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ダイソーの観葉植物おすすめ|初心者向けの品種とレアの選び方と価格帯

ダイソーの観葉植物おすすめ|初心者向けとレア品種の選び方
100円ショップの園芸コーナーで、小さなポットに植わった観葉植物を見かけたことはありませんか。手のひらに乗るサイズで100円台、少し大きいものでも300円や500円。この価格なら失敗しても痛くないし、まず一鉢試してみようかな、という気持ちになりますよね。
ただ、100均の観葉植物は数か月で枯らしてしまったという声が多いのも事実です。園芸系の解説を見ていくと、原因は品種選びよりも、株の状態を見ずに選んだことと、買ったあとの手当てをしなかったことに集中しています。
結論から言うと、ダイソーで観葉植物を選ぶときに優先すべきなのは、価格でもレア度でもなく、葉と根の状態、害虫の有無、そして自分の部屋の環境と合うかどうかの3点です。この3つを押さえておけば、あなたが選んだ110円の株でも何年も育ちますよ。
この記事では、ダイソーの観葉植物の価格帯と売り場の実情を整理してから、店頭で株を見分ける手順、初心者に向く品種、レア品種との付き合い方、そして買ったその日にやることまでをまとめます。レジに並ぶ前にひと通り目を通してもらえたら嬉しいです。
- ダイソーの観葉植物の価格帯と売り場の見つけ方
- 店頭で枯れにくい株を見分ける3つのチェックポイント
- 初心者向けの定番品種とレア品種の考え方
- 買った当日にやる植え替えと置き場所の決め方
ダイソーの観葉植物の価格帯と選べる種類
まずは売り場の話からいきましょう。どの店舗にも同じものが並んでいるわけではないので、ここを知らずに近所の店へ行くと「思ったより種類がない」と拍子抜けすることになります。
100円・300円・500円でサイズが変わる

ダイソーの観葉植物は、価格ごとにおおよそのサイズが決まっています。100円(税込110円)は手のひらサイズの小さなポット、300円(税込330円)はひと回り大きい鉢、500円(税込550円)はさらに大きめの株やレア寄りの品種、という並びが基本です。
この価格差は、単に鉢が大きいというだけの意味ではありません。株が大きいほど根が張っていて、環境の変化に耐える力があります。逆に110円の小さなポットは、根の量が少ないぶん水切れも早く、置き場所を間違えたときのダメージが大きいんですね。
だから、初めて観葉植物を育てるなら、110円ではなく330円のほうを選ぶという判断もありです。値段が3倍でも330円ですから、枯らしたときの損失は知れています。
ついでに言うと、株と一緒に揃えておきたいものが同じ売り場に並んでいます。植え替え用の鉢、鉢底ネット、鉢底石、受け皿、そして葉水用の霧吹き。これらは園芸コーナーか日用品コーナーで手に入るので、株を選んだらそのまま買い足しておくと二度手間になりません。
とくに受け皿と霧吹きは後回しにされがちですが、どちらも早い段階で効いてきます。受け皿がないと室内で水やりができず、結果として水が足りない状態が続きます。霧吹きは葉水に使うもので、乾燥する季節の管理を楽にしてくれる道具ですね。
霧吹きは、水が霧状に細かく出るタイプのほうが葉水には向いています。粒が大きいと水滴が床に落ちるので、連続噴射できる微粒子タイプだと室内でも使いやすいですよ。
鉢を選ぶときは、鉢底に穴が開いているかを必ず確認してください。装飾用の鉢カバーは穴がないものが多く、そのまま植えると水が抜けずに根腐れします。穴のない鉢を使いたいなら、内側に穴あきの鉢を入れる二重構造にするのが基本です。
鉢を100均で揃えるのが難しいときは、鉢底穴と受け皿がセットになったものを1つ持っておくと迷いません。4号・5号あたりが100均の株からの植え替え先としてちょうどいいサイズ感です。
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| 価格帯(税込) | サイズの目安 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 110円 | 手のひらサイズの小ポット | とりあえず試したい・数を並べたい | 水切れが早く環境変化に弱い |
| 330円 | ひと回り大きい鉢 | 1鉢をしっかり育てたい初心者 | 植え替え用の鉢も大きくなる |
