こります。商品名に書かれた年度と、中面のフォーマット、サイズの3点は必ず見てください。
実物を確認したい場合は、大型の文具店で中面を開いてみるのがいちばんです。紙の色、罫線の濃さ、1日あたりの広さは、写真ではつかみにくい部分。特に1日1ページを検討しているなら、実際のページの広さを見てから決めることをおすすめします。
店頭で見るときは、次の4点を順番に確認すると早いです。1つ目は開いたときにページが平らに開くか。閉じようとする力が強い手帳は、書いている間に手で押さえる必要があります。2つ目は罫線の濃さで、線が濃すぎると文字が読みにくくなります。3つ目は1日ぶんの高さに自分の字が何行入るか。4つ目は閉じたときの厚みと、しおりの本数です。
この4つは、どれも実物でしか分からない部分です。逆に、色や柄はオンラインの写真でも判断できるので、店頭では中面の使い勝手だけに集中すると、短い時間でも決められますよ。
マークスの手帳についてよくある質問
EDiTとstorage.itはどちらを選べばいいですか?
手帳の中身で選びたいならEDiT、持ち歩き方で選びたいならstorage.itです。EDiTは中面のフォーマットと紙にこだわった手帳で、storage.itはカバーの収納機能が主役。市販のノートを入れ替えて使いたい場合もstorage.itが向きます。目的が違う製品なので、比べるというより用途で分けて考えてみてください。
1日1ページは初めてでも使いこなせますか?
書く習慣がある人なら問題ありません。不安な場合は、小さめのサイズから試すのがおすすめです。B7変型なら1ページの面積が小さいので、数行でもページとして成立します。いきなりA5の1日1ページを選ぶと、空白が目立って続かなくなることがあるので、書く量に合わせて選んでみてください。
万年筆で書いても裏抜けしませんか?
紙とインクの組み合わせによって結果が変わるため、一律には言えません。同じ紙でも、インクの種類やペン先の太さ、筆圧で裏抜けの出方は変わります。気になる場合は店頭の試し書きで自分のペンを使うか、少量のインクで試してから本格的に使い始めるのが確実です。
来年も同じシリーズを買えますか?
中面のフォーマットは継続していることが多いですが、カバーの色や素材、限定デザインは年度ごとに入れ替わります。気に入った組み合わせがある場合は、翌年に同じものが手に入るとは限りません。カバーを長く使いたいなら、中身だけを買い替えられる形を選んでおくと安心です。
年の途中から使い始めても大丈夫ですか?
問題ありませんが、残りの期間が短いほど割高になります。夏以降に買うなら、9月始まりや10月始まりのように、使い始めから長く使えるタイプを選ぶ手もあります。前半のページが白紙のまま残るのが気になる人は、始まり月で調整してみてください。
キャラクターとのコラボ商品は中身も違いますか?
商品によって異なります。カバーのデザインだけが違い中面は共通というものもあれば、専用の中面が使われているものもあります。見た目で選ぶ場合でも、中面のフォーマットとサイズは商品ページで必ず確認してください。気に入った絵柄でも、中身が自分の書き方に合わなければ続かなくなってしまいます。
まとめ:マークスの手帳は書く量から選ぶ
マークスの手帳を選ぶ手順を整理すると、まずシリーズを決めることから始まります。中身で選ぶならEDiT、持ち歩き方で選ぶならstorage.it。この時点で方向性が半分決まります。
次に、EDiTを選んだ場合は中面です。1日にノート半ページ以上書くなら1日1ページ、数行なら週間ノート、時間で管理するなら週間バーチカル。この判断を先にすると、サイズも自然と決まってきます。書く量が読めないうちは、小さめのサイズから始めるほうが失敗しにくいです。
最後に始まり月です。生活の区切りが1月なのか4月なのかで選び、買う時期が使い始めから離れているなら、その期間をカバーできるものを探す。この3段階で絞れば、85種類のなかからでも候補は数点まで減らせます。
掲載している仕様や価格、発売時期は年度によって変わることがあるため、正確な情報は公式サイトや販売店の表示をご確認ください。手帳は1年つき合う道具なので、少し時間をかけて選ぶ価値がありますよ。あなたの書き方に合う1冊が見つかるといいですね。
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