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かっこいい御朱印帳の選び方|木製・金襴・刺繍・箔押しの素材と価格比較
かっこいい・おしゃれな御朱印帳|木製・刺繍・和柄の選び方と素材の違い
御朱印集めを続けていると、かわいい柄だけでなく、龍や仁王像、風神雷神のような迫力のある柄や、木の表紙、金糸が光る金襴の表紙など、大人っぽくて“かっこいい”御朱印帳が気になってきますよね。
ただ、木製や金襴、刺繍の御朱印帳は、見た目だけでなく表紙の素材そのものが大きく違います。どれくらい丈夫なのか、雨の日に持ち歩いても大丈夫なのか、カバーは付いているのか、と気になる方も多いかなと思います。
この記事では、御朱印帳を作っている製本会社の公式ブログと、メーカーや販売店の商品ページに書かれている内容をもとに、木製・金襴・刺繍・箔押しといった素材ごとの特徴と、かっこいい柄の選び方を整理しました。商品ページで確かめた8冊を、表紙の素材・大きさ・ページ数・中紙・カバー・価格で並べた比較表と、素材ごとの向き不向きをまとめた判断の目安もつけています。
素材によって気をつけたい点もそれぞれ違うので、長く使える1冊を選ぶための参考にしてもらえるとうれしいです。
- かっこいい御朱印帳を表紙の素材から選ぶ考え方
- 木製・金襴・刺繍・箔押しそれぞれの特徴と注意点
- 商品ページで確かめた8冊の仕様と価格の比較
- 素材に合わせたカバーと持ち歩き方のポイント
かっこいい・おしゃれな御朱印帳は表紙の素材から選ぶ
最初の章では、かっこいい御朱印帳を選ぶときの全体像をまとめます。結論から言うと、かっこいい・おしゃれな御朱印帳は、柄を決める前に表紙の素材を決めておくと選びやすくなります。製本会社の日宝綜合製本は、素材ごとに見た目の印象だけでなく、手ざわりや耐久性、印刷の映え方などの特徴があると紹介しています。天然木は木目の風合い、MDFは反りや割れが起きにくい点が魅力ですが、天然木は水や湿気、落下に注意が必要です。金襴やちりめん、刺繍などの布の表紙、友禅和紙の表紙は、水濡れや擦れへの対策として透明カバーを付けて販売されていることが多いようです。この章では、素材でどこが変わるのかを確認したうえで、素材ごとの向き不向きを判断の目安の表にまとめます。かっこいい柄の選び方は次の章以降で詳しく見ていくので、まずは素材の違いをざっくりつかんでおいてくださいね。
素材で変わる見た目・手触り・耐久性
御朱印帳の表紙の素材は、見た目の印象だけでなく、手触りや丈夫さ、扱い方まで変えるポイントです。
御朱印帳の製作・販売をしている日宝綜合製本の公式ブログでは、最近は定番の和紙タイプだけでなく、布や木材、合皮など多種多様な素材の御朱印帳が登場していて、それぞれの素材には、見た目の印象はもちろん、手ざわりや耐久性、印刷の映え方など、さまざまな特徴があると紹介されています(出典:日宝綜合製本 公式ブログ「御朱印帳の表紙素材8選!」)。
同じ記事では、表紙素材として金襴布・ちりめん・友禅和紙・天然木材・人工木材(MDF)・箔押し・布クロス・アクリルの8種類が取り上げられていました。かっこいい・おしゃれな御朱印帳でよく見かけるのは、このうち木製(天然木・MDF)、金襴、ちりめんや刺繍の布、箔押しあたりです。
柄の好みについては、同社の別の解説で、かっこよさ重視であれば、龍などの神話生物、金剛力士や風神雷神など神様がモチーフのデザインがおすすめだと書かれていました。同社の2025年の記事では、御朱印集めは女性層が多いイメージだが、寺社仏閣での行列を観察すると男性層も多くなってきている様子だ、とも紹介されています。大人っぽい1冊を探している方も、選択肢は多いかなと思います。
ただし、同じ龍の柄でも、ちりめんに描いたもの、金襴に織り込んだもの、レース刺繍で表したものでは、手触りも扱い方も変わってきます。だからこそ、柄の前に素材を決めておくと、自分の持ち歩き方に合った1冊を選びやすくなるわけです。
素材とあわせて、大きさや綴じ方、墨書きに向いた中紙かどうかも確かめておきたいときは、中紙の確かめ方まで含めた4つのポイントにまとめています。