| 550円 | さらに大きめ・珍しい品種も | ある程度育てた経験がある人 | 店舗によって入荷しない |
価格やサイズはあくまで一般的な目安で、時期や店舗によって変わります。正確な情報は購入時に店頭の表示をご確認ください。
種類が多いのは大型店で入荷は読みにくい
次に売り場の話です。観葉植物の品ぞろえは、店舗の規模にかなり左右されます。大型店や中型店では棚ひとつぶんの品種が並ぶ一方、小型店では数種類しか置いていない、あるいはそもそも生の植物を扱っていないこともあります。
これは在庫スペースの問題だけでなく、生き物なので水やりなどの管理が発生するからでもあります。手間のかかる商品は、人手のある大きな店舗に集まりやすいわけですね。
目当ての品種があるなら、公式サイトの店舗検索であなたの家の近くにある大型店を調べてから出かけるほうが空振りしません。ダイソーの店舗情報ページでは店舗の規模も確認できます。
入荷のタイミングは店舗ごとに違うので、ネットで見かける「何曜日に入荷する」という情報を鵜呑みにしないほうがいいです。どうしても知りたいなら、売り場の店員さんに直接聞くのがいちばん確実。聞けば教えてもらえることが多いですよ。
もうひとつ知っておきたいのが、同じ品種でも入荷の回ごとに株の育ち方が違うという点です。生産者や育成期間が変われば、葉の枚数も根の張り方も変わります。だから「前に買ったときは元気だったから」という理由だけで、状態を見ずに手に取るのは避けたいところ。次の章のチェックが効いてくるのはここです。
枯らさないためのダイソー観葉植物の選び方
ここが本題です。100均の観葉植物が育たない原因の多くは、店頭に並んだ時点ですでに弱っている株を選んでしまうことにあります。見るべきポイントは3つだけなので、順番に確認していきましょう。
葉の色つやと間延びを見る

最初に見るのは葉です。理由は単純で、株の調子がいちばん早く表に出る部分だからですね。
チェックするのは色つやと形。健康な株は葉の色が濃く、表面につやがあります。逆に色が薄く黄ばんでいたり、葉先が茶色く枯れ込んでいたりする株は、水切れか根のトラブルを起こしている可能性が高いです。
もうひとつ見てほしいのが徒長です。徒長というのは、光が足りない環境で育ったせいで、茎ばかりが間延びしてひょろひょろに伸びた状態のこと。葉と葉の間隔が不自然に広い株がそれにあたります。
徒長した株は姿が整わないだけでなく、茎が細く弱いので倒れやすく、風通しの悪い場所では病気も出やすくなります。売り場の照明だけで長く置かれていた株はこうなりがちなので、同じ品種が複数あるなら、節の詰まった株を選んでください。
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| 見るところ | 選びたい状態 | 避けたい状態 |
|---|---|---|
| 葉の色 | 濃くつやがある | 黄ばみ・色が薄い・斑点 |
| 葉先 | 先端まで張りがある | 茶色く枯れ込んでいる |
| 節の間隔 | 詰まっていて締まった姿 | 間延びしてひょろ長い |
| 新芽 | 中心から出ている | 新芽が見当たらない |
根詰まりと土の状態を確かめる
次は根まわりです。ここは見落とされやすいのですが、100均の観葉植物では特に重要になります。
理由は、小さなポットに長く置かれている株が多いから。鉢底の穴から根が飛び出していたり、土の表面に根が浮き上がってきていたりする株は、すでに根詰まりを起こしています。根詰まりは水が浸みこまなくなる状態を招くので、そのまま育てても調子が上がりません。
とはいえ、根が出ているからといって必ずしも避ける必要はないんですよね。買ってすぐ植え替えるつもりなら、むしろ根がしっかり張っている証拠でもあります。避けたいのは、根が出ていて、なおかつ葉が弱っている株です。この組み合わせは、根詰まりが原因で株が弱り始めているサインだと考えてください。
土の状態も確認しましょう。カチカチに固まって水をはじく土、逆にいつまでも湿ってべたついている土は、どちらも根にとってよくありません。ハイポネックスの解説でも、土に湿気がこもって日光に当たらない状態では虫やカビが発生しやすいと説明されています。(出典:ハイポネックス「観葉植物が元気に育つおすすめの土とは!」)
