チヌが一番釣れる釣り方はどれ?季節と釣り場から選ぶ7つの方法と使い分け

FreeLife Design 運営者 ケイ

こんにちは。FreeLife Design、運営者の「ケイ」です。

チヌを狙ってみたいけれど、一番釣れる釣り方はどれなのか、最初に何を選べばいいのか迷っていませんか。チヌの釣り方を調べると、ルアーやワームで狙うチニング、堤防の壁際にカニや貝を落とす落とし込み、撒き餌で寄せるウキフカセ、ダンゴでエサを包む紀州釣りと、たくさんの名前が出てきますよね。どれも人気の釣り方として紹介されているので、かえって決めにくいかもしれません。

先に結論をお伝えすると、チヌが一番釣れる釣り方は、季節と釣り場によって入れ替わります。資料に書かれた釣期とエリアから私が当てはめた目安ですが、真夏の堤防なら落とし込み、春から秋の河口ならチニング、潮が利きすぎていない湾内や港内ならウキフカセ、というように、その日の条件に合う釣り方が向きやすい魚です。初心者でも簡単に始めやすい釣り方はどれか、エサは何を使うのか、堤防ではどこを狙うのかといった疑問も、条件ごとに整理すると答えが見えてきます。

この記事では、Honda釣り倶楽部の釣魚図鑑と入門記事、エサメーカーのマルキユーの製品説明、消費者庁の資料をもとに、7つの釣り方の時期と場所、向いている条件を1つの表にまとめ、季節・釣り場・水の状態から釣り方を選ぶ流れを紹介します。後半では、チニング・落とし込み・ウキフカセと紀州釣りのそれぞれで釣果を伸ばすコツと、濁りや澄み潮、エサ取りの多さで狙い方を変える考え方、安全のための装備までまとめました。次の釣行でどの釣り方から始めるかを決める材料になればうれしいです。

  • チヌが一番釣れる釣り方が季節と釣り場で変わる理由
  • 7つの釣り方の時期・場所・向いている条件の比較
  • チニング・落とし込み・ウキフカセ・紀州釣りの釣れるコツ
  • 濁り・澄み潮・エサ取りに合わせた狙い方と安全対策
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チヌが一番釣れる釣り方は季節と釣り場で決まる

この章では、まず一番釣れる釣り方を1つに決められない理由を押さえたうえで、季節ごとの目安、釣り場ごとの違いを順に見ていきます。そのあとで、7つの釣り方を時期・場所・道具の量・向いている条件で比べた表と、表をもとに最初の1つを選ぶ判断の流れを紹介します。

釣り方の名前だけを比べると、どれが上かという話になりがちです。でも、チヌは住んでいる場所も食べているものも幅が広い魚なので、条件が変われば釣れる釣り方も変わります。自分が行ける釣り場と季節から考えると、迷いがかなり減りますよ。時期や場所の説明は、Honda釣り倶楽部の釣魚図鑑と入門記事(落とし込みは2018年8月、チニングは2022年9月の情報をもとにした記事)、エサメーカーのマルキユーの製品説明から拾い、資料ごとに書き方が違うところはそのまま並べています。

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一番釣れる釣り方を1つに決められない理由

チヌの釣期と生息場所の説明と、季節と釣り場から当てはめた最初の候補をまとめたスライド
一番釣れる釣り方は季節と釣り場で入れ替わる

チヌが一番釣れる釣り方を1つに決められないのは、チヌが一年を通して、いろいろな場所で、いろいろなものを食べて暮らしている魚だからです。Hondaの釣魚図鑑は、クロダイ(チヌ)の釣期を「ほぼ周年」としたうえで、ベストシーズンを3~5月と10~11月、さらに堤防の落とし込み釣りでは真夏が最盛期になると書いています。つまり、チヌ全般のベストは春と秋で、落とし込みだけは真夏が盛期、ということですね。

すみかについても、同じ図鑑は水深50m以浅の沿岸域に生息し、タイ科の魚では珍しく陸の磯や堤防からねらう釣り方が多いこと、汽水域でも生活できるので河口付近も釣りのポイントになることを挙げています。磯、堤防、河口と、足場も水の性質もまったく違う場所にいるので、それぞれの場所に合った釣り方があるのだと考えられます。

食べ物の幅も広めです。図鑑は、二枚貝類、甲殻類、多毛類(ゴカイの仲間)をおもに捕食するため、釣りエサにも同じものを使うと説明し、海藻や小魚を食べる場合があり、コーンやスイカをエサにしてねらうこともあると紹介しています。落とし込み入門によると夏は岸壁に付く貝を食べに寄ってきますし、チニング入門によると川底に棲むカニやシャコなどの生物を捜して食べている、とも書かれています。