素材ごとの向き不向きを判断の目安で整理
素材ごとの魅力と気をつけたい点を、表にまとめてみました。製本会社の公式ブログと各商品ページの記載をもとに、この記事として整理した目安です。
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| 表紙の素材 | 資料に書かれていた魅力 | 資料に書かれていた注意点 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 天然木(杉・ヒノキなど) | 木目の風合い・香り・ぬくもり | 湿気や水濡れで反りや変形が起こることがある・落下の衝撃 | 世界に一冊の木目を楽しみたい |
| MDF(人工木材) | 反りや割れが起きにくい・透かし彫りなど細かな加工 | (商品ページに手入れの記載が少ない) | 木の質感と透かし彫りのデザインが好き |
| 金襴・西陣織 | 重厚感と華やかさ・縁起のよい伝統柄 | 汚れやカバンの中でのスレ(専用カバーで対策) | 格式のある華やかな1冊がほしい |
| ちりめん | 凹凸で汚れや傷が目立ちにくい・丈夫 | 水に濡れることに弱い(カバーで対策) | 柄の種類から選びたい |
| レース刺繍 | 金色のラメ入りの糸で描く柄・レースならではの質感 | 刺繍を守るためのカバー付きで販売 | 珍しい表現の御朱印帳がほしい |
| 箔押し(布や紙に金・銀) | 金や銀のメタリックな輝き・凹凸の手触り | (箔押し独自の注意の記載なし。表紙の布や紙として扱う) | 仁王像や風神雷神を迫力ある姿で持ちたい |
表を見ると、木製は水と湿気、布の表紙は水と擦れ、と気をつけたい点が素材によってはっきり分かれます。どの素材を選んでも、雨の日の持ち歩きやカバンの中での擦れには気を配りたいところですね。
なお、今回調べた範囲では、木製と布の表紙の重さを比べた資料は見つかりませんでした。ちりめんについては、日宝綜合製本が、凹凸感によって多少の汚れや傷も目立ちにくく、丈夫で長く使えると紹介しています。素材の良し悪しを決めつけず、それぞれの注意点を知ったうえで選ぶのがよさそうです。
木製の御朱印帳の特徴と注意点

ここからは、木の表紙の御朱印帳について見ていきます。結論から言うと、木製の御朱印帳は割れにくさや木目の風合いが魅力で、天然木なら香りやぬくもり、MDFなら透かし彫りのような細かなデザインを楽しめます。その一方で、天然木は湿気や水濡れで反りや変形が起こることがあり、作り手からは落下の衝撃への注意も呼びかけられていました。この章では、天然木とMDFという2種類の木の表紙の違いを、製本会社の解説と作り手・販売店の商品ページから整理します。後半では、木製の御朱印帳を長く使うために気をつけたい水濡れと落下について、資料に書かれていた注意をまとめます。ページ数が布表紙の御朱印帳より少ない商品が多かった点も、選ぶ前に知っておきたいポイントです。
天然木とMDFの違い
木製の御朱印帳には、木の板そのものを使った天然木の表紙と、木の繊維を固めたMDFの表紙があります。
日宝綜合製本の公式ブログでは、天然の木材をそのまま活かした表紙は、自然素材ならではの豊かな風合いと木目の美しさが魅力で、ひとつとして同じ木目はなく、世界に一冊だけの御朱印帳になる特別感がある、と紹介されていました。特に杉やヒノキを使ったタイプは、手に取ったときのほんのりとした香りや、自然なぬくもりが感じられるそうです。
天然木の例としては、鳥取県智頭町の工房ASNARO(あすなろ)が、応援購入サイトMakuakeで智頭杉を使った木製御朱印帳を紹介していました。Makuakeのページでは、智頭杉は割れにくく丈夫な材質で、表紙として十分な強度を保てるように、国産間伐材から作られた木質ボードに薄く貼り合わせる加工を製材所に頼んでいる、と説明されていました。