もうひとつ、鉢を持ったときの重さも手がかりになります。同じ品種・同じサイズの株を2つ持ち比べて、片方が極端に軽いなら土がカラカラに乾いている状態。水切れが続いていた可能性があるので、葉の状態とあわせて判断してください。逆に重すぎるものは水が抜けていない可能性があります。
ポットを軽く持ち上げてみて、株がぐらぐらと動くようなら根が張っていないか、傷んでいる可能性があります。株元を指で軽く押さえて安定しているものを選んでください。
害虫は葉裏と土の表面で確かめる
3つ目が害虫です。ここを飛ばすと、家にある他の植物にまで被害が広がることがあります。
売り場では多くの株が近い距離に並んでいるので、1鉢で発生した害虫は隣へ移りやすい環境なんですね。だからこそ、持ち帰る前の確認が効いてきます。
見るのは葉の裏と土の表面の2か所。葉裏に白い綿のようなものや、動く小さな点、べたつきがあればカイガラムシやハダニを疑ってください。土の表面に小さな虫が飛んでいるなら、キノコバエの可能性があります。
害虫がついた株を見つけても、その場で薬剤をかけるようなことはしないでください。店舗の商品に手を加えるのはトラブルのもとです。その株は買わずに、別の株を選びましょう。持ち帰ってしまった場合は、他の植物から離した場所に数日置いて様子を見てから合流させるのが安全です。
キノコバエについては対策が知られています。ハイポネックスの解説では、土の表面に無機質の用土を5cmほど敷き詰める方法が挙げられています。虫が湧く原因は、湿気がこもること、有機肥料を使っていること、受け皿に水がたまっていること、枯れ葉やゴミを放置していることだと説明されているので、買ったあとの管理でも意識しておくと違ってきますよ。
害虫のチェックは、店内の明るい場所でやるのがコツです。棚の奥は暗くて葉裏がよく見えません。気になる株があったら、いったん通路の明るいところへ持っていって、葉を裏返して見てください。数秒で済みます。
ダイソーで買える初心者向けの観葉植物
選び方が分かったところで、どの品種を狙うかの話に移りましょう。ダイソーの品ぞろえは時期によって入れ替わりますが、繰り返し並ぶ定番の品種はある程度決まっています。
丈夫さで選ぶなら定番の種類
初めての一鉢なら、耐陰性があって水やりの失敗に強い品種を選ぶのが近道です。具体的にはポトス、パキラ、シンゴニウムあたりが繰り返し店頭に並ぶ定番になります。
ポトスは耐陰性があり、半日陰でも育てられるとされています。つる性なので棚から垂らしたり、支柱に絡ませたりと見せ方の幅も広いですね。水やりは土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと、冬は土が乾いてからさらに数日あけるイメージで1週間に1回程度が目安です。(出典:ハイポネックス「ポトスの育て方」)
パキラも耐陰性がある品種です。ただし完全な日陰に置きっぱなしはよくないようで、同じハイポネックスの品種別の解説では、ふだん日陰に置くなら1日に3〜4時間は日の当たる場所へ移動させるよう案内されています。大ぶりの葉があるので、1鉢でも部屋の印象が変わりますよ。
シンゴニウムはつる性で、耐陰性が強いのが特徴。半日陰の場所が向いていて、ただし徒長を防ぐためにある程度の日光は必要とされています。支柱に絡ませたり、鉢を吊るして枝を垂らしたりといったアレンジができるのも楽しいところ。
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| 品種 | 置き場所 | 特徴 | 植え替えの目安 |
|---|---|---|---|
| ポトス | 半日陰でも可・夏はカーテン越し | つる性で見せ方の幅が広い | 5〜7月に2〜3年に1回 |
| パキラ | 耐陰性あり・1日3〜4時間は日光へ | 大ぶりの葉で存在感がある | 1〜2年に1回 |
| シンゴニウム | 半日陰・徒長防止に日光も必要 | つる性でアレンジしやすい | 5〜8月に1〜2年に1回 |
もうひとつ、この価格帯ならではの楽しみ方が増やすことです。ポトスは挿し木でも水挿しでも増やせます。挿し木は茎の根元から2〜3節残して切った茎を用土に半分ほど挿しておくと、2週間から1か月ほどで発根するとされています。水挿しなら毎日水を取り替えて清潔を保ち、1か月くらいしたら土へ植え替える流れです。