主な釣り方として、図鑑は磯や堤防でのウキフカセ釣り、落とし込み釣り、ダンゴ釣り、投げ釣りなどを挙げ、湾内に設置されたイカダや係留された専用の船(カセ)からのイカダ釣り、カセ釣りも紹介しています。さらに、Honda釣り倶楽部のチニング入門は、警戒心が強く釣るのが難しい魚ともされてきたクロダイが、近年はコツを掴めばルアーでも効率よくねらえることがわかってきた、と書いています。昔ながらのエサ釣りに、ルアーという選択肢が加わったということですね。

このように、時期・場所・エサがそれぞれ違う釣り方が並んでいるので、どれが一番かは条件を決めないと答えられません。逆に言えば、あなたが行ける釣り場と季節が決まれば、その条件で一番釣りやすい釣り方はかなり絞り込めます。ここからは、その絞り込み方を順番に見ていきましょう。

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季節ごとに釣れやすい釣り方の目安

図鑑の仕掛けのページでは、ルアー、ウキフカセ、カカリ、投げの4つの釣期が「一年中」、落とし込みとフライが「夏」とされています。ここでは、資料に書かれている時期を季節ごとに並べたうえで、私の整理として、季節ごとにどの釣り方が候補に入りやすいかを添えます。

春(3~5月)は乗っ込みで浅場にも寄る

春は、産卵を控えたチヌが浅場に寄ってくる乗っ込みの時期です。Hondaの釣魚図鑑のウキフカセ釣りの説明では、大型が期待できる春の乗っ込みシーズンになると、水深30cmほどのポイントでも釣果が聞かれると紹介されています。投げ釣りの説明でも、クロダイを釣る場合は春の乗っ込み(3~5月)がねらいやすいとされています。春は、ウキフカセ釣りと投げ釣りが候補に入る季節と言えそうです。

夏は落とし込みの最盛期

夏は落とし込み釣りの季節です。図鑑は落とし込み釣りについて、真夏に盛期を迎え、ヘチ(岸壁の際)に付着したカラスガイを捕食しに堤防に寄ってきたクロダイをねらう、と説明しています。Honda釣り倶楽部の落とし込み入門も、夏は岸壁にクロダイの好物であるカラスガイがびっしりと付着し、カニやエビなどのエサも豊富にいるため、クロダイが岸壁に寄りつくと書いています。フライフィッシングも、図鑑の表では釣期が夏とされています。

秋(10~11月)は再びベストシーズン

秋は、図鑑がベストシーズンのもう1つの山として挙げている時期です。ルアーで狙うチニングについても、Honda釣り倶楽部の入門記事は、ルアーでねらえるシーズンは主に春から秋の暖かい時期だと書いています。春から秋にかけては、エサ釣りとルアーの両方を選べる季節ですね。

冬は資料で書き方が分かれる

冬について、チニングの入門記事は、水温が下がる冬は一般的にはオフシーズンになるとしています。一方で、図鑑の仕掛けのページでは、ルアーフィッシングを含めてウキフカセ釣り、カカリ釣り、投げ釣りの釣期が「一年中」とされています。資料によって書き方が違うので、冬にチヌを狙うなら、私の整理としては、ウキフカセやカカリ釣りのようなエサ釣りから考えると選びやすいかなと思います。

なお、ここで挙げた時期は、図鑑の説明の範囲での一般的な目安です。同じ季節でも、地域や水温、その年の状況でチヌの動きは変わります。実際に出かける前には、釣り場近くの釣具店や渡船店の最新情報もあわせて確認してくださいね。

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堤防・河口・沖堤で変わる釣り方

釣り場で見ると、貝が付く堤防の岸壁なら落とし込み、砂や泥の底が広がる河口ならチニング、潮が穏やかな湾内や港内ならウキフカセ、というように、場所の形が釣り方の向き不向きにつながります。

堤防の岸壁は落とし込みの舞台

落とし込み釣りの主な舞台は、渡船で渡る沖堤防です。Honda釣り倶楽部の落とし込み入門(2018年8月の情報)は、当時の例として東京湾では久里浜、野島、横浜、川崎、五井、長浦、木更津などに地元から渡船が出ていると紹介し、堤防に上がったら岸壁際を歩きながらヘチ釣りで広範囲を探っていく、と説明しています。図鑑も、落とし込み釣りは主に渡船で沖堤に渡って釣るとしています(図鑑のエリア欄は「堤防」)。岸壁に貝がびっしり付いている堤防が、この釣りの舞台というわけですね。

河口や運河はチニングの主戦場

チニングについて、Honda釣り倶楽部の入門記事は、ルアーで釣る場合は港湾部につながる河川や運河が主な釣り場になり、河川の場合は海の干満の影響が及ぶ汽水域であることが条件になる、と書いています。干潮になると砂泥底が露出する河川の下流部に、潮が満ちて浅瀬になっている時が釣りに適している、とも紹介されています。家の近くに海の干満の影響が及ぶ川がある人には、身近な選択肢になりそうです。