一方のMDFは、Medium Density Fiberboard の略で、木材を細かく繊維状にしたものを圧縮し、接着剤で成型した木質系の板材です。日宝綜合製本の解説では、表面が滑らかで均一なため塗装や印刷との相性がよく、天然木とは違い、反りや割れといった経年変化が起きにくく、気候による影響も少ないのが大きな特長だとされています。レーザーによる刻印や彫刻、穴あけといった細やかな加工がしやすいのもポイントだそうです。
実際に、楽天市場の販売店で扱われていたCRU-CIAL(加藤製本)の木の表紙の御朱印帳は、表紙素材がMDF(中密度繊維板)で、レーザー加工で施した透かし彫りと下地の美しい色合いが印象的な御朱印帳、と紹介されていました。ANA Mallで販売されていた御朱印帳「永善(えいぜん)」も表紙は木製(MDF材)で、木の優しい質感と、丁寧に施されたカットワークが魅力とされています。
木製の御朱印帳はページ数も確かめる
木製の御朱印帳を選ぶときに見ておきたいのが、ページ数です。
この記事で確かめた例では、CRU-CIALの木の表紙の御朱印帳と永善はどちらも36ページ、あすなろの智頭杉の御朱印帳は、楽天市場の商品ページでじゃばら折28ページでした。これに対して、次の章で紹介する日宝綜合製本や高知製本の布表紙の御朱印帳は、48ページ(または48頁)の商品が中心です。
ページの数え方は商品ごとに少しずつ違うので単純には比べられませんが、木製の御朱印帳は、布表紙の御朱印帳より少なめのページ数の商品が多い、という傾向がありました。たくさんの寺社を巡りたい方は、商品ページでページ数を確かめておくと安心です。
この記事で取り上げたCRU-CIALの木の表紙の御朱印帳(和柄)は、通販でも柄違いが見つかります。ページ数や価格は柄や売り場によって違うことがあるので、購入前に商品ページで確かめてください。
木製の御朱印帳で気をつけたい水濡れと落下
木製の御朱印帳は丈夫な一方で、水濡れ・湿気と落下の衝撃には気をつけたい素材です。
日宝綜合製本の解説では、天然木の表紙について、木材という素材の特性上、湿気や水濡れには十分注意が必要で、湿気を吸収すると木目に沿って反りや変形が起こることがある、と書かれていました。保管するときはなるべく風通しのよい場所に置くこと、水に濡れてしまうと跡形がつくので水がかからないように扱うこと、といった配慮が必要だそうです。
楽天市場の「あすなろ木彩」で販売されている智頭杉の御朱印帳(素材とサイズがMakuakeの紹介と同じ商品)の商品ページでも、注意として、天然木のため、木目・色味・節などは一点ずつ異なること、落下等の衝撃に注意してほしいことが挙げられていました。Makuakeのページでは、頂く御朱印は墨で書かれるため水濡れには十分注意する必要があり、雨や傷から御朱印帳を守るカバー装着がおすすめ、とも案内されています。
MDFの表紙は、反りや割れといった経年変化が起きにくいとされていますが、この記事で確かめたCRU-CIALと永善の商品ページには、表紙の手入れについての詳しい記載は見当たりませんでした。永善のページには、表紙の木目は1点1点異なることや、使う筆記具・朱肉、紙質や湿度・押印条件によって、にじみ・裏移りが生じる場合があることが書かれています。
木製の御朱印帳を選んだら、雨の日はカバーや袋に入れて持ち歩き、机から落とさないように気をつける。この2つを意識しておくだけでも、きれいな状態を保ちやすくなりますよ。
木製の御朱印帳は、表紙が硬いぶん、バッグの中で他の荷物とぶつかったときの傷も気になるところです。購入する前に、そのお店で木製の御朱印帳に合うカバーやケースが用意されているかも見ておくと、あとで探す手間が省けますよ。
金襴・刺繍・箔押しなど布表紙の御朱印帳

この章では、金襴・ちりめん・レース刺繍・箔押しといった、布を中心とした表紙の御朱印帳を見ていきます。結論から言うと、布の表紙は、金糸の輝きやレース刺繍の質感、箔押しのメタリックな光沢など、かっこいい柄を華やかに表現できるのが魅力です。製本会社の解説では、ちりめんは水に濡れることに弱く、カバーなしで持ち歩くと表紙が擦れることもあると書かれていて、販売されている布表紙の御朱印帳の多くには透明のビニールカバーが付いていました。ここでは、龍や仁王像、風神雷神といった、かっこよさ重視の方におすすめされている柄が、どんな素材と技法で表現されているかを、商品ページの説明から紹介します。同じ龍の柄でも素材が違えば雰囲気も変わるので、好きな柄が決まっている方は、どの素材で表現されたものが好みかを考えながら読んでみてください。