110円の株を1つ買って、伸びたつるを切って増やしていけば、数か月後には複数の鉢になっているという計算。失敗しても元手が110円なので、練習台としてもちょうどいいんですよね。切った茎を透明なグラスに挿しておくと、根が伸びていく様子が見えるのも地味に楽しいところです。
この3種類に共通するのは、多少水やりを忘れても持ちこたえてくれること。逆に言えば、水をやりすぎるほうが危険な品種でもあります。土が乾く前に足すクセがつくと根腐れするので、そこだけ気をつけてください。初心者向けの品種選びをもっと広く見たい方は、室内で育てやすい種類と3つの判断軸をまとめた記事もあわせてどうぞ。
日当たりが悪い部屋で選ぶなら
ワンルームや北向きの部屋だと、そもそも日が入らないという悩みがありますよね。あなたの部屋がそうなら、耐陰性の強さで絞り込むことになります。
先に挙げたシンゴニウムは耐陰性が強い品種なので候補に入ります。ポトスも半日陰で育つとされているので、窓から少し離れた場所なら十分に選択肢です。
ただし、耐陰性があるというのは「暗くても平気」という意味ではありません。光合成をする以上、まったく光が入らない場所では育ちません。耐陰性が強い品種でも、日中に本が読める程度の明るさは確保したいところです。
それも難しい環境なら、無理に生の植物を置かず、育成ライトを併用するという手があります。暗い部屋での品種選びとライトの基準については、日陰に強い観葉植物と育成ライトの選び方を整理した記事で詳しくまとめました。
照度を測る方法もあります。スマートフォンの無料アプリで、その場所の明るさをおおよその数値として確認できるものがあるんですね。数字にしてみると、あなたが明るいと思っていた場所が意外と暗かった、ということがよくあります。窓際と部屋の奥で測り比べてみると、置き場所の判断がはっきりしますよ。
置き場所を決めたあとも、季節で見直しが要ります。夏は日差しが強くなるので窓際が危険になり、冬は日が低くなって奥まで光が届くようになる。半年に一度、鉢の位置を見直す習慣をつけておくと失敗が減ります。
もうひとつ、日当たりの悪い部屋では風通しも悪くなりがちです。空気が動かない場所は湿気がこもり、虫やカビが出やすくなります。ハイポネックスの解説でも、風通しの良い場所に時々出して乾燥させることがカビ対策として挙げられています。日当たりを補うより、風を通すほうが簡単なことも多いので、まずは窓を開ける習慣から始めてみてください。
レア品種は希少性で選ばない
ネットでは「ダイソーのレア観葉植物」といった情報がよく話題になります。ピレアやバーキン、シンゴニウムの珍しい品種、多肉のアガベなどが、見つけたら即買いという文脈で紹介されているのを見たことがある方も多いはず。
ここでの結論は明確で、レアかどうかは選ぶ理由にしないほうがいいです。理由は2つあります。
ひとつは、レア品種は育成の難易度が高いことが少なくないという点。流通量が少ないのは、生産が難しい、あるいは日本の一般家庭の環境に合いにくいという事情が絡んでいることがあります。初めての一鉢でそこに挑むと、枯らして終わる確率が上がります。
もうひとつは、希少性を軸にすると株の状態を見なくなるという点です。「見つけたら即買い」という言葉は、裏を返せば「選んでいる時間がない」ということ。前の章で見た葉・根・害虫のチェックが飛ばされてしまい、弱った株を高いテンションで持ち帰ることになります。
レア品種を狙うなら、順番を逆にしてください。①あなたの部屋の環境(光・温度・風通し)を先に決める ②その環境で育つ品種の中から探す ③状態のよい株だけを買う。この順番なら、レア品種でも定番品種と同じ確率で育ちます。品種名を見つけたら、その場で育て方を検索してから判断するのがおすすめですよ。
②で調べるのは3つだけで足ります。耐陰性があるか(あなたの部屋の明るさで育つか)、冬に何度まで耐えられるか(暖房を切る夜の室温と照らす)、水やりの頻度と乾かし方(あなたの生活リズムで回せるか)。品種名で検索して最初に出てくる園芸サイトを1つ読めば、たいてい全部書いてありますよ。
逆に、この3点が調べても出てこない品種は、流通量が本当に少ないということ。情報が少ない植物を最初の1鉢にするのは、地図なしで山に入るようなものかなと思います。2鉢目、3鉢目で慣れてから手を出すほうが結果的に楽しめます。