湾内や港内はウキフカセ、沖のイカダはカカリ釣り

ウキフカセ釣りについて、図鑑はメジナと比較すると湾内や港内などといった潮が利きすぎていない場所がよい、と書いています。潮が速い外海に面した場所より、穏やかな港の中のほうが向いているということですね。カカリ釣りは、沖に係留してあるイカダや船に渡り、直下のクロダイをねらう釣りです。投げ釣りは図鑑の表で河口と漁港がエリアに挙がっていて、フライフィッシングは河口の干潟などのヒザ下の浅瀬でねらう釣りとして紹介されています。

キビレ(キチヌ)も同じ場所で掛かることがあります。チニング入門の記事は、クロダイは障害物の多い環境を好み、キビレは砂泥質のエリアなど、それよりも開けた場所を好む傾向があると説明しています。チヌとキビレの見分け方は、チヌとクロダイの違いとキビレとの見分け方で詳しく整理しています。

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7つの釣り方の時期・場所・向く人を比べる

チニング・落とし込み・ウキフカセなど7つの釣り方の時期と釣り場、向いている条件を並べた比較表のスライド
7つの釣り方の時期・場所・向いている条件の比較

ここまでの内容を、7つの釣り方ごとに1つの表にまとめました。時期とエリアは主にHondaの釣魚図鑑の仕掛けのページ、道具や向いている条件は各入門記事と製品説明から整理していて、出どころが違うセルには資料名を添えています。表は横にスクロールできます。

釣り方 時期の目安 主な釣り場 エサ・ルアー 道具と準備 向いている条件
チニング(ルアー) 主に春から秋(冬は一般的にオフシーズン) 図鑑は磯、堤防、河口。入門記事は港湾部につながる河川や運河の汽水域 フリーリグのワーム、バイブレーション、ポッパーやペンシル エサの準備が要らない。服装は軽装で済む(ロッド・リール・ライン・ルアーは要る) 潮が動く時間帯と朝夕が重なるとき。強風で底荒れする日は不向き
落とし込み(ヘチ釣り) 真夏が盛期 堤防(主に渡船で渡る沖堤防の岸壁際) カラスガイ、フジツボ、タンクガニ、ボサガニ、モエビなど 道具立てが非常にシンプル。渡船の利用が多い 岸壁に貝が付き、潮が当たっている面
ウキフカセ釣り 一年中(春の乗っ込みは大型が期待できる) 磯、堤防(メジナ釣りと比べると、湾内や港内など潮が利きすぎていない場所がよい) オキアミ、サナギ、コーンなど 寄せエサ(撒き餌)を用意する 寄せエサを1か所に留めてポイントを作れる場所
ダンゴ釣り(紀州釣り) 資料に時期の記載なし 磯、堤防(図鑑) ダンゴで包む付けエサ ダンゴ用の配合エサを用意する 沖目のチヌを狙いたいとき(紀州マッハの製品説明)
カカリ釣り(イカダ・カセ) 一年中 沖に係留したイカダや船 コーン、オキアミ、ボケジャコ イカダや船への渡し(渡船店)を利用する 直下のチヌをダンゴで狙うとき
投げ釣り 一年中(3~5月が好機) 河口、漁港 ユムシ、イワイソメ 夜釣りがメイン 静かに回遊を待てる夜の釣り場
フライフィッシング 夏 河口の干潟などのヒザ下の浅瀬 フライ 泳いでいる魚を見つけて投げる 浅瀬に入ってきたチヌが見えるとき

(出典:Honda釣り倶楽部 釣魚図鑑「クロダイの仕掛け」、Honda釣り倶楽部「初めての『チニング(クロダイのルアー釣り)』入門」「初めての『クロダイ落とし込み釣り』入門」、マルキユー「紀州マッハ」製品ページ)

表のチニングの時期は入門記事の「ルアーでねらえるシーズンは主に春から秋」、図鑑の表ではルアーフィッシングは「一年中」とされている点に注意してください。資料によって書き方が違うので、ここでは両方を残しています。ダンゴ釣りの行の向いている条件の欄は、マルキユーの紀州釣り用配合エサ「紀州マッハ」1製品の説明(波止で並んでも警戒心の薄い沖目のチヌを攻略可能)から拾ったもので、ダンゴ釣り全般の条件ではありません。時期についての記載は今回読んだ資料にはありませんでした。

表を見ると、チニングはエサの準備が要らず、落とし込みは道具立てが非常にシンプル(ただしカラスガイなどのエサは用意する)で、ウキフカセ・ダンゴ釣り・カカリ釣りは寄せるためのエサを用意する釣り方だと分かります。準備の手間を減らしたいか、エサで寄せてじっくり狙いたいかも、選ぶときの目安になりますよ。

表だけでは釣り方の雰囲気がつかみにくい、という人は、仕掛けの動きや釣り場の様子を映像で見比べてから決める方法もあります。釣り番組の動画配信サービスは、料金や無料期間などの条件が変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の内容を確かめてください。