金襴・西陣織は重厚感と華やかさ
金襴の御朱印帳は、金糸の輝きと伝統柄による重厚感と華やかさが魅力です。
日宝綜合製本の解説では、金襴は日本の伝統的な高級織物のひとつで、きらびやかな金糸(または金箔を貼った糸)をふんだんに織り込んだ、格式高い布地だと紹介されていました。模様も花文様や鳳凰、唐草、亀甲など、縁起のよい伝統柄が豊富で、中でも西陣織は金襴の代表格だそうです。金襴布を使った御朱印帳は、重厚感と華やかさを兼ね備えていて、持っているだけで背筋がしゃんと伸びるような一冊になる、と書かれています。
高知製本の自社ショップでは、京都・西陣の金襴生地を表紙に使った大判の御朱印帳が販売されていました(出典:高知製本ショップ 西陣織金襴 御朱印帳 梅と唐草)。梅と唐草をモチーフにした伝統的な柄で、高級感と耐久性を兼ね備えていると紹介されています。このほか、雲竜や風神雷神を表した西陣金襴の御朱印帳もありました。
日宝綜合製本の楽天市場店でも、国産の金襴生地を使った御朱印帳が、ドクロ レインボー・獅子狩文様・風神雷神・鳥獣戯画・麒麟の柄で販売されていました。同社のブログでは、レインボーに輝く金襴布の上にドクロと飛竜のモチーフをあしらった御朱印帳が、裏面はシックで落ち着いた色合いに仕上げられ、大人の渋さを感じさせる表情だと紹介されています。
金襴の表紙は糸の光沢が魅力なぶん、汚れや擦れからは守りたいところです。日宝綜合製本が金襴地の別の御朱印帳2点を紹介した記事では、専用の透明なビニールカバーが付属しているので、汚れやカバンの中でのスレにも安心だと書かれていました。
レースや刺繍の布表紙は、ピンクや花柄、動物柄と組み合わせると、やわらかい印象の御朱印帳にもなります。かわいい御朱印帳の柄と色の選び方はピンク・花柄・レース・動物柄の仕様を比べた選び方で紹介しています。
レース刺繍とちりめんで描く龍の柄
龍の柄の御朱印帳は、ちりめんに描いたものとレース刺繍で表したものとで、雰囲気ががらりと変わります。
日宝綜合製本の飛龍柄の御朱印帳は、二越ちりめんを表紙に使った御朱印帳です。同社のブログでは、二越ちりめんは、ちりめんの中でもシボが高く立つ生地だと説明されていて、デザインは「黒」「青」「青茶」の3種類があるそうです。黒は精悍で重厚、青は爽やかで涼しげ、青茶は落ち着いたシックな雰囲気、とそれぞれの色の印象も紹介されていました。
同社の別の記事(表紙素材8選)では、御朱印帳に使われているちりめん素材は本物の絹ではなく主にレーヨン製のものが主流で、レーヨンは絹のようななめらかさを持ちながら、軽量で扱いやすく、強度もあるため表紙素材として優秀だ、と書かれています。ちりめんならではの凹凸感によって、多少の汚れや傷も目立ちにくいというメリットもあるそうです。
一方、同社の金龍柄の御朱印帳は、少し光沢のある黒の布地に、金色のラメが入った刺繍糸で龍を描いたレース刺繍の御朱印帳です。ブログでは、全国でもほとんど残っていないクラシックな“エンブロイダリーレース刺繍機”という機械を使って作られていて、御朱印帳を開くと左右のページにまたがって雲間を泳ぐ龍の姿が完成する、と紹介されていました。
どちらも魅力的ですが、手入れの面では共通点があります。同社の辰(龍)柄の御朱印帳を紹介した記事では、ちりめんは水に濡れることに弱いため透明のビニール保護カバーを付けていること、レース刺繍の御朱印帳にもレースを保護するためのビニール保護カバーを付けていることが書かれていました。布の表紙を選ぶなら、付属のカバーは外さずに使うのがおすすめです。
日宝綜合製本の飛龍柄の御朱印帳(二越ちりめん)は、通販では青茶などの色も探せます。カバーの付属や価格は売り場によって違うことがあるので、商品ページで確かめてください。
箔押しで表す仁王・風神雷神