店頭で目当ての品種に出会えないときは、通販という選択肢もあります。現物写真やサイズ表記の見方は観葉植物の通販でショップを見分ける基準をまとめた記事に整理しました。
それと、レア品種は同じ名前で流通していても個体差が大きいことがあります。斑の入り方や葉の形は株ごとに違うので、複数並んでいるなら見比べる価値があります。ここは希少性ではなく、単純に「気に入った姿かどうか」で選んでかまいません。長く付き合う相手ですから、見た目の好みは立派な判断基準です。
ダイソーの観葉植物を買ったあとにやること
持ち帰ったら、その日か翌日までにやっておきたいことがあります。ここを飛ばすと、せっかく状態のいい株を選んでも数か月でしぼんでいきます。
植え替えの時期と鉢のサイズ

まず植え替えです。100均の観葉植物は小さなポットに植わっているので、根詰まりを起こしやすい状態にあります。買ってしばらくしたら植え替えるのが基本と考えてください。
時期には注意が必要です。ハイポネックスの解説では、観葉植物の植え替え適期として5月〜8月の温暖な時期が挙げられており、品種によって幅はあるものの、おおむね春から夏の生育期が推奨されています。土の入れ替えについても、冬の寒い時期は避けて成長する前に行うのがベストで、春がおすすめだと説明されています。
つまり、真冬に買った株はすぐ植え替えないほうが安全です。休眠期に根をいじると株が弱るので、春まで待つか、鉢はそのままで置き場所と水やりだけ整えるという判断になります。
鉢のサイズは、今より一回り大きいものを選びます。いきなり何倍も大きい鉢に植えると、根が吸いきれない水が土に残って根腐れの原因になるからですね。植え替えのたびに一回りずつ大きくしていくのが定石です。
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| 買った時期 | 植え替えの判断 | やること |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 植え替え適期に入る | 一回り大きい鉢へ植え替える |
| 夏(6〜8月) | 適期だが猛暑日は避ける | 涼しい日を選んで作業する |
| 秋(9〜11月) | 早めなら可・遅いと回復が鈍い | 9月ごろまでに済ませる |
| 冬(12〜2月) | 休眠期なので見送る | 置き場所と水やりだけ整える |
用土は排水性と通気性に優れたものを選びます。市販の培養土は清潔な原料を使っているため室内でも安心して使えると案内されていますし、赤玉土は排水性や保肥性に優れ虫が繁殖しにくいとされています。虫が気になるなら、土の表面に無機質の用土を敷く方法も併用してください。室内での虫対策をもっと掘り下げたい方は、無機質用土と風通しで虫を防ぐ室内管理の記事も参考になるかなと思います。
土は室内向けと書かれた水はけ重視のものを選ぶと、植え替え後の失敗が減ります。100均の株を1〜2鉢植え替えるだけなら5L前後のサイズで足りますよ。
置き場所と水やりの決め方
植え替えと並んで大事なのが置き場所です。ここは品種ごとの耐陰性と、部屋の実際の明るさを突き合わせて決めます。
基準になるのは、直射日光が当たるか、レースのカーテン越しの光が入るか、窓から離れた場所か、の3段階。ポトスなら秋から春は日光のよく当たる部屋に置き、夏はカーテン越しの窓辺が理想的とされています。直射日光は葉焼けの原因になるので、夏の窓辺に直置きは避けてください。
水やりのルールはシンプルです。土の表面が乾いてからたっぷりと。鉢底から流れ出るくらい与えて、受け皿に溜まった水は必ず捨てます。溜めたままにすると根腐れの原因になると明記されているので、ここは習慣にしてしまいましょう。
季節による差も覚えておいてください。冬の水やりは回数も量も夏の半分以下が目安で、土の表面が白っぽく乾いてから数日後に与えるくらいでちょうどいいとされています。夏は逆に、気温がまだ上がっていない早朝か、気温が下がる夜に与えるのがすすめられています。日中の暑い時間に水をやると、鉢の中でお湯のようになってしまうんですね。
肥料についても触れておきます。ポトスの場合、先ほどのハイポネックスの解説では4月から10月に施肥し、緩効性肥料なら2か月に1回程度、液体肥料なら10日に1回程度が目安とされています。緩効性というのは、少しずつ溶け出して長く効くタイプの肥料のこと。冬場は控えめにするよう案内されているので、施肥を止めてしまってもかまいません。品種によって時期は前後するので、育てている株の解説を確認してください。