釣り番組が見放題の動画配信サービス『釣りビジョンVOD』

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初心者が最初の1つを選ぶ判断の流れ

季節と行ける釣り場の条件から最初に候補にするチヌの釣り方を矢印で示した判断のスライド
初心者が最初の1つを選ぶための判断の流れ

ここからは私の整理ですが、初心者が最初の1つを選ぶなら、①季節、②行ける釣り場、③準備にかけられる手間、の順に絞っていくのが分かりやすいかなと思います。前の表をもとに、判断の流れを次の表にしてみました。

あなたの条件 まず候補にする釣り方 理由(資料の説明から)
真夏に、貝の付いた堤防の岸壁で釣れる(沖堤防への渡船を使えるとなおよい) 落とし込み 堤防の落とし込み釣りは真夏が最盛期。主に渡船で沖堤に渡る。道具立てが非常にシンプル
春から秋に、海の干満の影響が及ぶ川の下流部や運河へ行ける チニング 港湾部につながる河川や運河の汽水域が主な釣り場。エサの準備が要らない
春の乗っ込みや冬に、湾内や港内の堤防で釣りたい ウキフカセ釣り 釣期は一年中。メジナ釣りと比べると、潮が利きすぎていない湾内や港内がよい
堤防で、沖目のチヌをエサで寄せて狙いたい ダンゴ釣り(紀州釣り) 遠投性に優れ、沖目のチヌを攻略可能とうたう配合エサがある(紀州マッハの製品説明)
イカダや船に渡してくれる渡船店が近くにある カカリ釣り 釣期は一年中。イカダや船の直下をダンゴで狙う
夜釣りに慣れていて、春に河口や漁港へ行ける 投げ釣り 3~5月が好機。静かに回遊を待つ夜釣りがメイン

迷ったときは、まず、エサを持ち歩かずに済ませたいか、渡船を使えるか、の2点で考えるのが分かりやすいかなと思います。エサの準備や撒き餌の後片付けを減らしたいなら、チニングが候補になります。Honda釣り倶楽部のチニング入門は、全体に軽装で身軽な格好で楽しめるのがチニングの魅力だと書いています(ロッドやリール、ルアーなどの道具はそろえる必要があります)。一方、真夏に渡船を使えるなら、落とし込みは道具立てが非常にシンプルで、足元の駆け引きを楽しめる釣りです。

ただ、どの釣り方も、最初からうまくいくとは限りません。チヌは警戒心が強い魚として紹介されていて、チニングの入門記事も、クロダイやキビレは人間の姿が見えている状況ではルアーに全く反応しないことが多い、と書いています。最初の1つを決めたら、何度か同じ釣り方を続けて、釣り場の様子や時間帯のクセをつかむのが近道かもしれません。投げ釣りの夜釣りに興味があるなら、夜釣りで狙える魚と時間帯の選び方も参考にしてみてください。

チヌが一番釣れる釣り方は、季節と釣り場で変わります。資料の釣期とエリアから私が当てはめると、真夏の堤防なら落とし込み、春から秋の河口ならチニング、湾内や港内ならウキフカセが最初の候補です。

チヌが一番釣れる釣り方を状況で使い分けるコツ

釣り方を決めたら、次はその釣り方でどうすれば釣れやすくなるかです。この章では、チニング、落とし込み、ウキフカセと紀州釣りの順に、釣れやすい時間・場所・エサの使い方をまとめます。

そのあとで、濁りや澄み潮、エサ取りの多さといったその日の状況で狙う層やルアーを変える考え方と、釣り場のルールや安全装備の確認ポイントを紹介します。同じ釣り場でも、条件次第で一番釣れる釣り方は変わるので、切り替えの目安を持っておくと心強いですよ。道具の号数や重さは、資料に書かれている目安をそのまま紹介しているので、実際に買うときは釣具店でも相談してみてください。

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チニングは潮が動く時間と底質で選ぶ

砂泥の底はフリーリグ、牡蠣殻やゴロタはバイブレーション、表層はペンシルベイトやポッパーと底質ごとのルアーを図解したスライド
チニングは潮が動く時間帯と底質に合わせてルアーを選ぶ

チニングで釣果を伸ばすコツは、潮が動いている時間帯に、底の質に合ったルアーを使うことです。Honda釣り倶楽部のチニング入門は、クロダイやキビレは潮の動きで活性が大きく変わるので、まずは潮が動いている時間帯をねらう、と書いています。具体的には、満潮からの下げや干潮からの上げなど、潮が動き出すタイミングです。

潮と朝夕が重なる時間が狙い目

入門記事が挙げている時間と天気の目安を、要点だけ並べると次のとおりです。

  • 潮の動いている時間帯と朝夕のマヅメ時が重なる時が、いちばんのチャンス
  • 小潮など潮があまり動かない潮回りは反応が悪い
  • 天候は晴れや曇りがよい(雨でも釣れないわけではない)
  • 強風で川底が荒れる日や、春・秋の急な冷え込みは活性が下がりやすい