仁王像や風神雷神のような迫力のある柄は、金や銀の箔押しで表現された御朱印帳が見つかりました。
日宝綜合製本の解説では、箔押し加工の最大の特徴は、金や銀といったメタリックカラーの鮮やかさだと紹介されています。凸版と呼ばれる立体的な版を使うため、表面にはほんのりと凹凸が生まれ、光沢だけでなく手触りにも立体感が加わるそうです。
同社の金剛力士像の御朱印帳は、二体で一対の阿形と吽形を、表紙と裏表紙に箔押ししたデザインです。ブログでは、表には口を開いた「阿形」、裏には口を閉じた「吽形」があしらわれていると紹介されていて、黒地に金箔のほか、赤地に金箔、黒地に銀箔、白地に銀箔の全4種類から選べるそうです。
風神雷神の箔押しの御朱印帳は、表が雷神、裏が風神となっていて、御朱印帳を開くと屏風のように並べられる、と商品ページで説明されていました。奈良・新薬師寺に安置されている十二神将の一柱、婆娑羅(伐折羅)大将をモチーフにした御朱印帳もあり、商品ページでは高級布と金の箔押しを表紙に使った御朱印帳と説明されています。
高知製本の自社ショップでも、黒の布表紙に金箔と銀箔で二頭の狼を箔押しした「金狼&銀狼」の御朱印帳が販売されていました。ただし、こちらの商品ページには付属品は無しと書かれていたので、カバーは別に用意することになります。
箔押しの御朱印帳は、黒地に金や銀という落ち着いた配色が多く、大人っぽい1冊を探している方にも選びやすい柄が多いかなと思います。カバーの有無は商品によって違うので、購入前に確かめておきましょう。
阿形と吽形を箔押しした日宝綜合製本の金剛力士像の御朱印帳も、通販で取り扱いがあります。色の種類や価格は商品ページでご確認ください。
かっこいい御朱印帳の仕様比較と長く使うコツ
最後の章では、ここまで紹介してきた木製・布表紙の御朱印帳のうち、商品ページで仕様を確かめた8冊を、同じ項目で並べて比べます。結論から言うと、今回確かめた8冊の中紙はどれも奉書紙などの和紙で、大きさもおよそ縦18cm×横12cmの大判に近いものがそろっていました。違いが出たのは、表紙の素材とページ数、カバーの有無、そして価格です。表で価格を確かめられた布表紙の4冊は税込2,000円から2,530円、木製(MDF)の永善は3,190円から、天然木では5,940円からでした。後半では、素材を問わず大切になるカバーと持ち歩き方について、製本会社の解説をもとにまとめます。よくある質問もこの章のあとに用意したので、気になるところから読んでみてくださいね。
商品ページで確かめた8冊の仕様比較

メーカーや販売店の商品ページで確かめた、かっこいい・おしゃれな御朱印帳8冊の仕様です。2026年10月20日に各ページの記載を確かめた内容で、価格は確認時に表示されていた税込の金額です。
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| 商品(販売元) | 表紙の素材 | 大きさ(ページの表記) | ページ数 | 中紙 | カバー | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 飛龍柄 黒(日宝綜合製本) | 二越ちりめん | 縦180mm×横120mm | 蛇腹式48頁(御朱印をいただく面は46頁) | 奉書紙・2枚重ね構造 | ビニールカバー付き | 2,530円 |
| 金剛力士像 箔押し(日宝綜合製本) | 高級布と箔押し | 縦180mm×横120mm | 蛇腹式48頁(御朱印をいただく面は46頁) | 奉書紙・2枚重ね構造 | ビニールカバー付き | 2,200円 |
| 金龍柄 レース刺繍(日宝綜合製本) | レース刺繍 | 縦180mm×横120mm | 蛇腹式48頁(御朱印をいただく面は46頁) | 奉書紙・2枚重ね構造 | ビニールカバー付き | 商品ページで確認 |
| 西陣織金襴 梅と唐草(高知製本) | 西陣の金襴生地 | 12cm×18cm | 蛇腹 48ページ | 奉書・2枚貼り合わせ | ビニールカバー付き | 2,100円 |