ひとつ注意したいのが、植え替え直後の扱いです。園芸では、植え替えのあとしばらくは追肥をせずに育てるのが一般的な考え方になっています。根を触った直後は吸収する力が落ちているので、肥料を入れても効かないどころか負担になるんですね。買ってきて植え替えて、すぐ肥料をあげたくなる気持ちは分かりますが、ここは少しがまんです。
もうひとつ、培養土には最初から肥料が混ぜてあるものがあります。袋の表示を見て、すでに肥料が入っているかを確認してから判断してください。二重に入れると濃度が高くなりすぎて根を傷めます。
葉水も習慣にすると効果的です。霧吹きで葉や茎、幹に直接水をかけることで、葉の色つやがよくなり病害虫を防ぐ効果があるとされています。とくに乾燥しやすい真夏と真冬は、常温の水で毎日やるとよいと案内されていますよ。数値や頻度はあくまで一般的な目安なので、実際は株の様子を見ながら調整してください。判断に迷う場合は購入した店舗や園芸店など専門家にご相談いただき、正確な情報は各メーカーの公式サイトをご確認ください。
ダイソーの観葉植物に関するよくある質問
ダイソーの観葉植物はオンラインでも買えますか?
公式オンラインショップの「観葉植物」カテゴリーに並んでいるのは、造花や鉢カバーといった装飾小物が中心です。生きた株については店頭で選ぶのが基本と考えてください。生き物なので配送との相性がよくないという事情もあります。取り扱いは変わることがあるので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
買ってすぐ植え替えたほうがいいですか?
春から夏の生育期に買ったなら、環境に慣らす意味で数日から1週間ほど置いてから植え替えるとよいです。冬に買った場合は休眠期なので、無理に植え替えず春まで待つほうが安全。根が鉢底から大量に出ていて明らかに苦しそうな場合だけ、季節を問わず対応を検討してください。
100円と300円ではどちらを選ぶべきですか?
初めての1鉢なら300円のほうをおすすめします。株が大きいぶん根が張っていて、水切れや置き場所のミスに耐える余力があるからです。100円は数を並べて雰囲気を作りたいときや、挿し木で増やす前提で買うときに向いています。
売り場に虫が飛んでいたら買わないほうがいいですか?
その棚全体を避けるのが無難です。売り場では株同士の距離が近いので、1鉢で発生した害虫は隣に移っている可能性があります。どうしても欲しい品種がある場合は、持ち帰ったあと他の植物から離した場所で数日様子を見てから合流させてください。
レア品種はどうやって探せばいいですか?
品ぞろえの多い大型店を回るのが基本になります。ただ、探し歩く前に自分の部屋で育てられる条件を決めておくほうが大事です。見つけた品種名をその場で調べて、必要な光と温度が自分の環境と合うかを確認してから買えば、レアでも定番でも育てやすさは変わりません。
まとめ|ダイソーの観葉植物は状態を見て選ぶ
ここまで、ダイソーの観葉植物の選び方を売り場から買ったあとの管理まで見てきました。最後に要点を整理しておきます。
- 価格帯は110円・330円・550円が中心で、初めての1鉢なら330円が扱いやすい
- 品ぞろえは大型店に偏るので、店舗の規模を調べてから出かけると空振りしにくい
- 店頭で見るのは葉の色つやと徒長、根詰まりと土の状態、葉裏と土表面の害虫の3点
- 初心者向けの定番はポトス・パキラ・シンゴニウムで、いずれも耐陰性がある
- レア品種は希少性でなく、自分の部屋の環境で育つかどうかで選ぶ
- 買ったあとは生育期なら一回り大きい鉢へ植え替え、冬は春まで待つ
- 水やりは土の表面が乾いてからたっぷり、受け皿の水は必ず捨てる
110円の株でも、選び方と最初の手当てさえ間違えなければ何年も育ちます。逆に高い株を買っても、状態を見ずに選んで置き場所を間違えれば同じように枯れる。そう考えると、100均は練習台としてかなり優秀な場所かなと私は思います。
まずは1鉢、あなたの目で状態のいい株を選んで持ち帰ってみてください。育つ実感がつかめたら、次はもう少し大きな株や違う品種に手を伸ばす。その順番がいちばん楽しいですよ。
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