潮の時刻はスマートフォンのアプリなどで確認できるので、出かける前に満潮と干潮の時刻を見て、動き出しの時間に合わせて釣り場に着くようにすると無駄が少なくなりますよ。

チニングの中でも、夏の浅場で水面のルアーに食わせるトップの釣りは、ポッパーとペンシルの選び方と動かし方が要になります。くわしくはトップの時期・サイズ・動かし方の解説で紹介しています。

砂泥の底はフリーリグ、牡蠣殻やゴロタはバイブレーション

ルアーは、底の質で分けて考えます。入門記事の整理では、砂や泥のサラサラした底ならフリーリグ、牡蠣殻やゴロタで根掛かりが多い底ならバイブレーションなど、という使い分けです。フリーリグはシンカー(オモリ)、フック、ワームの組み合わせで、よく使われるのはタングステン製の10~14gのシンカーと3インチ前後のクロー系(ザリガニを模したもの)のワームとされています。高価なタングステンは慣れてからにして、底の様子が分からない初めての場所では鉛から試す、という順番も紹介されていて、初心者にはありがたい考え方ですね。

フリーリグの基本の動かし方はタダ巻きで、遠くへ投げて底まで沈めたら、底から離れないように竿の角度と巻く速さを合わせて引いてきます。一方、水面に小魚の波紋が出ているなど表層のエサに反応していそうな時は、ペンシルベイトやポッパーの出番です。表層のルアーの場合は、途中で止めると興味を失って引き返されることが多いので動かし続けるのが基本で(瞬間的に止めるのが誘いになることもあるそうです)、合わせるのは「ルアーが水中に完全に引き込まれてから」とHondaの入門記事は書いています。水面が割れた瞬間に慌てて合わせないのがコツなんですね。

フリーリグ用のワームは、入門記事が挙げている3インチ前後のクロー系から選ぶと迷いにくいかなと思います。色や形の品ぞろえ、価格は時期やショップで変わるので、購入前に各ショップで確認してくださいね。

Yahoo!ショッピングでチニング用の3インチのクロー系ワームを探す

チニングの道具の目安

道具について、入門記事はルアーロッドの7~9フィート(8フィート前後が標準的)、5~15gくらいのルアーを扱えるロッド、スピニングリールの2500~3000番のハイギアタイプ、メインラインはPEの0.6~0.8号にリーダー12~16ポンド(3~4号)を目安に挙げています。根掛かりの多い場所や重めのルアーを使う場合は、もうワンランク上げてPE1~1.2号に、フロロリーダー16~20ポンド(4~5号)クラスを使うとよい、とも書かれています。専用モデルのチニングロッドが使いやすいとしつつ、同じような特徴を持つライトアクションのシーバスロッドも流用できる、とも書いています。シーバス用の道具を持っている人は、それで始めてみるのもいいかもしれませんね。シーバス用の道具の選び方はシーバスタックルの選び方と予算の目安にまとめています。

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落とし込みは夏の岸壁と潮が当たる面を狙う

落とし込みで釣果を伸ばすコツは、カラスガイが付いていて、なおかつ潮が当たっている岸壁を、朝夕や潮が動く時間に集中して探ることです。Honda釣り倶楽部の落とし込み入門は、ねらいめとなるのは潮がぶつかる当て潮の面の岸壁で、ここには多くのクロダイが集まる傾向がある、と書いています。潮が動いている面は、浮上している泡やゴミの動きを見れば一目瞭然だそうです。

波気・コバ・時合を意識する

同じ入門記事から、場所と時間の目安を拾うと次の3つです。

  • 場所:堤防の先端部の「コバ」は潮通しがよく、一級ポイントとされる
  • 海の様子:波気があるほうが、クロダイの警戒心が薄まりやすい
  • 時間:朝夕のマヅメ時と潮の動いている時間帯。満潮・干潮の潮止まり前後も見逃さない

道具も仕掛けもシンプルな釣りなので、釣れやすい時間に絞って集中するのも1つの方法です。出かける前に潮の時刻を確かめて、到着時間を逆算しておくと動きやすいですよ。

タナ釣りと底釣りを使い分ける

落とし込み(ヘチ釣り)の探り方は、宙層をねらう「タナ釣り」と、底の周りをねらう「底釣り」の2つです。どちらを選ぶかは、クロダイが浮いているかどうかで決まります。

  • タナ釣り:朝夕のマヅメ時や濁りがある時など、クロダイがカラスガイのある層まで浮いている時。夏場は海面下1ヒロ(約1.5m)に固定して探ると効率がよいとされる
  • 底釣り:日中、ナギ、澄み潮など、クロダイが浮きにくい時。ミチイトを長めに出し、一度底まで落として水深を測っておく