| 金狼&銀狼(高知製本) | 黒の布表紙に金箔・銀箔 | 12×18センチ | 48ページ・蛇腹式 | 白奉書紙 | 付属品は無し | 2,000円 |
| 永善(ANA Mall 出店者 hauhau) | 木製(MDF材) | 約H180×W120×D15mm | 蛇腹折両面36ページ | 奉書紙 | 記載なし | 3,190円〜3,740円(柄による) |
| CRU-CIAL 木の表紙の御朱印帳(楽天市場の販売店) | MDF(中密度繊維板) | 約12×18×1.4cm | ジャバラ折 36ページ | 奉書・2枚重ね | 記載なし | 商品ページで確認 |
| あすなろ御朱印帳 麻乃葉(あすなろ木彩) | 智頭杉・杉ボード・和紙 | 横約11.9×縦約17.9cm | じゃばら折 28ページ | 和紙(蛇腹和紙) | 記載なし | 5,940円〜 |
表を見ると、日宝綜合製本と高知製本の布表紙の御朱印帳は、どれも48ページ(48頁)の蛇腹式で、中紙は奉書紙でした。日宝綜合製本の3冊と高知製本の梅と唐草は2枚重ね(2枚貼り合わせ)と書かれていて、金狼&銀狼は白奉書紙と記載されています。カバーは日宝綜合製本の3冊と高知製本の梅と唐草に付いていて、高知製本の金狼&銀狼は付属品なしでした。
木製の3冊は、ページ数が36ページまたは28ページと、布表紙の商品より少なめです。永善の商品ページには重量約182gと書かれていましたが、ほかの商品には重さの記載がなく、布表紙と木製の重さは比べられませんでした。なお、Makuakeのページでは、智頭杉の御朱印帳の中のページに奉書紙用の伊予和紙を使っていると紹介されていますが、楽天の商品ページとは別のページで公開時点の仕様なので、表では楽天の商品ページの記載に合わせています。
価格は素材でおおまかに分かれる
確認時の価格を素材ごとに見ると、表で価格を確かめられた布表紙の4冊は、高知製本の金狼&銀狼の2,000円から日宝綜合製本の飛龍柄の2,530円まで、MDFの永善は3,190円から3,740円、天然木のあすなろは5,940円からでした(この記事で確かめた例の範囲です)。
日宝綜合製本の楽天市場店では、金襴地の御朱印帳が3,080円、高知製本の自社ショップでは、西陣金襴の風神雷神が1,900円と表示されていて、同じ布表紙でも柄や生地によって差があります。送料の条件はお店ごとに違うので、合計の金額は購入画面で確かめてください。
布や紙の表紙はカバー前提で持ち歩く
かっこいい御朱印帳を長くきれいに使うには、素材を問わず、カバーを付けて持ち歩くのが基本です。
日宝綜合製本の持ち歩き方の解説では、カバーなどを付けずにそのままであれば表紙が擦れてボロボロになる、と書かれていました。同じ解説では、カバンの中に入れたときにボールペンの跡が付いたり、水筒から漏れたお茶が付いたりする危険があるので、一緒に入れるものに気を付ける必要がある、とも案内されています。
素材ごとの弱点も紹介されています。友禅和紙は、素材が紙なので擦れや摩耗、水濡れには少し弱い面があり、雨の日の持ち歩きや、バッグの中での折れ曲がりには少し注意が必要だそうです。表紙が友禅和紙や紙にプリントした御朱印帳は、バンドが表紙の角に当たって印刷などがハゲる可能性があり、特に友禅和紙製は擦れに弱いので注意が必要だ、とも書かれていました。
ちなみに、同じ解説では、せっかくこだわって買った西陣織やちりめん表紙の御朱印帳も、常にビニールカバーの手触りばかりになってしまう、という悩みにも触れられていて、袱紗(ふくさ)に包んで持ち歩く方法も紹介されていました。ただし、袱紗は主に布製なので水濡れには弱く、急な雨などには注意が必要だそうです。
素材の手触りを楽しみたい気持ちと、きれいに保ちたい気持ちのバランスをとりながら、自分に合った持ち歩き方を選んでみてください。
この記事の価格と仕様は、2026年10月20日に各商品ページで確かめた内容です。価格や仕様、付属品は変わることがあるので、正確な情報は各メーカーやショップの商品ページでご確認ください。
かっこいい・おしゃれな御朱印帳に関するよくある質問(FAQ)
木製の御朱印帳は割れたり反ったりしませんか?
日宝綜合製本の解説では、MDFの表紙は反りや割れといった経年変化が起きにくいとされています。天然木の表紙は、湿気を吸収すると木目に沿って反りや変形が起こることがあるので、風通しのよい場所で保管し、水がかからないように扱うことがすすめられていました。智頭杉の御朱印帳の作り手は、落下等の衝撃にも注意してほしいと案内しています。
木製の御朱印帳は布の御朱印帳より重いですか?
この記事で確かめた範囲では、重さが書かれていたのはMDFの永善(重量約182g)だけで、布表紙の御朱印帳の商品ページには重さの記載がありませんでした。そのため、どちらが重いかは比べられていません。重さが気になる方は、店頭で手に取って確かめるか、ショップに問い合わせてみてください。
布の表紙の御朱印帳は汚れやすいですか?
日宝綜合製本の解説では、ちりめんは凹凸感によって多少の汚れや傷も目立ちにくいと紹介されています。ただし、ちりめんは水に濡れることに弱いとされ、同社の布表紙の御朱印帳には雨や汚れを防ぐビニールカバーが付いていました。素材を問わず、カバーなしで持ち歩くと表紙が擦れることもあるので、カバーを付けて使うのがおすすめです。
かっこいい柄にはどんなものがありますか?
日宝綜合製本の解説では、かっこよさ重視であれば、龍などの神話生物、金剛力士や風神雷神など神様がモチーフのデザインがおすすめとされています。この記事で確かめた例では、ちりめんの飛龍柄、レース刺繍の金龍柄、箔押しの金剛力士像・風神雷神、西陣金襴の雲竜、黒の布表紙に箔押しした狼の柄などがありました。
カバーが付いていない御朱印帳はどうすればいいですか?
御朱印帳の大きさに合う透明カバーを別に用意する方法があります。日宝綜合製本の解説では、片袖式カバーは1枚500円程度、3枚で1,000円程度で販売されていると紹介されていました。木製の御朱印帳の作り手も、雨や傷から守るカバーの装着をすすめています。
かっこいい・おしゃれな御朱印帳の選び方のまとめ

かっこいい・おしゃれな御朱印帳は、柄を決める前に表紙の素材を決めておくと、自分の持ち歩き方に合った1冊を選びやすくなります。製本会社の解説では、素材ごとに見た目の印象だけでなく、手ざわりや耐久性、印刷の映え方などの特徴があると紹介されていました。
素材ごとのポイントは、次のとおりです。
- 天然木は木目の風合いとぬくもりが魅力で、湿気や水濡れによる反り、落下の衝撃に注意する
- MDFは反りや割れが起きにくく、透かし彫りなど細かなデザインを楽しめる
- 金襴・ちりめん・レース刺繍などの布の表紙は、水濡れや擦れから守るカバーと一緒に使う
- 箔押しは金や銀の輝きで、仁王像や風神雷神を迫力ある姿で楽しめる
商品ページで確かめた8冊では、中紙はどれも和紙で、大きさもおよそ縦18cm×横12cmの大判に近いものがそろっていました。違いが出たのは表紙の素材・ページ数・カバーの有無・価格で、木製の御朱印帳はページ数が少なめ、価格は布表紙より高めの商品が多く見られました。
どの素材を選ぶ場合も、カバーを付けて持ち歩く、カバンの中に一緒に入れるものに気を付ける、雨の日は水濡れに注意する、という基本を続けることで、お気に入りの1冊を長くきれいに使いやすくなります。価格や仕様は変わることがあるので、正確な情報は各メーカーやショップの商品ページでご確認ください。寺社ごとの決まりについては、参拝先の寺社の案内に従ってくださいね。
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