落とし込む時は、糸を張りすぎず少したるませた状態(イトフケ)を保ち、反応がなければ5mほど横へ移ってまた落とす、という繰り返しで岸壁を広く探ります。エサの定番はカラスガイ(イガイ)で、タンクと呼ばれる小型のカニも使われます。岸壁から身を乗り出さず、一歩下がった位置から竿先だけを岸壁沿いに下ろすと魚に気づかれにくい、というのも入門記事のアドバイスです。足元に集中する釣りなので、立ち位置には十分気をつけたいですね。

落とし込みの道具の目安

道具は、入門記事(2018年8月の情報)によると、全長2.4~2.7mの極先調子(8:2調子)のヘチザオに、ギア比1:1の通称タイコ型リールを組み合わせるのが代表的とされています。ミチイトは視認性の高い色付きのナイロンで、太さは2号が標準、ハリスは1.5号が標準で長さは矢引き(80cm)が基本だそうです。ハリの号数は、入門記事に登場する釣り人のおすすめとして、エサがカラスガイの時はチヌバリの2~4号、カニの時はカイズバリの12~14号が紹介されています。針の形や号数の考え方は、釣り針の種類と号数の選び方も参考にしてください。

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ウキフカセと紀州釣りは寄せエサで寄せる

ウキフカセ釣りの寄せエサとカカリ釣りのダンゴの使い方を左右に並べて説明したスライド
ウキフカセ釣りとダンゴを使った釣りのエサの考え方

ウキフカセ釣りと紀州釣り(ダンゴ釣り)は、どちらも寄せるためのエサを使って、チヌを自分の仕掛けの近くに集める釣り方です。違いは、ウキフカセが撒き餌を撒いてポイントを作るのに対し、ダンゴを使う釣りは付けエサをダンゴに包んで海底に届けるところにあります(図鑑ではカカリ釣りの説明として書かれています)。

ウキフカセ釣りの竿・道糸・円錐ウキ・ハリス・針の号数と組む順番は、フカセの仕掛けを号数から組む解説で紹介しています。

ウキフカセは寄せエサを1か所に留める

Hondaの釣魚図鑑は、ウキフカセ釣りについて、寄せエサを1ヵ所に留めてポイントを作るイメージで釣る、と説明しています。エサはオキアミ、サナギ、コーンなどで、メジナと比較すると湾内や港内などといった潮が利きすぎていない場所がよいとされています。潮が速いと撒いたエサが流されて1か所に留まりにくいので、穏やかな場所が向いていると考えると分かりやすいですね。図鑑の表ではウキフカセ釣りの釣期は一年中、エリアは磯と堤防とされていて、季節を問わず候補にしやすい釣り方です。

同じ図鑑は、クロダイを警戒心が強い魚だが、その一方で大胆な一面も持つ魚だと紹介しています。春の乗っ込みシーズンには水深30cmほどのポイントでも釣果が聞かれる、とも書かれているので、浅い場所だからと決めつけずに探ってみる価値がありそうです。ウキフカセで狙える魚や釣り場の選び方は、フカセ釣りで狙える魚と釣り場選びのコツで詳しく紹介しています。

紀州釣りとカカリ釣りはダンゴの崩れ方が鍵

ダンゴを使う釣りで大事なのは、ダンゴが海底に着いてからの崩れ方です。図鑑はイカダや船から狙うカカリ釣りの説明で、寄せエサダンゴの中に付けエサを埋め込んで海底に届けるのが基本の釣り方で、着底からしばらくしたのちダンゴが徐々に崩れていき付けエサが顔を出す、と書いています。このとき付けエサを露骨に飛び出させるのは、エサ取りに食われやすいのでNGで、ボロボロと崩れるダンゴとともに自然に付けエサが出るようにするのが理想だそうです。

堤防から狙う紀州釣りでも、ダンゴの性質は製品ごとに違います。マルキユーの「紀州マッハ」は、紀州・ダンゴ釣り用のベースエサで、沈みの速さと着底後の安定した崩れ具合を追求し、遠投性に優れているので波止で並んでも警戒心の薄い沖目のチヌを攻略可能、と説明されています。紀州マッハの製品ページには、適応水深の目安として5~8mと書かれています。同じ会社の「ウキダンゴX」は、着底後に芯残りせずスムーズに崩れ、握り加減によって崩れ具合をコントロールできる配合エサとして紹介されています(ウキダンゴXの製品ページに水深の目安は書かれていません)。水深の目安が示された製品か、崩れ方を自分で調整しやすい製品か、といった違いを見て選ぶとよさそうです。

配合エサは製品ごとに作り方や使い方が決められています。海水の量や混ぜ方は、パッケージやメーカーの公式サイトの説明に従ってくださいね。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

この節で紹介した紀州マッハは、釣具店のほか通販でも扱われています。内容量や価格、在庫はショップで変わるので、購入前に各ショップで確認してください。

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濁り・澄み潮・エサ取りで狙い方を変える

同じ釣り場でも、水の濁り具合や潮の動き、エサ取りの多さで、狙う層やルアー、時間の選び方は変わります。資料に書かれている目安を状況ごとに並べ、狙い方の目安の列は私が資料の説明を当てはめたものです。

その日の状況 狙い方の目安 資料の説明
朝夕のマヅメ時や、濁りがある 落とし込みは宙層のタナ釣り カラスガイのある層までクロダイが浮いているのは、警戒心が薄らぎやすい朝夕のマヅメ時やニゴリがある時(Honda 落とし込み入門)
日中、ナギ、澄み潮 落とし込みは底釣り 底釣りは日中、ナギ、澄み潮など、クロダイが浮きにくい条件下で有効(Honda 落とし込み入門)
小潮など潮が動かない チニングは潮が動く時間に絞る 小潮など潮があまり動かない潮回りは魚の反応が悪い(Honda チニング入門)
強風で底荒れしている チニングは見送りも検討 底荒れする日は魚の反応もよくなく、釣り自体もしにくい(Honda チニング入門)
底に牡蠣殻やゴロタが多い フリーリグからバイブレーションへ 根掛かりが多い場所ではバイブレーションなどでねらう(Honda チニング入門)
表層のエサに興味を示している ペンシルベイトやポッパー 小魚の波紋や浅場で、表層のエサに興味を示している可能性がある状況(Honda チニング入門)
エサ取りが多い(ダンゴを使う釣りの場合) 付けエサを露骨に出さない カカリ釣りの説明として、付けエサを露骨に飛び出させるのはエサ取りに食われやすいのでNG。崩れるダンゴとともに自然に出すのが理想(Honda 釣魚図鑑)

表を見ると、同じ「潮」や「濁り」でも、釣り方によって打つ手が違うことが分かります。落とし込みでは、濁りがある時は浅い層、澄んでいる時は底、と狙う層を変えます。チニングでは、潮の動きや底の状態が悪い日は時間を絞ったり、ルアーを替えたりします。釣れない時間が続いたら、釣り方そのものを変える前に、まず狙う層と時間を見直してみるのがいいかなと思います。

エサ取りが多い日について、図鑑のカカリ釣りの説明は、付けエサを露骨に飛び出させるとエサ取りに食われやすいと注意しています。ダンゴの崩れ方を調整して、付けエサが出るタイミングを自然にすることが大切だということですね。エサ取りの種類や、付けエサの替え方については、釣り場の状況で変わるので、地元の釣具店で最近の様子を聞いてみるのもおすすめです。

なお、チニングの入門記事は、クロダイやキビレはやはり神経質で好き嫌いが激しいようだ、とも書いています。好みに合っていないとショートバイトだけで終わってしまうことも多く、それはワームや釣り方など何かがマッチしていない証拠だそうです。いろいろな組み合わせを試して、その日の“釣れるルアー”を見つけたい、とも書かれています。エサ釣りでもルアーでも、その日の正解を探していく釣りだと考えておくと、気持ちが楽になりますよ。

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釣り場のルールと安全装備を確かめる

どの釣り方を選んでも、出かける前に釣り場のルールと安全装備を確かめることが欠かせません。特にチヌ釣りは、堤防の岸壁際、磯、河口、沖堤防と、水際に立つ時間が長い釣りです。

ライフジャケットは正しく着用する

消費者庁の注意喚起は、令和6年の海上保安庁の報告をもとに、釣り中の海中転落者の死亡・行方不明率が、ライフジャケット非着用者では約46%(126人中58人)となったのに対し、着用者では約19%(54人中10人)となったと紹介しています。同じ資料は、ライフジャケットは適切に着用しないと効果が発揮できないとし、体格に合ったものを選び、ベルトや股紐を緩みがないようにしっかりと締めること、水辺では常に着用していることを呼びかけています。(出典:消費者庁「Vol.663 水辺のレジャーではライフジャケットを正しく着用しましょう」)

Honda釣り倶楽部の落とし込み入門も、万一の落水に備えてライフベストは必ず着用する、と書いています。チニング入門でも、タックルとルアーのほかに必要なものとして、ライフジャケット、ランディングネット、フィッシュグリップ、プライヤーなどが挙げられています。種類ごとの選び方は釣り用ライフジャケットの桜マークと種類別の選び方で整理しています。

足元・日差し・魚の扱いにも気をつける

落とし込み入門は、足もとはフェルト底のシューズやアユタビの着用がおすすめで、堤防は日陰がないので帽子は必需品だと書いています。堤防の上は何もないので、釣り道具のほかに飲料水や食料もコンパクトなクーラーに入れて忘れず持参しよう、という注意もあります。チニング入門は、釣りあげた魚はプライヤーでフックを外すこと、貝類や甲殻類もエサにしているクロダイやキビレの噛む力は非常に強いので、不用意に口もとに手を近づけて指を噛まれないようにすることを呼びかけています。

これからライフジャケットをそろえるなら、消費者庁の資料が目安に挙げている桜マークなど、機能が確かめられたマーク付きのものから選ぶと安心です。体格に合うサイズかどうか、価格や在庫とあわせて購入前に各ショップで確認してくださいね。

立入禁止の場所や釣り禁止の場所には入らないでください。撒き餌が禁止されている釣り場や、渡船店ごとのルールがある場合もあります。釣り場ごとの決まりは変わることがあるので、正確な情報は釣り場の管理者や自治体、渡船店の公式情報をご確認ください。天候や波の状況が不安なときは、無理をせず釣行を見送りましょう。

安全のための装備や行動は、釣果よりも先に考えたいところです。最終的な判断は、釣り場の管理者や渡船店、釣具店などの専門家にご相談くださいね。

チヌの釣り方についてよくある質問

チヌは夜でも釣れますか?

Honda釣り倶楽部のチニング入門は、クロダイやキビレは日中と夜の両方の釣りでねらうことができると書いています。Hondaの釣魚図鑑では、投げ釣りは静かに回遊を待つスタイルのため夜釣りがメインになるとされています。ここからは私からの助言ですが、夜の釣りでは足元が見えにくくなるので、ヘッドライトとライフジャケットを必ず用意し、昼に下見をした慣れた釣り場から始めるのがおすすめです。

チニングの道具はシーバス用で代用できますか?

Honda釣り倶楽部のチニング入門は、専用モデルのチニングロッドが使いやすいとしつつ、同じような特徴を持つライトアクションのシーバスロッドも流用できると書いています。根掛かりの多いゴロタエリアなどで主にバイブレーションを使う釣り方をする時は、ワンランクパワーが上のシーバスタックルが使いやすいとも紹介されています。手持ちの道具が使えるかどうかは、扱えるルアーの重さを確かめてから判断してください。

落とし込みのエサのカラスガイはどこで手に入りますか?

Honda釣り倶楽部の落とし込み入門は、カラスガイは渡船の乗船前に釣り場近くで採取したり、釣り場で採取したりすると書いています。足場の高い沖堤防では、タモの先に取り付けて使うイガイ取り器が必要な場合も多いので、利用する渡船店などに状況を確認したいとされています。小型のカニのタンクは、釣具店でエサとして購入できる場合もあるそうです。採取できる場所や決まりは地域で違うので、事前に確認してくださいね。

チヌ釣りで釣れる大きさはどのくらいですか?

Hondaの釣魚図鑑は、クロダイの大きさを最大で70cmほどとし、釣りでは20~50cmがおもなターゲットになると書いています。チニング入門では、クロダイとキビレのアベレージサイズは30~40cmで、クロダイは50cm、キビレは45cmを超すと大物とされると紹介されています。50cmを超す大型は「年無し」と呼ばれるそうです。

まとめ:チヌが一番釣れる釣り方は条件から選ぶ

チヌが一番釣れる釣り方は、季節と釣り場によって入れ替わります。最後に、この記事のポイントをまとめておきますね。

  • Hondaの釣魚図鑑によると、チヌの釣期はほぼ周年で、ベストシーズンは3~5月と10~11月、堤防の落とし込み釣りは真夏が最盛期
  • 資料の釣期とエリアから当てはめると、真夏の堤防の岸壁なら落とし込み、春から秋に汽水域の川の下流部や運河へ行けるならチニング、湾内や港内の堤防ならウキフカセが最初の候補
  • チニングは潮が動く時間帯と朝夕が重なるときが最もチャンスで、砂泥の底はフリーリグ、牡蠣殻やゴロタはバイブレーションを使い分ける
  • 落とし込みは、カラスガイが付いて潮が当たっている岸壁を、朝夕や濁りの時はタナ釣り、日中・ナギ・澄み潮の時は底釣りで探る
  • ウキフカセは寄せエサを1か所に留め、カカリ釣りはダンゴの崩れ方で付けエサを自然に出す(図鑑の説明)
  • どの釣り方でもライフジャケットを正しく着用し、釣り場のルールを事前に確認する

どこでも一番釣れる釣り方を探すより、今の季節に、行ける釣り場で一番合う釣り方を選ぶほうが、結果的にチヌに出会える近道かなと思います。最初の1つを決めたら、同じ釣り方で何度か通い、潮の時間や水の色とチヌの反応を見比べてみてください。そうして条件ごとの引き出しが増えていくと、その日に合わせて釣り方を切り替えられるようになりますよ。

ここで紹介した時期や道具の数値は、資料に書かれている一般的な目安です。釣り場や道具の最新情報は、メーカーや渡船店、釣具店の公式情報をご確認ください。あなたのチヌ釣りが、楽しい一日になりますように。

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